セガレの知恵袋

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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

4Kアップコンバート

【検証】「4Kチュ-ナー内蔵」不要説-観たい番組がない?


【検証】「4Kチュ-ナー内蔵」不要説-観たい番組がない?

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昨今「4Kテレビ」の投売りが著しい状況ですが、とくに「TCL」「ハイセンス」といった「中華製品」「アイリスオーヤマ」「マクスゼン」など「国内ジェネリックブランド」ですと「43インチ3万円台」「50インチ4万円台」も珍しくないようです。





とくに「安め感」がある機種「4Kディスプレイ」ながらも「BS4Kチュ-ナー非搭載」のモデル「お買い得」感があります。


とは言え私の身近に限った話だけかも知れません「BS4Kチュ-ナー」が必要なチャンネルがほとんど視聴されていないという意見も多いので「検証」してみました。

「地デジ・HD」化時でもそうでしたが、何故か「テレビショッピング系チャンネル」はいち早く対応しているようですが・・・

せっかく「4Kテレビ」を購入したのに「地デジ」と「動画サブスクリプションサービス」しか利用していない層が多い印象がありますが、大きく「2つ」の理由が考えられると思われます。


①「BS4K」は設備費用がかかる割に「コンテンツが乏しい」印象がある

「無料(NHK料金は別として)」で視聴できる「チャンネル」は現在、「NHK」「民放」各局で番組が提供されていますが、現行の「4K放送」に対し「番組がほとんど通常のBSと一緒」「4Kとしての画質の良さをあまり感じられない」という意見が目立つようです。

たしかに「NHK」はそこそこ健闘している感はあるのですが「スポーツ中継」など正直「画質よりもコンテンツに魅力がない」イメージもありますし「オリジナルコンテンツ」よりも過去ドラマ「刑事コロンボ」や、他局の「ウルトラQ」「ウルトラセブン」の「4Kリマスター版」といった番組が目立ち、かつて「BS放送」が始まった頃の「コンテンツ不足」で「NHKなのに民法の再放送ばかり」という状態を「再現」しているようです。

対して「民放BS局」にしても「4K用に制作した番組が極端に少なく」「通常のHD画質番組を4K相当にアップコンバートした番組」ばかりという印象があります。

その割に「テレビショップ系」の番組はけっこう「4K向けに制作」されているのがやけに目立ちますが・・・。

こういった「コンテンツばかり」であれば、現在販売されている「4K対応テレビ」で「50インチ以上」の機種の多くで「HD番組の4Kアップコンバート機能」搭載テレビであれば「BS4Kチューナー」が無くても「それなりの画質」で視聴することができますので「観たい番組とテレビ機能との相談」で「安く購入できれば」選択肢も多いと言えそうです。

さらに、こうした従来の設備でも何とか視聴できそうな「BS4K番組」は、いわゆる「BS右旋波」という方式を利用しており「基本的に無料」なので、現在・今後も正直あまり「期待できない」かも知れません。

「BS4Kチューナー」をもっとも発揮できそうなのが「WOWOW 4K」をはじめとした「有料BS放送」になりますが、こちらは「BS左旋波」という電波を利用しており、対応する「パラボラアンテナ」の買い替えの必要なのはもちろん、建物・配線によっては「分配器」「ケーブル」などの「設備投資」が必要になりますので、建築物件によるそうなのですが「10万〜20万円ほどの費用がかかった」というお宅もあり、かつ「WOWOW」など「月々の利用料を発生」しますので、「4K放送を充分に堪能したい」というのもけっこう「ハードルが高い」イメージです。



②「動画配信サブスクリプションサービス」だと「わずかな金額で豊富なコンテンツが揃っている」

すでに「Netflix」「Amazonプライムビデオ」「YouTube」テレビで視聴できる環境であれば、何も「設備投資」にお金を使うより「ネット経由」で「4Kコンテンツ」を楽しむ事ができますので、ほとんどのユーザーがこの方法で「4Kテレビライフ」を楽しんでいるように感じます。


「無料コンテンツ」の豊富な「YouTube」でもけっこうな「4K動画」が公開されていますので、これだけでも「4K対応テレビ」の良さを実感できると思われます。





多くのテレビでこうした「動画サブスクリプションサービス」に対応するようになっていますが、どうも今後の展望として「BS4K」よりも「ネット配信」のほうへシフトしていくように思われます。

↓テレビによっては「4Kコンテンツ」に対応されていない場合
もあるかも知れませんが、「1万円以内の出費」で「外付けデバイス」という方法もありますので「格安の4Kチューナーなしテレビ」と組み合わせても充分楽しめると思います。







これなら「4Kチューナー不要」かも知れませんね。



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「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-「4K放送だけ画面が暗い?」その後の情報


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-「4K放送だけ画面が暗い?」その後の情報

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前回、「4K映像が暗い」という話題を公開しましたが、愛聴しているPodcast番組「電気屋Walker」この問題について詳しく解説されていましたので情報を整理してみました。


受信するテレビ側の問題ではなく番組送信の際の技術的問題がありそうですね
番組によれば、何も「テレビのメーカー・画面パネル」などハード的な部分が原因ではなく、放送局側、とくに「民放のBS4K局」の番組に顕著にみられる傾向があるそうですが、簡単にいうと、「局側から4K画質を100%とすると、あえて70%の画質で送信しているから」というもの。

詳しく説明されている参考サイト記事↓



何故か
というと「民放」の場合、「CM」を流さなければならず、その部分が「4K化されていない」ため、バランスをとるのに現状の技術では「画質を統一」して送信するため「低画質で送信」せざるを得ないという、民放ならでは技術的な事情があるそうです。

試しに「民放」で「暗い」と感じた場合、「NHK SHV4K」や「Netflix」など「ネット配信」系の画像を再生してみると、その差に気づくでしょう、との説明でした。

2020年1月現在、この問題が解決されない限り、どんな高価なテレビ機材であっても「テレビ局側」が改善してくれるまではこの辺不満が残りそうですね。

ちなみに現状、NHK、民放問わず「4Kチャンネル」とうたっていても、多くのコンテンツが「2K(フルHD)」番組を「4Kアップコンバート」して「4K放送」としているケースがまだ多く、違和感があるのは、将来的に「4K制作」「旧作品の4Kリマスター処理」の番組が出揃うのを待つしかないのかも知れません。





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