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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

スマートテレビ

【トラブル解決!】液晶テレビ「B-CASカード」が読み込まなくなってしまった


【トラブル解決!】液晶テレビ「B-CASカード」が読み込まなくなってしまった

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2007年に購入した、液晶テレビ、SHARP「AQUOS」「このICカードは読み取れません、もう一度挿入しなおすか正しいICカードを挿入してください」というメッセージが頻繁に表示され、「地上波・BS・110°CS」いずれの放送が見られなくなってしまう状況が続いています。

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接続しているチュナー内臓「ブルーレイレコーダー」経由で視聴できていますがそろそろ「買い替え時」かも知れません

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もっとも、「B-CASカード」自体「物理的にICカードに狭いスロットに差し込む」仕組み上、定期的に「エアダスター」でホコリを飛ばし、「接点復活スプレー」を塗布する事により、「状況復帰」させるなど「騙しだまし」利用できてはいました。

しかし、今回は「電源を付けるたびにホコリを飛ばさない」と「テレビ自体見れなく」なってしまいました。

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ところが、我が家のテレビにはブルーレイレコーダー「Panasonic Diga」接続されており、これに「地上波・BS・110°CSチューナー」が搭載されており、「レコーダー内臓のチューナー」を介して「番組録画」だけではなく「一般視聴」できる事を思い出しました。

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「チャンネル」操作はもちろん「レコーダーのリモコン」を使用します。

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「TVゲーム」や「FireTV Stick」などと同様、テレビ側の「HDMI端子」に接続されていますので「入力切替」ボタンで接続されている「HDMI端子」に合わせます(我が家の環境では、入力5に割り当てています)。

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ちなみに2000年代に発売された液晶テレビの多くが、HDMI端子が2~3個しかない場合も多く「全部ふさがっているので接続できない」と言った心配があるかも知れませんがその問題は「ご心配なく」。

別途「HDMI分配器」を用いれば「スロット不足も解消」します。

(参考製品)

「Digaを接続」して画像を確認してみたところ「チューナーが異なる」せいか、もしくは「Diga」の製造年代が「約10年新しい」ためか「黒がよりクッキリ再現」されているように感じます。

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心なしか、「画素数」「音質」は同じハズなのに「かなり改善された印象」なのは「気のせいかも知れませんが・・・。」

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仕組みとしては「ケーブルテレビ」の「STB(セットトップボックス)」を介した「テレビ視聴方法」と同じです。

しばらくこの手法で「テレビ視聴」をしのいでみて、いずれ「4Kプロジェクター」か最近人気の「チューナーレステレビ」を導入するなど「検討」してみたいと思います。


(参考動画)



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【情報共有】液晶テレビの「VA」「IPS」パネルの違い-サイズによって特徴があります


【情報共有】液晶テレビの「VA」「IPS」パネルの違い-サイズによって特徴があります

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「液晶テレビ」が普及しはじめた頃、主な「液晶パネル」の選択肢として、大きく分けて、「VA」「IPS」2種類「どちらかにする」論争があった記憶がありますが、2023年7月現在、「家電量販店」店頭での「POP表記」や「カタログ」内の「スペック欄」から消えているケースも多いようです。

このあたり、「家電量販店」「テレビコーナー」で声をかけてきた「販売員」さんに「質問」してところ、「要領を得ない返答」(もっともこの分野は異常に詳しい販売員も少なくないので、たまたまなのでしょうが)でした。

商品的に「10年以上」開発が続いており、「性能が安定」しているのか「調べて」みました

視聴環境や好み、使用目的によって違いを感じるようですので、自分に合ったテレビを選ぶほうが重要かも知れません

そもそも、「液晶テレビ」のパネルには、大きく分けて「VA」パネル「IPS」パネル2種類があります。

これらは、液晶分子の回転する方向「垂直(VA方式)」「水平(IPS方式)」かという違いなのですが、これによって「液晶パネルを透過した光の拡散の具合」に違いが出ます。

パネルの種類と動作原理

「液晶パネル」は、バックライトの光「赤・緑・青(RGB)のカラーフィルター」を通して「画素(ピクセル)」に分けて表示します。

ひとつひとつの画素は、「液晶分子がシャッター」として動作して光の量を調節します。

この「液晶分子の動きを電気的に制御」することで、明暗や色を再現できるわけです。

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パネルのメリットとデメリット
それぞれのパネルには、以下のようなメリットデメリットがあります。

【VA(ブイエー)】

・明るく華やかな画質が得意

・コントラスト比が高い

・黒色表現が良い

・斜めから見ると白くモヤがかかったように色が変わる

・視野角が狭い




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【IPS(アイピーエス)】

斜めから見てもほとんど色の変化がない

・視野角が広い

・明るさやコントラスト比が低い

・黒色表現が悪い



【適したテレビ画面サイズ】

「テレビ画面サイズ」によっても、パネルの選択に影響することがあります。

一般的には、以下のような傾向があります。

「VAパネル」大型で高画質なテレビに向いているとされています

現状、「43型」以上の「4K液晶テレビ」の多くに採用されている印象があります

個人的には「映画」や「音楽ライブ」などの「映像」に向いているように感じます。





「IPSパネル」小型で広視野角なテレビに向いています

「32型」以下の「液晶テレビ」を始め「PCの液晶ディスプレイ(特にゲーミングモニタ)」、「ノートPC」への採用が目立ちます。

個人的には「趣味ではない」のですが、「スポーツ実況」や「テレビゲーム」などに向いているという声があるようです。




ただし、これはあくまで目安であり、メーカーやモデルによっても差が見られます。

また、「環境や好みにもよります」ので、自分に合ったテレビを選ぶことが大切でしょう。

ところが、現在では「製造段階での使い分け」がなされているためか、この知識がない「販売員」さんも少なくないようです。

また、前述のように「店頭」での「POP表示」「パッケージ記載」も「非常にわかりづらく」なっているようですので、「事前にネットなどで調べてから商品を指定」した方が無難かも知れません。




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【情報共有】「ゲオ」で発見!「チューナーレス4KUHDテレビ」-もちろん「受信料不要」の「43型4Kモニタ-」扱いになります


【情報共有】「ゲオ」で発見!「チューナーレス4KUHDテレビ」-もちろん「受信料不要」の「43型4Kモニタ-」扱いになります

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ここ最近「ゲオ」店舗での「低価格液晶テレビ」品揃えの「充実」が気になっています。

個人的に「居間用」のメインテレビが「そろそろ寿命」かなという状況なので、こまめにチェックしていたのですが、何と「ゲオ」店舗で、最近話題「チューナーレステレビ」が販売されているのを「発見」しました。

「GoogleTV経由コンテンツ」しか観ないのであれば、「43型」で「4KUHD」は現在「最安」かも知れません

この「チューナーレステレビ」。当然海外製ではありますが「WIS(ASTEX)」という国内の「ファブレス企業」の製品で、「ゲオ」ではよく見かけるメーカー製品です。



特筆すべき点は、最近ちょくちょく見かけるこの手のテレビですと、解析度が「フルHD」の製品のイメージなのですが、このテレビは「4KUHD」対応なのが気になります。

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「チューナーレステレビ」なので、当然「地デジ」「BS」「110°CS」放送は視聴できないため「受信料不要」とうたってはいますが、「HDMI」端子「デジタルチューナー内蔵レコーダー」を繋げれば「レコーダー」側のリモコン操作が前提ですが通常の「テレビ放送」の「視聴」が楽しめます。

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基本的には、内蔵されている「AndroidTV」機能を使用して「YouTube」「プライムビデオ」「Netflix」などの「ネット配信コンテンツ」を視聴する方法がメインになります。

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↑まぎらわしいのは「チューナー」の表記がそれぞれ「x0」となっているのは「混乱」されるかも知れません。

とは言え「43型」でかつ「4KUHD」のテレビ(モニター)が「32,780円(税込)」で手に入るのはやはり「気になる」ところです。

しかしながら「ゲオ」に限った話ではありませんが、こうした「チューナーレステレビ」のほとんどが「店舗に在庫されて」いても何故か「実機が展示されておらず画質などを確認できない」ので「なかなか購入に至らない」ので、あれこれと「比較できない」という残念な現状でもあります。

↓この分野の始まりは「ドン・キホーテ」「チューナーレススマートテレビ」。



↓「ヤマダ電機」オリジナル「FUNAI FireTV」「AndroidTV」ではなく、Amazon「FireTV」を採用されていますが「チューナーレス」ではありませんので「受信料不要テレビ」とは言えないようです。




↓「エディオン」では「TCL」「共同」「チューナーレステレビ」を販売。




↓「ORION」製品も評判が良いらしいです




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【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?


【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?

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2022年6月現在「家電量販店」店頭で見かける「液晶テレビ」「4Kテレビ」「フルHDテレビ」がほとんどのように感じます。

そんな中「32型~40型」サイズの一部の機種で「4K」ならぬ「2K」、小型の「19型~24型」では「1K」なる規格が「表示」されているテレビも販売されているのも見かけます。

ちなみに「HD」とは「ハイビジョン」の正式名称である「High Definition TeleVision(HDTV)」を略した名称で、「画面解像度」は「1280×720」という「解像度」になります。

この「解析度」と「画面のサイズ」について「確認」してみましょう。


あくまでテレビ機器の「スペック上の規格」なので「実際の放送映像」と一致しないケースもあるようですが


画像ピクセル数画面解析度
HD(720p)1280×720
1K1366×768
フルHD(1080p)1920x1080
2K(1440p)2560x1440
4K(2160p)3840x2160
8K(4320p)7680x4320


「4K」テレビ-43インチ以上が主流

一般的に「4K画質」が実感できるテレビのサイズとして「43型」以上と言われています。

しかしながら、現状「4K放送」とされている番組のほとんどが「4Kアップコンバート」と呼ばれる「疑似(HD画質の映像を4Kぽく観れるレベル)映像」放送局側から「送信」され「テレビ側」の機能で「再現」させるという仕組みです。


「2K」テレビ-40インチ以下の「一部」で存在しますが・・・

「4K」テレビが登場する前の「基幹放送」である「地上デジタル放送」(BS、110°CSは番組により異なる)は、基本、縦横「2560x1440画素(フルHDの1080x1920に収まる)」よう「送信」されています。これが「2K」という「規格」になります。

この「送信された映像」を視聴する「テレビ」側で「復元再生」するのですが、一般的にほとんどのテレビが「フル液晶テレビ」の「解析度」が「1920x1080p」であれば「送信される映像が2KであったとしてもフルHDでしか再現されない」と言う事になります。(もっともテレビ側のアップコンバート機能でそれなりに画質がよくなる機種も存在します)

「2K」として販売されているテレビはこの「2560x1440画素」をフルに「再現」できるテレビで「4Kテレビ」が普及した頃から「市場に登場」してきた製品なので「知名度が低い」のかも知れません。

「まぎらわしい」のはこうした規格自体が「曖昧」なようで「メーカー」「販売店」によっては「2K=フルHD」「疑似2K(アップコンバートできるテレビ)」を「同一製品」として「位置づけ」ているケースも「少なくない」ようですので「よく確認」したほうが良いでしょう。

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「1K」だと数値上「フルHD」以下「HD以上」のスペックになるので「24インチ」以下が主流のようです

「1Kテレビ」はというと厳密に言えば「1366×768p」のテレビの事をさすらしいのですが、従来「1280x720p」解析度の製品が多かった「19~24型」テレビの一部がこの「1K」という規格を採用しているようです。

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「地上デジタル放送」が「見られれば大丈夫」
という「世帯」であれば従来の「HDテレビ」に比べ「若干」画質が良くなり「価格帯」もさほど変わりがないように感じますので、「2台目」「新生活でとりえず小さいサイズでもテレビが欲しい」という場合の「選択肢」として「チェック」しておいても良いと思います。


(参考製品)


【2Kテレビ】





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【情報共有】テレビの「全録」「4Kチューナー」入り「不要論」


【情報共有】テレビの「全録」「4Kチューナー」入り「不要論」

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家電量販店などの店頭で陳列されている「4K対応テレビ」の多くが「4Kチューナー内蔵」「HDD内蔵全録」や「タイムシフト録画」などの「付加価値」を付け「差別化」をはかっている一方、こうした機能を省いて「50Vで5万円を切る」ようなモデルも「ネット通販」「ゲオ」などでも見かけます。

「国内メーカー」「ジェネリック」「中華製」などの違いはあるものの、果たして「価格が高い」ほうが「本当にお得な買い物」なのか悩むところです。




「見逃し番組ならTVerかGyao!」で「そもそも配信系は録画不可」

「テレビの価格の基本的考え」は「画面パネルサイズあたりの価格差は国内・海外メーカー問わずほとんどなく、追加機能によって価格差がでる」
というものなので「テレビの視聴習慣」によって「製品選び」をするという考えもアリかも知れません。

あくまでも「個人的」的な話ですが、所有の「ブルーレイレコーダー」「HDD」は「WOWOW番組の録画専用化」されており「他の地上波、BS」などほぼ入っていない状態。

「4K放送」に関しては今のところ「NHK BS 4K」はじめ「民放BS 4K」も観たいコンテンツがない現状なので「必要ならレコーダーを買い替えて対応」する予定。




もっとも「地上波」「BS」などで「見逃し視聴」などしたい場合「TVer」「Gyao!」などの2つのサービスでほぼカバーされつつあるようなので「よっぽど残したい番組がある」ケース以外は「とくに録画する必要」はないのかも知れません。



TVer(ティーバー) 民放公式テレビポータル/動画アプリ
TVer(ティーバー) 民放公式テレビポータル/動画アプリ
開発元:TVer INC.
無料
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GYAO! / ギャオ
GYAO! / ギャオ
開発元:Yahoo Japan Corp.
無料
posted withアプリーチ

「TVer」「Gyao!」はじめ「Amazonプライムビデオ」など「ネット配信」の番組は「テレビ」や「レコーダー」には録画できませんが、こうした「見放題」的なサービスならば「レコーダー」は不要でしょう。

我が家では基本的に「FireTV Stick」で「ネット動画」視聴が中心で、BSは「WOWOWオリジナルコンテンツ」だけでも「観る時間が足りない」状況なので、今のところ「これ以上の機能は不要」と考えています。

「地デジの4K化」もあまり需要はなさそうですし「足りない機能は必要に応じて後から補う」感覚テレビを選ぶ手もアリかも知れません。


(参考製品)





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