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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

スマートテレビ

【検証】「AndroidTV」搭載テレビで「Rチャンネル」を視聴する方法-「BrowsHere」アプリ使用


【検証】「AndroidTV」搭載テレビで「Rチャンネル」を視聴する方法-「BrowsHere」アプリ使用

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「Rチャンネル」とは、楽天TVが展開するCSテレビチャンネルのライブ配信サービスになります。



基本的に、スマートフォン・タブレット端末の専用アプリ内で視聴する形式になります。

しかし同じネット配信とは言っても、テレビの大型画面で視聴できるための「AndroidTV」「GoogleTV」「Fire TV Stick」向けには、専用アプリが用意されていません。




「Fire TV Stick」の場合同様、ブラウザアプリ経由で視聴可能です
今回は、Browsehereなるブラウザアプリを使用した、アプリ非対応動画を視聴する方法を紹介します。



Browsehereとは、Android TVGoogle TVウェブサイトを閲覧できるブラウザアプリです。

RチャンネルBrowsehereというアプリを通して視聴する方法は、以下の通りです。

Android TVGoogle TVのホーム画面から、Google Playを開きます。

検索欄に「Browsehere」と入力して、Browsehereアプリを見つけてインストールします。

Browsehereアプリを起動します。

トップページから、検索エンジンを選択します。

20240302-rchan-001

検索欄に「Rチャンネル」と入力して、検索します。

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検索結果の中から、楽天TVの公式サイトを選択します。

サイトにアクセスしたら、ログインしてください。

ログインには楽天会員のIDが必要です。楽天会員でない場合は、新規登録してください。

ログイン後、Rチャンネルの番組表から、視聴したい番組を選択してください。

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番組の詳細ページから、再生ボタンを押して、Rチャンネルライブ配信を視聴できるようになります。

↓「Fire TV Stick」の場合も、Amazon製Silkブラウザ経由で同様の視聴が可能です。



しかしながら「AndroidTV」「GoogleTV」「Fire TV Stick」でのRチャンネル視聴は、登録されている50チャンネルの「LIVE配信」のみとなります。

「見放題」コンテンツ専用アプリが必要になりますが、iPhone、Android端末での視聴に限られてしまうようです。

↓ちなみに以下のチャンネルもスマートフォン・タブレット端末での視聴が前提のようです。



(関連製品)



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【情報共有】チューナーレステレビで採用されているOS「AndroidTV」と「GoogleTV」の違いとは?


【情報共有】チューナーレステレビで採用されているOS「AndroidTV」と「GoogleTV」の違いとは?

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2023年度から、家電量販店店舗でも複数の「チューナーレステレビ」なる製品を見かけるようになりました。

この分野の製品では、テレビのOS(オペレーティングシステム)として「AndroidTV」「GoogleTV」と、2種類のOSが存在しています。

一見「同一OS」のように思われますが、厳密には「別歴史」がある似て非なるOSのようなので、その違いを調べてみました。

2024年現在販売されているテレビに於いては「同一OSのインターフェイスの違い」という位置付けのようです

とは言え、両方ともGoogleが開発しているOSであり、できる事はほぼ一緒ですので、これから購入する際には「あまり気にする必要はない」のかも知れませんが、Panasonic、TVS-REGZA(旧東芝)、Hisenseなどメジャーどころでは「独自OS」を使用してネット動画に対応しており、けっこう「使い勝手に差」がありますので、これらの違いを知っておいて損はないでしょう。

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Android TVGoogle TVは、両方ともGoogleが開発したテレビ用のOS(オペレーティングシステム)です。

【AndroidTV】

Android TVは、かんたんに言うとスマートフォン、タブレット端末で使用しているAndroidOSをベース「テレビ向けにカスタマイズ」されているシステムになります。

あくまで、一部ではありますが、タブレットやスマートフォンで採用されている、あらゆる種類のアプリを実行できる事が特徴とされています。

また、Android TVは、デバイスメーカーがそれを実行するデバイスを作成するためのオープンプラットフォームなので、ニーズに最適なものをメーカー側で追加できるようになっているシステムです。

店頭で見かける製品としてしては、日本のメーカー「ORION」製チューナーレステレビなどに搭載されています。


【GoogleTV】

一方、Google TVは、同じGoogle製品でも、PC向け「ChromeOS」、スマートテレビデバイス「Chromecast」をベースに構築されたインターフェースで、本来別売りである「Chromecast」機能が内蔵されており、スマートフォン、タブレット端末、PCとも同期して「直接テレビ画面にミラーリング」できるようになっています。

「TCL」「GreenHouse」など「格安メーカー」の2023年からの機種もGoogleTVを採用。

また、SONY、SHARPでもGoogle TVを採用し始めています。




もっとも、AndroidTV搭載のテレビでも「Chromecastビルトイン(機能が内蔵)の製品が増えていますので、今後この「差」は関係なくなるのかも知れません。

以上の情報を踏まえると、Android TVは、スマートフォンやタブレットとの親和性が高く、オープンソースであるため、制限なしに任意のアプリやゲームを使用できる

Google TVは、より統一されたインターフェースを提供し、コンテンツの検索と発見に特化しています。

どちらのテレビが適しているかは、個人の好みによって異なるでしょう。


(参考書籍)







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【検証】「AndroidTV」搭載のテレビ-OSのアップデートはできるのか?


【検証】「AndroidTV」搭載のテレビ-OSのアップデートはできるのか?

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ネット配信映像が視聴できる「AndroidTV OS」が内蔵されているテレビが増えています。

Androidと言えば、スマートフォンのOSとしても知られていますが、他のOS同様「定期的にアップデートしないと動作が不安定になる」かと心配な向きもあるかも知れません。

AndroidTVというOS自体、登場してからまだ数年しか経っていませんので、まだまだ実感が沸かないのですが、「家電量販店」の店員さんにそのあたり質問してみました。

すると、「最近の液晶テレビ自体の寿命が概ね5年前後なので、次に買い替える時点でOSがアップデートしていますよ」と言う人もいれば、「スマートフォンのAndroidのバージョンがだいたい2年ほどでアップデートされるので、同様の扱いになるのでは」といった「あいまいな返答」が多いようです。



もっとも「OS自体」ではなく、各「アプリ」それぞれが「頻繁にアップデート」されていますので「コンテンツ」を楽しむ分には問題なさそうではあります。

しかし常時「インターネット回線に接続されている」状態が前提の機能ですので「セキュリティ面での心配」をされる方には心配があるかも知れません。

基本的にAndroidスマートフォンのOSと同様の扱いとされているようですが・・・



今回は自宅の、ORIONチューナーレステレビ「SAUD501」でのOSアップデートを以下の手順で「確認」してみましたので、その結果を「情報共有」します。


【1】リモコンを使用して、ORIONテレビのメニューにアクセスします。

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【2】メニュー内で「設定」または「システム設定」といったオプションを選択

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【3】「デバイスの設定」→「詳細」と進みます

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【4】「詳細」→「システムアップデート」

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【5】「システムアップデート」の実行

テレビはインターネットに接続されていることを確認し、アップデートの確認を実行します。

アップデートが利用可能な場合、通常、テレビはそれを検出し、ダウンロードを開始します。

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アップデートが正常に完了すると、テレビは再起動することがあります。

アップデートが正常にインストールされるまで待つ事もあります。
「ORION」のテレビの場合は以上の手順で確認できましたが、他社製テレビでも「似たような手順」を行う事で「アップデートの確認」ができるかも知れません。







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【情報共有】液晶テレビのの「白飛び」とはどういう症状現象か?


【情報共有】液晶テレビの「白飛び」とはどういう症状か?

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「4K液晶テレビ」購入を検討し、製品比較をしている中で、画面の「白飛び」というワードがよく出で来るので「どういう現象」なのか調べてみました。

「白飛び」とは、表示能力や設定によって起こる現象の事を言いますが「設定」によってある程度改善が期待できます

液晶テレビの「白飛び」とは、「画面の明るい部分が明るすぎて、色や形が区別できなくなってしまう現象」を指すようです。

例えば、雪景色や空などの白いものを写したときに、細かいディテールが失われて真っ白になってしまうことがあります。これを「白飛び」と表現するようですが、「液晶テレビの表示能力や設定によって起こる」と言われています。

液晶テレビの「白飛び」には、主に以下の2つの「原因」があるようです。

①「バックライトの明るさが高すぎる」

バックライトの明るさが高すぎると、画面全体が白っぽくなり、階調が失われる傾向があります。

これは、店頭で目立つように明るく設定されたままの液晶テレビを購入した場合によく起こる現象です。

バックライトの明るさは、部屋の照明や視聴距離に合わせて調整する必要があります。

②「コントラストや彩度の設定が不適切」

コントラストや彩度の設定が不適切だと、画面の色や明暗が極端になり、白飛びや黒つぶれを引き起こします。コントラストは、画面の明るい部分と暗い部分の差を表します。彩度は、画面の色の鮮やかさを表します。コントラストや彩度を高く設定しすぎると、画面が不自然になります。


液晶テレビ白飛びを防ぐためには、以下の対処法があります。

・バックライトの明るさを下げる

バックライトの明るさを下げることは、最も簡単な対処法です。液晶テレビのリモコンやメニューから、バックライトの調整ができます。バックライトを下げると、画面全体が暗くなりますが、白飛びは減少します。

・コントラストや彩度の設定を適切にする

コントラストや彩度の設定を適切にすることは、少し難しいかもしれません。液晶テレビには、標準や映画などのプリセットモードがありますが、これらは必ずしも最適ではありません。自分でカスタマイズする場合は、参考画像や測色器などを使って調整すると良いでしょう。


(参考動画)





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【情報共有】「TCL」というメーカーの「液晶テレビ」が続々参入しているようですが


【情報共有】「TCL」というメーカーの「液晶テレビ」が続々参入しているようですが

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「ビック/コジマ」「ヨドバシ」「エディオン」などの家電量販店店頭で、「格安で大型な液晶テレビ」として注目されている「TCL(ティーシーエル)」というメーカーが最近目立つようになりました。

日本では「格安ブランド扱い」ですが数少ないオリジナル液晶も製造している「液晶テレビ世界第2位」のシェアを誇るメーカーです

価格が価格だけに、さすがに「日本メーカー」製品ではありませんが、「2022年度世界2位」の販売数を誇る中国のメーカーになります。(ちなみに、1位がサムスン、3位がLGです)

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なお「日本国内での液晶テレビシェア」に於いても、2022年度には、前年のSONYを抜いて、4位と、販売数を伸ばしているようです。(1位SHARP、2位Panasonic、3位TVS、5位SONY)

「TCL」は、「世界160カ国以上で事業展開」しており、「自社で液晶パネルを生産することができる数少ないメーカー」の一つでもあります。

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「TCL」液晶テレビは、低価格帯に強みがあり、高画質な「QLED」技術スマートテレビ機能(AndroidTV)を搭載したモデルが人気です。

「QLED」とは、液晶テレビに表示される色域が従来製品よりも大きい技術で、鮮やかな映像と滑らかな動きを実現しています。

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また、最近話題の「チューナーレステレビ」積極的に展開しており、「エディオン」「ドン・キホーテ」オリジナルモデルでも「TCL」製品が採用されているようです。

また「デジタルサイネージ」向けのディスプレイ(従来の看板や紙媒体のポスターに代わる情報発信システム)分野でも従来の「SHARP」の独占状態から「TCL」製品に切り替わっている印象もあります。

今後、「Panasonic」が「OEM」として「TCL」製品を採用するという動きもある事から、製品としての「信頼性も高い」かと思われます。

なお、ネット上では「画像と音声にズレがある」という声もあるようですが、もしかしたら、どのメーカー製品にも共通「50インチ以上のモデル」の4Kテレビにありがちな「視覚的な慣れの問題」なのかも知れませんね。


(参考動画)




(関連製品)


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