「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-「4K放送だけ画面が暗い?」
2019年8月19日の「朝日新聞」で、「4K放送 画面暗い?」という記事が掲載されましたが、2018年の「格安4Kテレビ発売ラッシュ」時から指摘されていた問題が、「4Kテレビ」の普及で一気に露呈してきたものかも知れません。
現在、不満の多くが、「地デジ、BS の2K-フルHD の番組は非常に綺麗だが、4K番組にすると途端に画面が暗くなる」という声。
2019年8月現在「メーカー」や「機種」によって、見えかたに差があるようです
記事では、販売を急ぐあまり、プロ用の「マスターモニター」で編集された映像に対し、家庭用テレビのコスト面から大きく下回る「画像再現力不足」な製品でうまく再現できない、などが「要因」とされているのでは、とあるようです。つまり、「作り手」が見ている元映像に対し、テレビが「力不足」ということらしい。
また「液晶バックライト」の性能が上がって従来の3~5倍ほど明るくなり、結果2KフルHD放送がより明るくなったことにより、相対的に「4K放送」がより暗く見える要因である可能性がある、という何とも皮肉な状況のようです。
この辺り、発売当初の「液晶テレビの画像遅延」や「テレビとチューナーとの相性」など、アナログ時代では起きなかった問題は「デジタル家電」普及時の課題と言えるようです。
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