【検証】液晶テレビの音質の不満は外付けスピーカーで対応
ほとんどの家庭のテレビが液晶テレビになって、確かに画質は、HD、フルHD、4Kと、綺麗に視聴できるようになりましたが、「音質がイマイチ」と感じている人も多いのではないでしょうか?。
私も地デジ化以前、アナログブラウン管テレビに、ケーブルテレビのSTB(セット・トップ・ボックス)を接続」して、地デジ、BS、CSを視聴していた時の方が、「音」が良かったという、印象があります。
テレビは薄くなればなるほど音が悪くなる?
テレビは、上位機種であっても、「音質が非常に悪い」と言われています。
薄さ、大画面を追求するあまり、十分な音の反射スペースが取れず、価格競争による、音響関連部品の低廉化などが、音質低下の原因らしいです。
ネット上のレビューでも「薄ければ薄いほど、画面が大きくなるほど、音質が悪くなる」という声が多いようです。
国内の大手メーカーも、その点は自覚しているらしく、費用がかからないデジタル処理の部分では、音圧を上げるために、サラウンドアルゴリズムを通すなど工夫を凝らしているようですが、高音質モードにすると、なぜか音がねじ曲がって聴こえてしまうという、「困った仕様のテレビ」も見受けられます。
低価格が「売り」の「ジェネリック」や「PB(プライベートブランド)」「海外メーカー製品」なども、映像は見てすぐ分かるので、それなりに頑張っているようですが、その価格通り、音質には後回しになってしまっている感があります。
別売りのサウンドバーで音の悪さをカバーする
結局、テレビ側には、期待できないので、別途、「テレビ用サウンドバー」なるものを購入しなければならないのですが、家電量販店のテレビ売り場で販売されているのは、「SONY」、「YAMAHA」、「BOSE」など、大手サウンドメーカー製品ばかりで、安くても、3万円以上はします。
価格協定があるのかと思うくらい、テレビ本体とは違い、どこも同じような価格設定のようです。
そんなとき、某ホームセンターで発見した、この「AudioComm(オーム電機)」の「ジェネリック」激安サウンドバー、1万円でおつりが来る価格なので、店員さんに在庫を確認して見ると、「在庫限り」、という事なので、即購入!!!。
自宅の2008年式、SHARP「アクオス」に早速、つなげてみました。
「光デジタル音声ケーブル」が同梱されているので、テレビとつなげてみる。
念のため手持ちの「RCA音声コード」も接続しておきました。
「接続設定」は、テレビ側のリモコンで、「メニュー」→「デジタル設定」→「デジタル音声設定」と進み→「PCM」か「AAC」を選択するのですが、取説に「PCM」とあったので、「PCM」に設定。
これで、テレビのスピーカーの音声が消音され、「サウンドバー」から、音声が出る様になります。
「音量」、「音声の調整」「イコライザ機能」は、付属のリモコンで行います。
リモコン左上の「入力切換」ボタンで、「Bluetooth」スピーカーとして仕様するように切り替える事ができます。
「Bluetooth」として、スマホにペアリングされると、「ASP-1957Z」という名前で認識されます。
音については、まぁ至って普通。特別悪くもなく良くもないという感じですが、テレビ本体に比べて明瞭度は、明らかに向上します。
値段の割には、導入する価値はありそうです。
ただし、高音量、低音量をMAXで設定する方向で調整しないとテレビのスピーカーとそんなに変わりなく、物足りないように感じます。
なので、我が家では高音、低音ともにMAXにしています。
低音はボンボン響くタイプではなく、全体のバランスを重視している様です。
「ニュース」や「バラエティ」番組だと、違いが分かりにくいのですが、「映画」や「音楽ライブ」番組ですと、明らかに、高音、低音の違いがはっきり分かります。
「ニュース」や「バラエティ」番組だと、違いが分かりにくいのですが、「映画」や「音楽ライブ」番組ですと、明らかに、高音、低音の違いがはっきり分かります。
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