【情報共有】「おサイフケータイ」「ApplePay」「GooglePay」の違いとは?

この記事は、2022年度より参加している「ITライフハックセミナー」「勉強会」にてお話ししてきたテーマの「補足記事」となります。
今回は、テーマ:「キャッシュレス決済」の「補足情報」になります。
同じ「NFC」「Felica」チップを利用した「非接触型電子マネー」ですが端末によって使えるカード、サービスは異なります
「おサイフケータイ」とは、「Androidスマートフォンに搭載されているFeliCaチップ」を使って、「電子マネー」や「ポイントカードなどのサービスを利用」できる機能です。
対応できる、主な「電子マネー」として、「Suica」「PASMO」「楽天Edy」「nanaco」「WAON」などがありますが、使用している端末が「Androidスマートフォン」かつ「おサイフケータイに対応している端末」である事が前提になります。
「おサイフケータイ」への登録方法として、それぞれのサービスが提供している公式アプリをダウンロード・インストールした状態で、「設定画面」から「おサイフケータイを有効」にすることで利用できるようになります。
「使用方法」は「物理的カード」での支払い同様、対応レジなどの「読み取り機」に「スマートフォンをタッチ」するだけです。
「Apple Pay」と「Google Pay」は、それぞれAppleとGoogleが提供する「スマートフォン決済サービス」の名称です。
「Felica対応スマートフォン」にクレジットカードや電子マネーを登録して支払いを行う仕組みになります。
一見「おサイフケータイ」と同じように見えますが「おサイフケータイ」が別途、それぞれの「電子マネーアプリ」をダウンロード・インストールした上で「連携登録」する必要がある事に対し、「ApplePay」「GooglePay」アプリ内から「連携登録」する仕組みになります。

「Apple Pay」はiPhoneやApple Watchで「Apple Wallet」というアプリを通して利用できますが、Apple製品専用サービスになりますので「Androidスマートフォン」には「非対応」です。
「ApplePay」で使用できる「電子マネー」は、2023年9月現在、「QUICPay」「iD」「Suica」「PASMO」「nanaco」「WAON」になります。
「Apple Pay」への登録方法:iPhoneやApple Watchの設定画面から「WalletとApple Pay」を選択し、「カードを追加」をタップしてクレジットカードや電子マネーを登録します。
「支払い時」にはiPhoneやApple Watchを「読み取り機」にタッチし、「指紋や顔で認証」します。
「Google Pay」は「おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンでのみ利用可能」で、iPhoneやApple Watchには「非対応」です。
「Google Pay」で使用できる「電子マネー」は、「Suica」「PASMO」「nanaco」「楽天Edy」「WAON」「QUICPay」「iD」に対応しています。(ただし楽天Edyについては端末により使用できないケースも多いようです)
現状、「Google Pay」の方が「ApplePay」に比べて、対応する電子マネーが多くなっています。
なお「Google Pay」では、支払い時の本人認証認証が不要です。このあたり「Apple Pay」の方がセキュリティが高いようです。
「おサイフケータイ」「Apple Pay」「Google Pay」は「NFC」「Felica」チップが搭載されているスマートフォン端末限定の「支払い方法」になります。
また「Android端末」であっても「NFC」「Felica」非搭載機種も「少なからず存在」しますので、その場合「QRコード」「バーコード」決済を選択するか、「物理的(プラスチック)カードと併用」するしかないようです。
*ここで記載している内容は、多くの一般ユーザーが理解しやすい内容にするため、あえて専門的技術知識の説明とは異なる表現が含まれている事をお断りします、あくまでも初心者向けセミナー、勉強会などでお話しさせていただいている内容を記載させていただいているものになりますので、より専門的な知識を求めたいのであれば、ご自身で、検索エンジン、AIチャットなどでお調べいただく事をおすすめします。


