【製品レビュー】ダイソーのEarPodsもどき「330円高音質ステレオイヤホン(リモコンマイク付き)」が良さげ

以前、iPhoneに標準で同梱されていた専用イヤホン「EarPods」ですが、現行の新品iPhoneでは「別売り」になっています。
ところが、この「EarPods」。有線イヤホンながらもけっこうな値段がします。
「EarPods」と同形状(オープンイヤー型)は意外と販売されていないケースが多いのですが、ダイソーで、EarPods激似の「330円高音質ステレオイヤホン(リモコンマイク付き)」が販売されているのを発見。
早速購入して、Lightning→イヤホンジャック変換コネクタを介し、EarPods代わりになるのかレビューしてみます。
本家Apple製品同様インナーイヤー型の上サイズまで同じなので別売りのシリコンカバーもピッタリ

製品本体は、3.5mmイヤホンジャック、マイク付き、1.2mの長さがありますので、iPhoneに接続して「通話」するだけに使う分には、一見「EarPods」と見分けがつかない印象です。

↓左がApple純正、右がダイソーの「330円高音質ステレオイヤホン(リモコンマイク付き)」になります。
一見するだけではわかりにくいですよね。

ただしこの製品「3.5mmイヤホンジャック」しかありませんので、2015年発売のiPhone 6s以降のイヤホンジャックのない現行のiPhoneでは、Lightning(もしくはType-C)→イヤホンジャック変換コネクタを介す必要があります。
↓Lightning→イヤホンジャック変換コネクタを介して、このイヤホンを接続します。

これで、このイヤホンで「音声通話」ができる事が確認できました。
ただし、オープンイヤー型の形状ゆえか、音質が若干こもって聴こえるように感じます。
また、オープンイヤー型にありがちな、少し周囲の音が聴こえるかと思いきや、さほど聴こえることもなく、かといって音質が特別いいわけでもないので、どっちつかずな印象です。
もっとも「通話」や「ポッドキャスト・ラジコを聴く」程度の使い方であれば、さほど気にならないかも知れませんが、音楽再生を楽しみたい場合は、同じダイソーの「330円イヤホン」でも、インナーイヤー型ではなく、音漏れの少ないカナル型が適しているように感じます。
また、オープンイヤー型の弱点である、「耳から外れやすい問題」を解決してくれる「AirPods&EarPods用シリコンカバー」も問題なく装着できています。

数あるイヤホンの中でも通話音質に定評がある、Apple純正EarPodsと比べてしまうと、330円なりな感は否めません。
とは言え純正品でも「片方が聴こえなくなる」事があるのも事実ですので、こうしたプチプライス製品を買い替え続けるというのもアリかも知れません
(参考製品)


