【情報共有】AI手塚治虫による「ブラックジャック」新作を読んでみました-TEZUKA2023

私(1964年生まれ)のような「昭和世代」には懐かしい、手塚治虫の代表作「ブラックジャック」の新作が、人工知能(AI)技術を使って制作されました。
この新作は、手塚作品を学習したAIがプロットやキャラクターデザインの原型を提供し、人間が漫画を制作するという共同制作になっているそうです。
個人的に「あまり期待していなかった」ので、ノーマークでしたが、周りの仲間からおすすめされましたので興味が湧きました。
ところが興味を持った時点で、この作品が収録されている「週刊少年チャンピオン2023-52号」の実本が入手できませんでしたので「Kindle版」(電子版)330円を購入しました。
作品内容もさることながら本編前4頁の「メイキング解説記事」がへたな「AI解説本」より秀逸かも
気になる作品内容は「ネタバレ」になりますので触れませんが、ストーリーはさすがAIなど現代のテクノロジーを元にしたストーリーの上、作画には人間の手が入っていて「リアルタイムで愛読していた世代」としても違和感なく読める内容に仕上がっている印象です。
特筆すべき点は、作品内容もさることながら、本編前に収録されている、4頁ほどの「メイキング解説」記事が秀逸の出来で、「生成AIによる作品作りのテキスト本」のような作りなので、この記事だけでもお金を出す価値を感じます。


