アドウェア・悪質ツールから身を守る
私のブログでも、いろいろと便利なフリーソフトを紹介していますが、これらのソフトをダウンロードし、インストールする際に、気を付けなければいけないのが、「不要なアドウェア」「ツールバー」といった悪質ツールの同時インストール問題。
特に、中華製の無料ダウンロードツールは、かなりの確率で、こうした悪質ツールを半ば強引にインストールさせようとしてきますので注意が必要です。
国産の「ベクター」

インストール時にむやみに「次へ」は注意!
アドウェアの混入を防ぐために、まず注意しておきたいのが、ダウンロード時。まず、初期設定のままですと、不要なソフトのインストールが許可されているケースが多いです。
むやみに「推奨インストール」をクリックせず、「カスタムインストール」にチェックして、細心の注意をはらった方が賢明だと思います。
WinZipやNaldu,hao123は削除しにくい
特に感染率が高く、厄介なのが、Microsoft非公認の「WinZip」、中華製の「hao123」「Baldu」といった検索エンジンやツール。1度感染するとすべてのWebブラウザのホームページ画面が書き換えられる他、規定のソフトに勝手に設定されてしまい、うっとうしい広告がバンバン配信してきて非常に迷惑です。
そこで、Windowsの「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」から削除しようとしても、ツール側でWindowsシステムの「レジストリ」を書き換えてしまっているようで、アンインストールできなかったり、できても、いつの間にか復活しているという悪質なツールです。
駆除ツールでまとめて撃退する
ネット上でもこれらの対策はいろいろ論議されていて、様々な「アンインストーラー」が対応していますが、どうも「イタチごっこ」の様子です。2017年11月現在、有効だと思われるのがこのフリーソフト。現在のバージョンは、7,0,4,0
AdwCleaner


AdwCleanerを起動し、「Scan」をクリック、HDD内のスキャンが始まり、ファイルの表示されるので、消去したいファイルを選択しクリック。PCの再起動を促す画面になるので、そのまま再起動すればこれらの不要ソフトが削除されます。

「FireFox」や「Chrome」などWebブラウザ側も「設定」で「ホームページの設定の変更」をお忘れなく。
この「イタチごっこ」はまだまだ続くと思われますので、この方法も、絶対、という状態が続くとは思えません。ダウンロードにはくれぐれも慎重に。



