【コロナウイルスデマに注意!】-「トイレットペーパー」「ティッシュペーパー」の在庫は充分すぎるほどあるのに・・・

corona

「スーパー」や「ドラッグストア」の店頭から「トイレットペーパー」「ティッシュペーパー」など「紙製品」の品切れが続出していると、連日マスコミで大騒ぎの状態のようですが、どうも「テレビ」などは「SNSでの拡散が原因」にしたがる傾向が見受けられますが、それをさらに「報道」しているマスコミ自体もどうかな?という印象もあります。
マスコミは「SNS」のせいにしがちな印象「テレビ」「新聞」など既存のメディアが取り上げているので自らが「騒動」を起こしている自覚がなさそうですが・・・
もう30年ほど前の話なので現在とは状況は違うと思いますが、当時日用品消耗品(洗剤、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、紙オムツ)などの「バイヤーチームスタッフ」時代、米国の「親ブッシュ」政権が引き起こした、いわゆる中東における「湾岸戦争」勃発の際にも、1週間ほど、店頭から「洗剤」「トイレットペーパー」「ティッシュペーパー」などが「常時品切れ状態」になったことを思い出されます。

このときは約「半世紀」ほど前の「第一次中東戦争」による「オイルショック」同様、「無責任なデマ」によって引き起こされた現象と言われていましたよね。

この時点で各メーカーの担当者がこぼしていたのが「今現在生産が止まっても、向こう1年半分の在庫は余っているが、輸送力不足で「配送が間に合わず、結果品切れをおこしている」というもの。

その後「阪神淡路大震災」「東日本大震災」を経て現在「国民に必要な5倍の在庫を抱えている」状況なので、皆さん「節度ある買い物」を心がければ、店頭で混乱する事はないと思われます。

また「デマ」の根拠として「紙製品の中国からの輸入に頼っているから」というのは完全に間違い「パルプ(木材から紙に生成したもの)」「古紙(古新聞など)」の材料は逆に「日本から中国に輸出している」ので騙されないように・・・。

また、こうした「品切れ現象」が起こると必ず、いつぞやの「米不足騒動」のときと同じように「価格高騰」による転売を狙ってどこかの倉庫に「隠し在庫を抱えている輩」も出てきているのではないでしょうか。

いつの時代もこうした「消費者心理」につけこむ輩と、それを煽る「マスコミ」には困ったものですね。


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