中古スマホ端末の安心な売り方ー推進組織RMJの現状
最近、「TSUTAYA」や「ゲオ」「Book OFF」などでも積極的に、スマホ・携帯電話の買い取り、販売を行っていますが、こうした大手業者の多くが「RMJ」に加盟しています。
RMJ(リユース・モバイル・ジャパン)とは
総務省の指導の元、「携帯市場」「TSUTAYA」「ゲオ」「Book OFF」などが中心となって・2017年に「リユースモバイル端末の健全な売買の取り決めを統一させることを目的」とした組織です。統一されたシステムで製品の査定を行うので、端末の状態にもよりますが、「買い取り金額」もより「適正価格」であると言われているようです。
キャリア下取り端末の大半は海外へ流出
「Docomo」「au」「ソフトバンク」等キャリアでの「下取り」との買い取り額の差が気になるところですが、現状では若干ではあるものの、「RMJ」加盟店に売却したほうがお得だそうだとの事。ちなみに、キャリアで回収した製品の2次流通先はほとんど海外であることが「総務省」でも問題視されていますが、「RMJ」の場合、それぞれの加盟店での「国内販売」がメインになっており、「自動車」「ブランド品」などと同じように「中古スマホ」を流通させるという、総務省の思惑の一躍をになっているようです。
バッテリーはモバイルバッテリーとの同時購入を推進
これは、「ノートパソコン」などモバイル機器全体にも共通の問題ですが、内臓バッテリーを新品に交換するコストだけで新品端末が買えてしまうというのが「オチ」なので「RMJ」としては「モバイルバッテリー」との同時購入を推奨しているようです。幸い、スマホをお持ちであればほとんどの人が「モバイルバッテリー」を所持されていると思われますので問題ないでしょう。
解約された機器の約半数が埋蔵端末化されている
これも総務省が懸念している点ですが、スマホを買い替えたあと、以前使っていた端末のほとんどが市場に流通されず、家などに保管されたままであるという事です。「RMJ」側の主張では、これら「埋蔵端末」が流通されるようになれば現状よりも「高く買い取り、安く販売」することが可能であるという事です。
「SIMロック解除」された端末が高く買い取られるケースも
ただし、端末を買い取ってもらう際に気を付けたいのが「SIMロック」が解除されているかいないかで買い取り価格に差が出るという事です。当然「ロック解除」の手間がかからない分、買い取り額が高くなるのは言うまでもありません。
「ロック解除」はキャリアショップに持ち込んでやる方法もありますが、手数料を取られるのと、解約したあとの端末は受け付けてくれないという現実がありますので、面倒かも知れませんが、「無料」でできる、ネットでの手続きがベターでしょう。
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