「ひかり電話」がよく使えなくなるお宅の理由
自宅などの「固定電話」を「インターネット」を「光回線」「ケーブルテレビ」に変更した際、「固定電話」を、月々の基本料金・通話料金が安くなるから、という理由で「ひかり電話」や「ケーブルプラス」「J:COMプラス」などに変更されるお宅も多いと思います。
しかし、こうしたお宅からよく相談依頼がくるのが「電話が使えなくなった」というもの。
これらの「原因」は、「単純」な勘違いであることがほとんどなので「壊れた」「品質が悪い」と考え前に「一度確認」してみましょう。
単純にモジュラーを差す「ルータ」「eMTA」の電源落ちがほとんど。壁のモジュラー端子は「NTTメタル線」用しか利用できません
こうした従来の「NTTのメタル回線以外の電話」の場合は壁に「電源コンセント。テレビ端子などと一緒に設置されているモジュラージャック」にコードを接続するのではなく、「ひかり回線」では「ルーター」と呼ばれる端末「ケーブルプラス」の場合「eMTA」と呼ばれる機器に付いている「モジュラージャック」に接続する形式になります。よく勘違いされるのは「インターネットもNTT」だから今まで通り壁の「モジュラージャック」でいいと思われている方も多いのですが「電話の仕組み自体が違う」ので、こうした機器を経由する必要があるのです。
こうした電話のトラブルで訪問する際、ほとんどの場合「ルーター」「eMTA」の電源が入っていなかったり、わざわざ「壁のモジュラージャック」に差しなおされているケースがほとんどのように見受けられます。
原因としてよく聞かれるのが「掃除中によくわからず邪魔になるので機器を外した」「機器が熱も持っているのでこわいので電源を切ってしまった」というもの。
こうした原因の場合「インターネット自体」も使用できなくなっているはずです、ごくごく単純なので、まずこのあたりの原因を確認してみる事をおすすめします。
また、「電気屋さん」によってはこうした「ひかり電話は停電時使用できない」と説明する業者さんもいるようですが、そもそも市販の電話機自体「停電したら使用できない」ので、「携帯電話」など、別の通話手段をあらかじめ確保しておく必要はあるかと思います。
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