【検証】余ったスマートフォンをWebカメラとして再利用する方法-「iVcam」アプリ

機種変更して余っていたスマートフォンをWebカメラとして再利用できるようにするアプリを色々と試してみましたが、2024年5月現在、主に「Skype」や「Facebookメッセンジャーのビデオ通話」で愛用しているのが、今回紹介する「iVCam」になります。
AndroidとiOSの両方に対応していますが、PCではWindows7以降のみでの対応です
「iCcam」は、海外製のアプリで、公式サイトは日本語対応していませんが、アプリ自体は日本語表示にも対応。さらに国内でも利用者も多いようで、使用方法を紹介しているサイトもありますので、安心して使用できています。
この「iVCam」は、スマートフォンとPCの両方にアプリをインストールする必要があり、スマートフォンアプリに関してはAndroid(バージョン4.4以降)とiOS(バージョン9以降)のけっこう古めのOSに対応されているのがうれしいところ。
PCに関してはWindowsのみ対応となっています。(検証はWindows10、11機は手元になかったため未検証です)
PCに関してはWindowsのみ対応となっています。(検証はWindows10、11機は手元になかったため未検証です)
上記サイトからWindows10用のアプリを入手し、インストールします。

PC側の「iVcam」を立ち上げると、同アプリがインストールされているスマートフォンをWi-Fi環境内で探し始めます。
↓スマートフォン版アプリは以下の正規ストアから入手し、インストールして下さい。

↓スマートフォン版アプリは以下の正規ストアから入手し、インストールして下さい。

スマートフォン版「iVcam」を立ち上げると、同アプリがインストールされたPCを探し、自動的に「ペアリング」してくれます。

以上のかんたんな設定だけで、別売りの「Webカメラ」代わりに「ビデオ通話」が利用できます。

↑上記画像は「Skype」利用時のものになります。
さすがに「専用カメラ」ほどではないですが、古いノートPC内臓カメラより細かな画像設定が可能です。
スマートフォン、PCそれぞれのスペックにより、「画像、音声の遅延、ズレ」は発生する事もありますが「少人数でのビデオチャット」程度の使用に限って言えば、さほど違和感なく使えています。
また、「無料版」の場合、映像に「iVCam」というロゴが表示されるほか、一部の機能に制限がかかりますが、無料版でも十分使える印象です。
もっとも、接続の安定性などを考慮すると、仕事のオンラインミーティングに参加する場合は、専用のWebカメラを使用するのがベストだといえるでしょう。
ただし、プライベートや普段使っているWebカメラが故障した際などに使用するのには「iVCam」は、最適で便利なツールだといえそうです。
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