【検証】iPhone・iPadのSafariブラウザに「ChatGPT」を検索エンジンとして設定する方法

2025年2月25日、OpenAIがiOS・iPadOS向けChatGPTアプリのアップデート(バージョン1.2025.049)を配信開始しました。
このアップデートにより、以下のことが可能になります。
・Safariのデフォルト検索エンジンにChatGPTを設定
・Safariで検索を実行すると、直接ChatGPTの検索機能(チャット)にアクセスできます
これにより、自然な会話形式での検索体験が実現します。
つまり、iPhoneやiPadのSafariで検索する際に、従来の検索エンジンではなく、ChatGPTのチャット機能を直接利用できるようになる、ということです。
ただし、通常のSafariの検索エンジン変更手順では変更できず、拡張機能を設定する必要があります。
若干設定がわかりにくいかも知れませんが、検索バーに入力→ChatGPTが回答できるように変更できます
今回は、iPhone・iPadのSafariのデフォルトの検索エンジンにChatGPTを設定してみた「検証」結果を情報共有します。

まず、この機能を利用するには、ChatGPTアプリのアップデート(バージョン1.2025.049)が必要です。

↑2025年2月26日現在、Appストアから最新バージョンの「ChatGPT」アプリをダウンロードできます。
「ChatGPT」が最新のバージョンにアップデートされた状態で設定変更を行うのですが、この変更に限っては、「Safariブラウザ」ではなく、iPhone・iPad端末の「設定」から行います。

「設定」→「Safari」→「拡張機能」→「拡張機能を追加」と進みます。

「ChatGPT」が最新版になっていれば「ChatGPT検索」という項目が表示されますので「オン」に変更します。

「ChatGPT検索」以下の「拡張機能を許可」を「オン」にします。

拡張機能を許可した状態で下部のアクセス権の部分の「google.com」を選択します。
設定を「許可」に変更します。
この状態で「Safari」を立ち上げて、検索窓に文字列を入力すると。

ChatGPTが回答してくれるように変更されました。
Safariブラウザの検索窓のマイクアイコンをタップする事で「音声入力で検索」する事も可能です。
初期設定に手間がかかりますが、いちいち「ChatGPT」アプリを立ち上げなくてもSafariブラウザ内で完結できるのは便利です。


