【検証】インターネット「DNSアドレス」を変更してみた-Windows11PCで確認

Windows11PCにアップグレードしたところ、ネット環境が心細い事に気付きました。(とくにYouTubeなど動画再生時など)
本来であれば最新OSなのでもっと快適になるはずと思いこんでいたのでいろいろと調べていく中で「DNSアドレスの変更」が効果ありそうです。
【DNSとは?】
DNS(Domain Name System、ドメイン・ネーム・システム)は、インターネット上の「住所録」のようなものです。
Webサイトやサービスにアクセスする際、人間が覚えやすいドメイン名(例: www.google.com)を、コンピュータが理解できるIPアドレス(例: 142.250.190.14)に変換する仕組みです。
簡単に言うと、DNSはインターネットの電話帳であり、リクエストを正しいサーバーに導く役割を果たします。
Webサイトやサービスにアクセスする際、人間が覚えやすいドメイン名(例: www.google.com)を、コンピュータが理解できるIPアドレス(例: 142.250.190.14)に変換する仕組みです。
簡単に言うと、DNSはインターネットの電話帳であり、リクエストを正しいサーバーに導く役割を果たします。
ISP(インターネットサービスプロバイダ)のDNSサーバーよりも応答速度が速いDNSサーバーを利用することで、Webサイトの読み込み時間を短縮できる可能性があるとの事です。
PCでは確か効果があるようですがスマートフォン・Fireタブレットでは端末の相性があるのか期待していた動作は確認できませんでした
手持ちのWindows11PCでのDNSアドレス変更を例に説明します。
画面右下のタスクトレイにある「ネットワークアイコン」(Wi-Fiまたはイーサネットのマーク)を右クリック。

「ネットワークとインターネットの設定を開く」を選択。
接続中のネットワークを選択
「Wi-Fi」または「イーサネット」をクリック。


現在接続しているネットワーク名をクリックして詳細画面に進もます。*今回は有線LANなのでイーサネット)

【IP設定を編集】
「IP設定」の項目までスクロールし、「編集」をクリック。
「IP割り当て」が「自動(DHCP)」になっている場合、「手動」に変更します。


ネットワーク設定を開きます。

DNSサーバーを入力します。
「IPv4」をオンにし、以下を設定します
優先DNSサーバー: 例 8.8.8.8(Google DNS)
代替DNSサーバー: 例 8.8.4.4(Google DNS)
(必要に応じてIPv6も設定可能。例: 2001:4860:4860::8888)


「保存」をクリックし設定を保存→PCを再起動してDNSキャッシュをクリア→ブラウザで接続を確認します。
以上の作業で確認したところ、YouTube、X(旧Twitter)などの再生等の操作感が若干キビキビするようになったようです。
とくにMP3、MP4など大容量のファイルのダウンロードする際の速度などの改善がはっきりと確認できています。
なお、iPhone、FireタブレットでもDNSアドレス変更を試みてみましたが「変更できないことはないが、あまり効果が確認できない」結果となり、けっこう面倒な操作が必要なわりにほぼ意味がないように感じます。
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