【検証】楽天モバイルオリジナル端末「Rakuten MINI」を他社格安eSIMで使う-「対応バンド」を調べる方法
現在、「楽天モバイル」で「RakutenMINI」という「楽天モバイルオリジナル端末」を使用していますが、2022年10月末で「実質0円運用(正確には、9-10月は同額相当の楽天ポイント還元で対応)が終了」してしまいます。
そこで「他社へのMNP(事業者間変更)」を検討しているところなのですが、この「RakutenMINI」という端末は「eSIM」しか対応されていないので「切替先」の選択肢が限られる上、この「RakutenMINI」という端末に限った問題として「製造ロット」によって「対応できるケータイ回線」にも「制限」があり、「単にeSIMの設定を行えば開通できる」わけでもないようです。
「製造ロット」によって「他社eSIM」で使えるキャリアが異なりますので「確認」する必要があります
ネット上でのこの手の記事の多くで紹介されている「IIJmio(アイアイジェイミオ)440円/月」「日本通信 440円/月」「HISモバイル 440円/月」という、「月々500円以内で維持できる」という魅力的なプランが存在していますが、「NTTドコモ回線を使用」するため「使用されている周波数帯」が「Band1」である事が「適用される条件」になります。
ところが、「RakutenMINI」という端末は困った事に、「製造ロット」ごとに使用している「周波数帯」が「統一」されておらず、比較的新しい端末ほど「ドコモ」の「Band1」に非対応な「製造ロット」が多く、こうした「格安プランに切替えできない」というケースも報告されています。
この「対応ロット番号」を確認するには、「2通り」の方法があります。
まず、端末の「正規パッケージ外箱」の「上箱」横に「IMEI:35~」から始まる番号が「印字」されていればここが「製造ロット番号」である事が確認できます。
また、「外箱を紛失」してしまったり、「中古品」を購入した場合「外箱がない」ケースも多いと思います。
その場合は、「RakutenMINI」端末から「電話(RakutenLinkではなく標準の電話機能)」で「*#06#」と入力し「音声でIMEI:35~から始まる番号」を確認する事が可能です。
上記の2種類の方法で「生産ロット番号(IMEI)」を取得できた「番号」から「Band1」に対応されている端末か確認してみます。
「製造ロット番号」には以下の「3通り」があります。
初期ロット:351676110356708以前
中期ロット:351676110356716~351676110680487
最新ロット:それ以降
しかしながら「Band1」に対応されているロットは、このうち「初期ロット:351676110356708以前」と「中期ロット:351676110356716~351676110680487」のみとなります。
さらに「日本通信」「HIS」に関して言えば上記ロットであったあとしても「楽天オリジンル端末」については「公式サイト」に於いて「動作保証対象外」と記載されていますので「あくまでも自己責任」と言ったスタンスのようです。
この結果、残念ながら、個人的に所持している「RakutenMINI」は、「Band1」に「非対応の製造ロット」の端末であったため「日本通信」「HIS」「IIJmio」の「500円以下/月」への「切替え」が不可能である事が判明しました。
引き続き「POVO2.0(ポヴォ)」「LINEMO(ラインモ)」など「検証」を続けていこうと思います。
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