家電量販店の保証制度の注意点
メーカー保証と量販店保証とは違う
もともとメーカー保証とは、製造メーカーが、四季を通して製品を使用している中で発生する製造段階での不具合に対して、それを「無償」で修復するための制度のことをいいます。したがって、「落雷」「地震などの天災」「ユーザー自身による改造」などによって壊れた場合は保証の対象外となります。
保証内容は量販店によっては異なっている場合があり注意
この、メーカー保証に対して、最近、各電器量販店で「延長保証」なるのもをよく聞かれるかと思います。
これは、海外製品も増えた現在、従来の「メーカー保証」だけではお客様のニーズに対応できないからと、各量販店が独自の自社オリジナルの保証制度を設けるようになったものです。
一般的に、どこの量販店でも、いくらかの「追加料金」を支払う形式になっているようです。
しかし、ここに盲点が・・・。
家電量販店の延長保証は、メーカー保証のように製造責任で行っているものではなく、正直なところ、各量販店の競争の中で少しでもサービスをアピールするためのセールスポイントとして行っている性格が強く、保証内容も各量販店によってまったく異なっているのが現状です。
例えば、PCのハードディスクドライブ(HDD)は対象外とか、1年ごとに保証される金額が下がる、半額しか保証しない、出張修理は実費など、細かい除外項目があるのがほとんどなので、かえって高い買い物になってしまうケースもあるようなので、商品購入時に同時加入を進められても、じっくり検討されたほうがいいかも知れません。
家電・AV機器ランキング にほんブログ村