停電時、固定電話は使えるのか?
災害時等、よく耳にするのが、「固定電話」はまず繋がらない。というもの。
では、「携帯・スマホ」の回線も、先の震災時、アテにならず、「SNS」が注目されたのは記憶に新しいところです。
特に、「固定電話」については、「停電したら繋がらない」ケースが多いのが現実ですが、当時「ひかり電話」等、NTT回線以外は「停電時役にたたないのでNTT回線に戻したい」等の相談を受ける事が多くあったので詳しく調べてみた事があります。
「NTT」は大丈夫だと言っている?
NTTでも「フレッツ光」など「ひかり回線」のサービスを提供していますが、当然、「ホームゲートウェイ」や「ルーター」には電源が必要になるので、電話は通じません。厳密には、NTTの従来からある、「メタル回線」で、かつ、電気を使用しないNTTから貸与される、いわゆる「懐かしの黒電話」に限っては、停電中でも通話が可能だとのことです。
したがって、ほとんどの家庭、会社で使用されている、市販の電話機ですと、いかに「メタル回線」を通していても「電話機自体」に電気が必要なので、電話が利用出来ないというのが現実です。
そこでNTTでは、停電時でも利用できる「電話機」をレンタルしているようですが、「災害時にはSNS」という風潮に変わってしまったので、正直あまり注目されていないようです。
このへん「電話会社」の人でもよくわかっていないケースが多いようです。
実際、いざ災害発生といったときには「ネット環境もパンク」してうまく繋がらないケースが見受けられるそうで、「LINE」の「既読・未読」で安否を確認する、という利用法が多く推奨されているようです。
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