「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由=知人の「店長さん」に直接聞いてみた:続き|2019年モデルは買い?
店長さんの話によると、「4Kテレビ」は、パネルサイズ「50インチ以上」を想定して開発されており、それ以下のサイズのテレビの場合、4K画質の細かい部分が黒く潰れてしまう、という欠点もあるそうです。
それに対して、現行の「フルHD (2K)」は「32インチ」型テレビを基準に放映されているので、同じコンテンツを43インチ以下のテレビで視聴してみると、4K画質だと色が暗くなってしまったり、とくに「アニメ作品など色がどぎつく」感じるケースもあり、「フルHD 」で視聴するのが一番綺麗だと言われているそうです。
何の製品でもそうですが「初期モデル」は「価格・品質」ともリスクはあるかも知れませんね
また、4K(UHD)対応のパソコン用ディスプレイの場合、映像の調整を行う「画像エンジン」が搭載されていないので、「4K対応」とうたっていても、ハード的に必ずしも快適に視聴できるとは限らないというのが現実のようです。なお、現在店頭などで入手できる「50インチ以上」の「4K対応テレビ」については、こうした問題の対策ができた機種が、2019年製造モデルから販売されているとの事で、店頭で実際に見て映像をチェックしてから購入するのが、あとあと後悔しないで済むであろうという事です。
店舗にもよるそうですが、店長さんのお店では、声をかければいろいろ画像調整して確認させてもらえるとの事(あまり忙しい時間は避けるべきではありますが)