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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

スマートテレビ

【情報共有】「ゲオ」で発見!「チューナーレス4KUHDテレビ」-もちろん「受信料不要」の「43型4Kモニタ-」扱いになります


【情報共有】「ゲオ」で発見!「チューナーレス4KUHDテレビ」-もちろん「受信料不要」の「43型4Kモニタ-」扱いになります

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ここ最近「ゲオ」店舗での「低価格液晶テレビ」品揃えの「充実」が気になっています。

個人的に「居間用」のメインテレビが「そろそろ寿命」かなという状況なので、こまめにチェックしていたのですが、何と「ゲオ」店舗で、最近話題「チューナーレステレビ」が販売されているのを「発見」しました。

「GoogleTV経由コンテンツ」しか観ないのであれば、「43型」で「4KUHD」は現在「最安」かも知れません

この「チューナーレステレビ」。当然海外製ではありますが「WIS(ASTEX)」という国内の「ファブレス企業」の製品で、「ゲオ」ではよく見かけるメーカー製品です。



特筆すべき点は、最近ちょくちょく見かけるこの手のテレビですと、解析度が「フルHD」の製品のイメージなのですが、このテレビは「4KUHD」対応なのが気になります。

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「チューナーレステレビ」なので、当然「地デジ」「BS」「110°CS」放送は視聴できないため「受信料不要」とうたってはいますが、「HDMI」端子「デジタルチューナー内蔵レコーダー」を繋げれば「レコーダー」側のリモコン操作が前提ですが通常の「テレビ放送」の「視聴」が楽しめます。

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基本的には、内蔵されている「AndroidTV」機能を使用して「YouTube」「プライムビデオ」「Netflix」などの「ネット配信コンテンツ」を視聴する方法がメインになります。

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↑まぎらわしいのは「チューナー」の表記がそれぞれ「x0」となっているのは「混乱」されるかも知れません。

とは言え「43型」でかつ「4KUHD」のテレビ(モニター)が「32,780円(税込)」で手に入るのはやはり「気になる」ところです。

しかしながら「ゲオ」に限った話ではありませんが、こうした「チューナーレステレビ」のほとんどが「店舗に在庫されて」いても何故か「実機が展示されておらず画質などを確認できない」ので「なかなか購入に至らない」ので、あれこれと「比較できない」という残念な現状でもあります。

↓この分野の始まりは「ドン・キホーテ」「チューナーレススマートテレビ」。



↓「ヤマダ電機」オリジナル「FUNAI FireTV」「AndroidTV」ではなく、Amazon「FireTV」を採用されていますが「チューナーレス」ではありませんので「受信料不要テレビ」とは言えないようです。




↓「エディオン」では「TCL」「共同」「チューナーレステレビ」を販売。




↓「ORION」製品も評判が良いらしいです




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【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?


【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?

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2022年6月現在「家電量販店」店頭で見かける「液晶テレビ」「4Kテレビ」「フルHDテレビ」がほとんどのように感じます。

そんな中「32型~40型」サイズの一部の機種で「4K」ならぬ「2K」、小型の「19型~24型」では「1K」なる規格が「表示」されているテレビも販売されているのも見かけます。

ちなみに「HD」とは「ハイビジョン」の正式名称である「High Definition TeleVision(HDTV)」を略した名称で、「画面解像度」は「1280×720」という「解像度」になります。

この「解析度」と「画面のサイズ」について「確認」してみましょう。


あくまでテレビ機器の「スペック上の規格」なので「実際の放送映像」と一致しないケースもあるようですが


画像ピクセル数画面解析度
HD(720p)1280×720
1K1366×768
フルHD(1080p)1920x1080
2K(1440p)2560x1440
4K(2160p)3840x2160
8K(4320p)7680x4320


「4K」テレビ-43インチ以上が主流

一般的に「4K画質」が実感できるテレビのサイズとして「43型」以上と言われています。

しかしながら、現状「4K放送」とされている番組のほとんどが「4Kアップコンバート」と呼ばれる「疑似(HD画質の映像を4Kぽく観れるレベル)映像」放送局側から「送信」され「テレビ側」の機能で「再現」させるという仕組みです。


「2K」テレビ-40インチ以下の「一部」で存在しますが・・・

「4K」テレビが登場する前の「基幹放送」である「地上デジタル放送」(BS、110°CSは番組により異なる)は、基本、縦横「2560x1440画素(フルHDの1080x1920に収まる)」よう「送信」されています。これが「2K」という「規格」になります。

この「送信された映像」を視聴する「テレビ」側で「復元再生」するのですが、一般的にほとんどのテレビが「フル液晶テレビ」の「解析度」が「1920x1080p」であれば「送信される映像が2KであったとしてもフルHDでしか再現されない」と言う事になります。(もっともテレビ側のアップコンバート機能でそれなりに画質がよくなる機種も存在します)

「2K」として販売されているテレビはこの「2560x1440画素」をフルに「再現」できるテレビで「4Kテレビ」が普及した頃から「市場に登場」してきた製品なので「知名度が低い」のかも知れません。

「まぎらわしい」のはこうした規格自体が「曖昧」なようで「メーカー」「販売店」によっては「2K=フルHD」「疑似2K(アップコンバートできるテレビ)」を「同一製品」として「位置づけ」ているケースも「少なくない」ようですので「よく確認」したほうが良いでしょう。

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「1K」だと数値上「フルHD」以下「HD以上」のスペックになるので「24インチ」以下が主流のようです

「1Kテレビ」はというと厳密に言えば「1366×768p」のテレビの事をさすらしいのですが、従来「1280x720p」解析度の製品が多かった「19~24型」テレビの一部がこの「1K」という規格を採用しているようです。

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「地上デジタル放送」が「見られれば大丈夫」
という「世帯」であれば従来の「HDテレビ」に比べ「若干」画質が良くなり「価格帯」もさほど変わりがないように感じますので、「2台目」「新生活でとりえず小さいサイズでもテレビが欲しい」という場合の「選択肢」として「チェック」しておいても良いと思います。


(参考製品)


【2Kテレビ】





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【情報共有】テレビの「全録」「4Kチューナー」入り「不要論」


【情報共有】テレビの「全録」「4Kチューナー」入り「不要論」

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家電量販店などの店頭で陳列されている「4K対応テレビ」の多くが「4Kチューナー内蔵」「HDD内蔵全録」や「タイムシフト録画」などの「付加価値」を付け「差別化」をはかっている一方、こうした機能を省いて「50Vで5万円を切る」ようなモデルも「ネット通販」「ゲオ」などでも見かけます。

「国内メーカー」「ジェネリック」「中華製」などの違いはあるものの、果たして「価格が高い」ほうが「本当にお得な買い物」なのか悩むところです。




「見逃し番組ならTVerかGyao!」で「そもそも配信系は録画不可」

「テレビの価格の基本的考え」は「画面パネルサイズあたりの価格差は国内・海外メーカー問わずほとんどなく、追加機能によって価格差がでる」
というものなので「テレビの視聴習慣」によって「製品選び」をするという考えもアリかも知れません。

あくまでも「個人的」的な話ですが、所有の「ブルーレイレコーダー」「HDD」は「WOWOW番組の録画専用化」されており「他の地上波、BS」などほぼ入っていない状態。

「4K放送」に関しては今のところ「NHK BS 4K」はじめ「民放BS 4K」も観たいコンテンツがない現状なので「必要ならレコーダーを買い替えて対応」する予定。




もっとも「地上波」「BS」などで「見逃し視聴」などしたい場合「TVer」「Gyao!」などの2つのサービスでほぼカバーされつつあるようなので「よっぽど残したい番組がある」ケース以外は「とくに録画する必要」はないのかも知れません。



TVer(ティーバー) 民放公式テレビポータル/動画アプリ
TVer(ティーバー) 民放公式テレビポータル/動画アプリ
開発元:TVer INC.
無料
posted withアプリーチ


GYAO! / ギャオ
GYAO! / ギャオ
開発元:Yahoo Japan Corp.
無料
posted withアプリーチ

「TVer」「Gyao!」はじめ「Amazonプライムビデオ」など「ネット配信」の番組は「テレビ」や「レコーダー」には録画できませんが、こうした「見放題」的なサービスならば「レコーダー」は不要でしょう。

我が家では基本的に「FireTV Stick」で「ネット動画」視聴が中心で、BSは「WOWOWオリジナルコンテンツ」だけでも「観る時間が足りない」状況なので、今のところ「これ以上の機能は不要」と考えています。

「地デジの4K化」もあまり需要はなさそうですし「足りない機能は必要に応じて後から補う」感覚テレビを選ぶ手もアリかも知れません。


(参考製品)





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【検証】「4Kチュ-ナー内蔵」不要説-観たい番組がない?


【検証】「4Kチュ-ナー内蔵」不要説-観たい番組がない?

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昨今「4Kテレビ」の投売りが著しい状況ですが、とくに「TCL」「ハイセンス」といった「中華製品」「アイリスオーヤマ」「マクスゼン」など「国内ジェネリックブランド」ですと「43インチ3万円台」「50インチ4万円台」も珍しくないようです。





とくに「安め感」がある機種「4Kディスプレイ」ながらも「BS4Kチュ-ナー非搭載」のモデル「お買い得」感があります。


とは言え私の身近に限った話だけかも知れません「BS4Kチュ-ナー」が必要なチャンネルがほとんど視聴されていないという意見も多いので「検証」してみました。

「地デジ・HD」化時でもそうでしたが、何故か「テレビショッピング系チャンネル」はいち早く対応しているようですが・・・

せっかく「4Kテレビ」を購入したのに「地デジ」と「動画サブスクリプションサービス」しか利用していない層が多い印象がありますが、大きく「2つ」の理由が考えられると思われます。


①「BS4K」は設備費用がかかる割に「コンテンツが乏しい」印象がある

「無料(NHK料金は別として)」で視聴できる「チャンネル」は現在、「NHK」「民放」各局で番組が提供されていますが、現行の「4K放送」に対し「番組がほとんど通常のBSと一緒」「4Kとしての画質の良さをあまり感じられない」という意見が目立つようです。

たしかに「NHK」はそこそこ健闘している感はあるのですが「スポーツ中継」など正直「画質よりもコンテンツに魅力がない」イメージもありますし「オリジナルコンテンツ」よりも過去ドラマ「刑事コロンボ」や、他局の「ウルトラQ」「ウルトラセブン」の「4Kリマスター版」といった番組が目立ち、かつて「BS放送」が始まった頃の「コンテンツ不足」で「NHKなのに民法の再放送ばかり」という状態を「再現」しているようです。

対して「民放BS局」にしても「4K用に制作した番組が極端に少なく」「通常のHD画質番組を4K相当にアップコンバートした番組」ばかりという印象があります。

その割に「テレビショップ系」の番組はけっこう「4K向けに制作」されているのがやけに目立ちますが・・・。

こういった「コンテンツばかり」であれば、現在販売されている「4K対応テレビ」で「50インチ以上」の機種の多くで「HD番組の4Kアップコンバート機能」搭載テレビであれば「BS4Kチューナー」が無くても「それなりの画質」で視聴することができますので「観たい番組とテレビ機能との相談」で「安く購入できれば」選択肢も多いと言えそうです。

さらに、こうした従来の設備でも何とか視聴できそうな「BS4K番組」は、いわゆる「BS右旋波」という方式を利用しており「基本的に無料」なので、現在・今後も正直あまり「期待できない」かも知れません。

「BS4Kチューナー」をもっとも発揮できそうなのが「WOWOW 4K」をはじめとした「有料BS放送」になりますが、こちらは「BS左旋波」という電波を利用しており、対応する「パラボラアンテナ」の買い替えの必要なのはもちろん、建物・配線によっては「分配器」「ケーブル」などの「設備投資」が必要になりますので、建築物件によるそうなのですが「10万〜20万円ほどの費用がかかった」というお宅もあり、かつ「WOWOW」など「月々の利用料を発生」しますので、「4K放送を充分に堪能したい」というのもけっこう「ハードルが高い」イメージです。



②「動画配信サブスクリプションサービス」だと「わずかな金額で豊富なコンテンツが揃っている」

すでに「Netflix」「Amazonプライムビデオ」「YouTube」テレビで視聴できる環境であれば、何も「設備投資」にお金を使うより「ネット経由」で「4Kコンテンツ」を楽しむ事ができますので、ほとんどのユーザーがこの方法で「4Kテレビライフ」を楽しんでいるように感じます。


「無料コンテンツ」の豊富な「YouTube」でもけっこうな「4K動画」が公開されていますので、これだけでも「4K対応テレビ」の良さを実感できると思われます。





多くのテレビでこうした「動画サブスクリプションサービス」に対応するようになっていますが、どうも今後の展望として「BS4K」よりも「ネット配信」のほうへシフトしていくように思われます。

↓テレビによっては「4Kコンテンツ」に対応されていない場合
もあるかも知れませんが、「1万円以内の出費」で「外付けデバイス」という方法もありますので「格安の4Kチューナーなしテレビ」と組み合わせても充分楽しめると思います。







これなら「4Kチューナー不要」かも知れませんね。



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【情報共有】最近市販されている「4K・8Kテレビ」では「B-CASカード」が必要無い?


【情報共有】最近市販されている「4K・8Kテレビ」では「B-CASカード」が必要無い?

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今更ですが、最近、家電量販店で販売されている「4K・8Kチューナー内蔵テレビ」のどこを見ても「B-CASカード」を差すスロットが無い事に気づきました。




「B-CASカード」は、もともと「BSデジタル放送用」に開発された受信や録画・コピー回数を制限する「B-CAS方式」を利用するためのカードです。

もちろん皆さんご存じの通り、2011年の「地デジ化」以降、現在ではBS放送だけでなく「地上波デジタル放送(地デジ)」や「110°CS」放送でも使用されています。
「不正使用防止」のため「機器に内蔵チップ化」されているようです
「WOWOW」などの「BS有料放送」「スカパー!」「有料放送」は、テレビに挿入した「B-CASカード番号」で管理され、放送局側が契約者限定で受信可能に設定しています。

「WOWOW」などに新規加入する際に「B-CASカード番号が必要」なのはこの仕組みのためです



ところが最近販売されている「4K・8K放送」には受信や録画・コピー回数の制限にB-CAS方式ではなく「ACAS」という方式が採用されていて、4Kチューナーを内蔵した機器には「ACAS方式対応」チップが内蔵されているので「B-CASカードスロットが無い」という事です。

背景として「B-CAS方式がすでに解析されてしまい、不正改造したカードの流通が止まらない」ため、新たな方式が必要となったためとされています。

テレビなどに内蔵される「ACASチップ」は、「ACAS方式」のほか「B-CAS方式」にも対応しており、「4K・8K放送」だけでなく従来の「地デジ・BS・110°CS」放送も「ACASチップ」があれば受信可能な仕様となっています。

なお、「ACASチップ」メイン基板とは別に取り付ける仕組みになっていますので「故障」など「交換」自体は可能なようですが、従来の裏技的な「B-CASカードの抜き差しによる視聴制御」などは「不可能」になりますので、今後「ソフト的な制御方法」も現れる予想もあります。




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