「情報弱者」を狙う、送り付け商法


宅配便

我が家にも、過去2回「送り先不明の着払い宅配便」が送られて来たことがあります。

高齢者を狙う「送り付け商法」
商売上、毎日のように、我が家には「宅配便」「ゆうパック」が届くのですが、ある日、母が作業中の私の部屋に「荷物が届いたからお金ちょうだい」と入ってきました。

取引上、着払いの荷物のやり取りはしていないので、おかいしいな、と玄関先まで出てみると、その荷物は、ありえない事に、数年前亡くなった父宛の、商品代金 8、500円+送料+着払い手数料というもの

1度目は「佐川急便」、2回目は「ゆうパック」でしたが、あきらかに怪しいので、「受取拒否」して持ち帰ってもらいました。

宅配伝票

一番怪しい点は、「送り主」の欄に手書き「TVショッピング」としか書かれていなかった事

商売道徳上(一般の家庭でも当たり前のことですが)、送り人の「住所」「電話番号」「名前」が記入されていないのは論外ですよね。

出入りの「ヤマト」「ゆうパック」の人にこの話をしてみると、「わりとよくあるケース」らしく、宅配業者側としても、「受取拒否」されても、送り主の元に返送して、代金を送り主に請求するので損にはならないので、「身に覚えのない荷物なら、受取拒否されても問題ないですよ」という事でした。

よくあるパターンとして、高齢者が一人でいる時に荷物が届いて、家族の誰かが頼んだものだろうと気を効かせて受け取ってしまうというケース。

冷静に考えれば、ネット通販全盛の現在「現金着払い」で販売するというのも「古い手法」なので、(ただし、佐世保発のテレビ通販番組では今だに使っていますが・・・)身に覚えのない荷物には注意したほうが無難だと言えるでしょう。




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