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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

液晶テレビ

【情報共有】液晶テレビのの「白飛び」とはどういう症状現象か?


【情報共有】液晶テレビの「白飛び」とはどういう症状か?

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「4K液晶テレビ」購入を検討し、製品比較をしている中で、画面の「白飛び」というワードがよく出で来るので「どういう現象」なのか調べてみました。

「白飛び」とは、表示能力や設定によって起こる現象の事を言いますが「設定」によってある程度改善が期待できます

液晶テレビの「白飛び」とは、「画面の明るい部分が明るすぎて、色や形が区別できなくなってしまう現象」を指すようです。

例えば、雪景色や空などの白いものを写したときに、細かいディテールが失われて真っ白になってしまうことがあります。これを「白飛び」と表現するようですが、「液晶テレビの表示能力や設定によって起こる」と言われています。

液晶テレビの「白飛び」には、主に以下の2つの「原因」があるようです。

①「バックライトの明るさが高すぎる」

バックライトの明るさが高すぎると、画面全体が白っぽくなり、階調が失われる傾向があります。

これは、店頭で目立つように明るく設定されたままの液晶テレビを購入した場合によく起こる現象です。

バックライトの明るさは、部屋の照明や視聴距離に合わせて調整する必要があります。

②「コントラストや彩度の設定が不適切」

コントラストや彩度の設定が不適切だと、画面の色や明暗が極端になり、白飛びや黒つぶれを引き起こします。コントラストは、画面の明るい部分と暗い部分の差を表します。彩度は、画面の色の鮮やかさを表します。コントラストや彩度を高く設定しすぎると、画面が不自然になります。


液晶テレビ白飛びを防ぐためには、以下の対処法があります。

・バックライトの明るさを下げる

バックライトの明るさを下げることは、最も簡単な対処法です。液晶テレビのリモコンやメニューから、バックライトの調整ができます。バックライトを下げると、画面全体が暗くなりますが、白飛びは減少します。

・コントラストや彩度の設定を適切にする

コントラストや彩度の設定を適切にすることは、少し難しいかもしれません。液晶テレビには、標準や映画などのプリセットモードがありますが、これらは必ずしも最適ではありません。自分でカスタマイズする場合は、参考画像や測色器などを使って調整すると良いでしょう。


(参考動画)





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【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?


【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?

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2022年6月現在「家電量販店」店頭で見かける「液晶テレビ」「4Kテレビ」「フルHDテレビ」がほとんどのように感じます。

そんな中「32型~40型」サイズの一部の機種で「4K」ならぬ「2K」、小型の「19型~24型」では「1K」なる規格が「表示」されているテレビも販売されているのも見かけます。

ちなみに「HD」とは「ハイビジョン」の正式名称である「High Definition TeleVision(HDTV)」を略した名称で、「画面解像度」は「1280×720」という「解像度」になります。

この「解析度」と「画面のサイズ」について「確認」してみましょう。


あくまでテレビ機器の「スペック上の規格」なので「実際の放送映像」と一致しないケースもあるようですが


画像ピクセル数画面解析度
HD(720p)1280×720
1K1366×768
フルHD(1080p)1920x1080
2K(1440p)2560x1440
4K(2160p)3840x2160
8K(4320p)7680x4320


「4K」テレビ-43インチ以上が主流

一般的に「4K画質」が実感できるテレビのサイズとして「43型」以上と言われています。

しかしながら、現状「4K放送」とされている番組のほとんどが「4Kアップコンバート」と呼ばれる「疑似(HD画質の映像を4Kぽく観れるレベル)映像」放送局側から「送信」され「テレビ側」の機能で「再現」させるという仕組みです。


「2K」テレビ-40インチ以下の「一部」で存在しますが・・・

「4K」テレビが登場する前の「基幹放送」である「地上デジタル放送」(BS、110°CSは番組により異なる)は、基本、縦横「2560x1440画素(フルHDの1080x1920に収まる)」よう「送信」されています。これが「2K」という「規格」になります。

この「送信された映像」を視聴する「テレビ」側で「復元再生」するのですが、一般的にほとんどのテレビが「フル液晶テレビ」の「解析度」が「1920x1080p」であれば「送信される映像が2KであったとしてもフルHDでしか再現されない」と言う事になります。(もっともテレビ側のアップコンバート機能でそれなりに画質がよくなる機種も存在します)

「2K」として販売されているテレビはこの「2560x1440画素」をフルに「再現」できるテレビで「4Kテレビ」が普及した頃から「市場に登場」してきた製品なので「知名度が低い」のかも知れません。

「まぎらわしい」のはこうした規格自体が「曖昧」なようで「メーカー」「販売店」によっては「2K=フルHD」「疑似2K(アップコンバートできるテレビ)」を「同一製品」として「位置づけ」ているケースも「少なくない」ようですので「よく確認」したほうが良いでしょう。

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「1K」だと数値上「フルHD」以下「HD以上」のスペックになるので「24インチ」以下が主流のようです

「1Kテレビ」はというと厳密に言えば「1366×768p」のテレビの事をさすらしいのですが、従来「1280x720p」解析度の製品が多かった「19~24型」テレビの一部がこの「1K」という規格を採用しているようです。

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「地上デジタル放送」が「見られれば大丈夫」
という「世帯」であれば従来の「HDテレビ」に比べ「若干」画質が良くなり「価格帯」もさほど変わりがないように感じますので、「2台目」「新生活でとりえず小さいサイズでもテレビが欲しい」という場合の「選択肢」として「チェック」しておいても良いと思います。


(参考製品)


【2Kテレビ】





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【これは便利!】「液晶・有機ELテレビ」の大画面を「アクアリウム」化する


【これは便利!】「液晶・有機ELテレビ」の大画面を「アクアリウム」化する

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2000年代前後「空港」や「商業施設」「病院の待合室」などに設置されていた、「デジタルアクアリウム」が流行っていた時期もありましたよね。

当時「大型モニター」が一般家庭内にあまり現実的ではありませんでしたのでけっこう「目新しい印象」があったのですが、いつの間にか見かけなくなったように感じます。

ところが、家庭内テレビも「32型以上」の大画面が一般家庭内に「普及」、かつ「ディスプレイ」も「4K/8K」画質になった事により「自宅やオフィス内のテレビをモニターとしてアクアリウム化」するユーザーも増えているそうです。

「4K」「8K」ディスプレイならさらにリアルな「アクアリウム」になるかも

自宅などでの「リモートワーク」中に、BGM代わりに「テレビをつけっぱなし」にしている向きも多いと思いますが、実際やってみると「テレビ内容に飽き飽きしている」という意見もあるようです。

そこで試してみていただきたいのが「YouTube」などで「公開」されている「アクアリウム(水槽)」を再現された動画です。

(現在、我が家で利用している動画コンテンツ)↓。





テレビ自体が「4K/8K」に対応されていれば「よりリアルにアクアリウム化」されるように感じます。





「YouTube無料版」ですと途中で「CM」が入ってしまいます「ながら見」だと個人的にはあまり気になりません。


↓「YouTube」に対応している「テレビ」も最近増えてはいますが、「Amazon Fire TV Stick」「Google Chromecast」などのデバイスを用意すれば「HDMI対応しているテレビ」であれば「アクアリウム化」が簡単に「再現」可能です。















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【情報共有】最近市販されている「4K・8Kテレビ」では「B-CASカード」が必要無い?


【情報共有】最近市販されている「4K・8Kテレビ」では「B-CASカード」が必要無い?

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今更ですが、最近、家電量販店で販売されている「4K・8Kチューナー内蔵テレビ」のどこを見ても「B-CASカード」を差すスロットが無い事に気づきました。




「B-CASカード」は、もともと「BSデジタル放送用」に開発された受信や録画・コピー回数を制限する「B-CAS方式」を利用するためのカードです。

もちろん皆さんご存じの通り、2011年の「地デジ化」以降、現在ではBS放送だけでなく「地上波デジタル放送(地デジ)」や「110°CS」放送でも使用されています。
「不正使用防止」のため「機器に内蔵チップ化」されているようです
「WOWOW」などの「BS有料放送」「スカパー!」「有料放送」は、テレビに挿入した「B-CASカード番号」で管理され、放送局側が契約者限定で受信可能に設定しています。

「WOWOW」などに新規加入する際に「B-CASカード番号が必要」なのはこの仕組みのためです



ところが最近販売されている「4K・8K放送」には受信や録画・コピー回数の制限にB-CAS方式ではなく「ACAS」という方式が採用されていて、4Kチューナーを内蔵した機器には「ACAS方式対応」チップが内蔵されているので「B-CASカードスロットが無い」という事です。

背景として「B-CAS方式がすでに解析されてしまい、不正改造したカードの流通が止まらない」ため、新たな方式が必要となったためとされています。

テレビなどに内蔵される「ACASチップ」は、「ACAS方式」のほか「B-CAS方式」にも対応しており、「4K・8K放送」だけでなく従来の「地デジ・BS・110°CS」放送も「ACASチップ」があれば受信可能な仕様となっています。

なお、「ACASチップ」メイン基板とは別に取り付ける仕組みになっていますので「故障」など「交換」自体は可能なようですが、従来の裏技的な「B-CASカードの抜き差しによる視聴制御」などは「不可能」になりますので、今後「ソフト的な制御方法」も現れる予想もあります。




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【検証】SHARP AQUOS「世界の亀山モデル」-まだまだ「現役」


【検証】SHARP AQUOS「世界の亀山モデル」-まだまだ「現役」

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あえて「中古」で購入をお勧めできる製品ではありませんが、我が家で、2011年の「地デジ化」に備えて導入した、2009年モデルの「SHARP AQUOS 亀山モデル液晶32型」も、故障もなく、使い方によっては「現行の液晶よりキレイに表現」できるケースもありましたので、まだまだ「延命」できそうなパターンを紹介します。

現行の液晶パネルは「LG」独り勝ち状態ですが「外部チューナー」を通せば「亀山モデル」もけっこうキレイです

こうした初期の「AQUOS」によく見かけられたのが「テレビ本体のチューナー」からの映像が「やや白みがかって見える」というもの。

この「テレビ本体」の「映像調整」をいくらいじっても「まず改善されないという欠点」は致命的でしたね。


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その後販売された「SHARP AQUOS」は「黒」が強調された「LED AQUOS」という機種になり、現在に至っているようです。↓(現行の同サイズモデル)


しかし、「ブルーレイレコーダー」を導入し、家屋すべてのテレビを「DLNA」で繋ぐようになって気付いたのですが、「AQUOS」の画面でも「他のチューナーからの映像は淄もしっかり映しだされけっこうキレイ」に再現される印象があります。


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しかし、この時期の機種は「テレビ」「レコーダー」の「メーカーごとの相性」に問題が存在し、とくにテレビとして一番多く出回っている「AQUOS」と、ブルーレイレコーダーとして手ごろな価格帯「Panasonic Diga(ディーガ)」の接続が複雑で「大変な思いをしました」が、レコーダーのチューナーからの映像は「同じテレビの映像とは思えない」再現性を感じます。↓




また「Diga」の「おうちジャンプ機能」で「DLNA接続」されている、今は製造されていない「日立Wooo」からの映像がとくに美しく再現されているのもうれしいところです。

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↓「Amazon Fire TV Stick」からの映像も「番組の映像ソース」にもよるようですが、もとの「AQUOS」内蔵チューナーからよりもキレイに映る番組も多くデバイスの良さをしっかり確認できます。

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昨今販売されている「液晶パネル」の多くが「LG社製」なようですが、とくに「地デジ番組」など「のっぺりとドットが潰れて立体が感じにくいような液晶がある」印象な製品も見受けられますが、さすが「世界の亀山モデル」とまで言われた「国産液晶パネル」チューナーの問題もあるものの、様々な問題をクリアできれば「大型モニター」として割り切って使用する分には、製品自体の寿命まで、まだまだ「延命」して使えそうです。




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