セガレの知恵袋

「ITライフハックマスター 」AI和泉(旧ぱわきち)が生活に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすく「情報共有」するブログです

「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

スマートテレビ

【検証】「AndroidTV」搭載のテレビ-OSのアップデートはできるのか?


【検証】「AndroidTV」搭載のテレビ-OSのアップデートはできるのか?

20231108-andtv-000

ネット配信映像が視聴できる「AndroidTV OS」が内蔵されているテレビが増えています。

Androidと言えば、スマートフォンのOSとしても知られていますが、他のOS同様「定期的にアップデートしないと動作が不安定になる」かと心配な向きもあるかも知れません。

AndroidTVというOS自体、登場してからまだ数年しか経っていませんので、まだまだ実感が沸かないのですが、「家電量販店」の店員さんにそのあたり質問してみました。

すると、「最近の液晶テレビ自体の寿命が概ね5年前後なので、次に買い替える時点でOSがアップデートしていますよ」と言う人もいれば、「スマートフォンのAndroidのバージョンがだいたい2年ほどでアップデートされるので、同様の扱いになるのでは」といった「あいまいな返答」が多いようです。



もっとも「OS自体」ではなく、各「アプリ」それぞれが「頻繁にアップデート」されていますので「コンテンツ」を楽しむ分には問題なさそうではあります。

しかし常時「インターネット回線に接続されている」状態が前提の機能ですので「セキュリティ面での心配」をされる方には心配があるかも知れません。

基本的にAndroidスマートフォンのOSと同様の扱いとされているようですが・・・



今回は自宅の、ORIONチューナーレステレビ「SAUD501」でのOSアップデートを以下の手順で「確認」してみましたので、その結果を「情報共有」します。


【1】リモコンを使用して、ORIONテレビのメニューにアクセスします。

20231108-andtv-001


【2】メニュー内で「設定」または「システム設定」といったオプションを選択

20231108-andtv-002

【3】「デバイスの設定」→「詳細」と進みます

20231108-andtv-003

【4】「詳細」→「システムアップデート」

20231108-andtv-004

【5】「システムアップデート」の実行

テレビはインターネットに接続されていることを確認し、アップデートの確認を実行します。

アップデートが利用可能な場合、通常、テレビはそれを検出し、ダウンロードを開始します。

20231108-andtv-006


アップデートが正常に完了すると、テレビは再起動することがあります。

アップデートが正常にインストールされるまで待つ事もあります。
「ORION」のテレビの場合は以上の手順で確認できましたが、他社製テレビでも「似たような手順」を行う事で「アップデートの確認」ができるかも知れません。







家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【情報共有】液晶テレビのの「白飛び」とはどういう症状現象か?


【情報共有】液晶テレビの「白飛び」とはどういう症状か?

20230928-sirotobi-000

「4K液晶テレビ」購入を検討し、製品比較をしている中で、画面の「白飛び」というワードがよく出で来るので「どういう現象」なのか調べてみました。

「白飛び」とは、表示能力や設定によって起こる現象の事を言いますが「設定」によってある程度改善が期待できます

液晶テレビの「白飛び」とは、「画面の明るい部分が明るすぎて、色や形が区別できなくなってしまう現象」を指すようです。

例えば、雪景色や空などの白いものを写したときに、細かいディテールが失われて真っ白になってしまうことがあります。これを「白飛び」と表現するようですが、「液晶テレビの表示能力や設定によって起こる」と言われています。

液晶テレビの「白飛び」には、主に以下の2つの「原因」があるようです。

①「バックライトの明るさが高すぎる」

バックライトの明るさが高すぎると、画面全体が白っぽくなり、階調が失われる傾向があります。

これは、店頭で目立つように明るく設定されたままの液晶テレビを購入した場合によく起こる現象です。

バックライトの明るさは、部屋の照明や視聴距離に合わせて調整する必要があります。

②「コントラストや彩度の設定が不適切」

コントラストや彩度の設定が不適切だと、画面の色や明暗が極端になり、白飛びや黒つぶれを引き起こします。コントラストは、画面の明るい部分と暗い部分の差を表します。彩度は、画面の色の鮮やかさを表します。コントラストや彩度を高く設定しすぎると、画面が不自然になります。


液晶テレビ白飛びを防ぐためには、以下の対処法があります。

・バックライトの明るさを下げる

バックライトの明るさを下げることは、最も簡単な対処法です。液晶テレビのリモコンやメニューから、バックライトの調整ができます。バックライトを下げると、画面全体が暗くなりますが、白飛びは減少します。

・コントラストや彩度の設定を適切にする

コントラストや彩度の設定を適切にすることは、少し難しいかもしれません。液晶テレビには、標準や映画などのプリセットモードがありますが、これらは必ずしも最適ではありません。自分でカスタマイズする場合は、参考画像や測色器などを使って調整すると良いでしょう。


(参考動画)





家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【情報共有】「TCL」というメーカーの「液晶テレビ」が続々参入しているようですが


【情報共有】「TCL」というメーカーの「液晶テレビ」が続々参入しているようですが

20230926-tcl-000

「ビック/コジマ」「ヨドバシ」「エディオン」などの家電量販店店頭で、「格安で大型な液晶テレビ」として注目されている「TCL(ティーシーエル)」というメーカーが最近目立つようになりました。

日本では「格安ブランド扱い」ですが数少ないオリジナル液晶も製造している「液晶テレビ世界第2位」のシェアを誇るメーカーです

価格が価格だけに、さすがに「日本メーカー」製品ではありませんが、「2022年度世界2位」の販売数を誇る中国のメーカーになります。(ちなみに、1位がサムスン、3位がLGです)

20230926-tcl-001

なお「日本国内での液晶テレビシェア」に於いても、2022年度には、前年のSONYを抜いて、4位と、販売数を伸ばしているようです。(1位SHARP、2位Panasonic、3位TVS、5位SONY)

「TCL」は、「世界160カ国以上で事業展開」しており、「自社で液晶パネルを生産することができる数少ないメーカー」の一つでもあります。

20230926-tcl-002

「TCL」液晶テレビは、低価格帯に強みがあり、高画質な「QLED」技術スマートテレビ機能(AndroidTV)を搭載したモデルが人気です。

「QLED」とは、液晶テレビに表示される色域が従来製品よりも大きい技術で、鮮やかな映像と滑らかな動きを実現しています。

20230926-tcl-003

また、最近話題の「チューナーレステレビ」積極的に展開しており、「エディオン」「ドン・キホーテ」オリジナルモデルでも「TCL」製品が採用されているようです。

また「デジタルサイネージ」向けのディスプレイ(従来の看板や紙媒体のポスターに代わる情報発信システム)分野でも従来の「SHARP」の独占状態から「TCL」製品に切り替わっている印象もあります。

今後、「Panasonic」が「OEM」として「TCL」製品を採用するという動きもある事から、製品としての「信頼性も高い」かと思われます。

なお、ネット上では「画像と音声にズレがある」という声もあるようですが、もしかしたら、どのメーカー製品にも共通「50インチ以上のモデル」の4Kテレビにありがちな「視覚的な慣れの問題」なのかも知れませんね。


(参考動画)




(関連製品)


家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【トラブル解決!】液晶テレビ「B-CASカード」が読み込まなくなってしまった


【トラブル解決!】液晶テレビ「B-CASカード」が読み込まなくなってしまった

20230818-bcas-000

2007年に購入した、液晶テレビ、SHARP「AQUOS」「このICカードは読み取れません、もう一度挿入しなおすか正しいICカードを挿入してください」というメッセージが頻繁に表示され、「地上波・BS・110°CS」いずれの放送が見られなくなってしまう状況が続いています。

20230818-bcas-001


接続しているチュナー内臓「ブルーレイレコーダー」経由で視聴できていますがそろそろ「買い替え時」かも知れません

20230818-bcas-002

もっとも、「B-CASカード」自体「物理的にICカードに狭いスロットに差し込む」仕組み上、定期的に「エアダスター」でホコリを飛ばし、「接点復活スプレー」を塗布する事により、「状況復帰」させるなど「騙しだまし」利用できてはいました。

しかし、今回は「電源を付けるたびにホコリを飛ばさない」と「テレビ自体見れなく」なってしまいました。

20230818-bcas-008



ところが、我が家のテレビにはブルーレイレコーダー「Panasonic Diga」接続されており、これに「地上波・BS・110°CSチューナー」が搭載されており、「レコーダー内臓のチューナー」を介して「番組録画」だけではなく「一般視聴」できる事を思い出しました。

20230818-bcas-003

「チャンネル」操作はもちろん「レコーダーのリモコン」を使用します。

20230818-bcas-004

「TVゲーム」や「FireTV Stick」などと同様、テレビ側の「HDMI端子」に接続されていますので「入力切替」ボタンで接続されている「HDMI端子」に合わせます(我が家の環境では、入力5に割り当てています)。

20230818-bcas-005

ちなみに2000年代に発売された液晶テレビの多くが、HDMI端子が2~3個しかない場合も多く「全部ふさがっているので接続できない」と言った心配があるかも知れませんがその問題は「ご心配なく」。

別途「HDMI分配器」を用いれば「スロット不足も解消」します。

(参考製品)

「Digaを接続」して画像を確認してみたところ「チューナーが異なる」せいか、もしくは「Diga」の製造年代が「約10年新しい」ためか「黒がよりクッキリ再現」されているように感じます。

20230818-bcas-006

心なしか、「画素数」「音質」は同じハズなのに「かなり改善された印象」なのは「気のせいかも知れませんが・・・。」

20230818-bcas-007

仕組みとしては「ケーブルテレビ」の「STB(セットトップボックス)」を介した「テレビ視聴方法」と同じです。

しばらくこの手法で「テレビ視聴」をしのいでみて、いずれ「4Kプロジェクター」か最近人気の「チューナーレステレビ」を導入するなど「検討」してみたいと思います。


(参考動画)



家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【情報共有】液晶テレビの「VA」「IPS」パネルの違い-サイズによって特徴があります


【情報共有】液晶テレビの「VA」「IPS」パネルの違い-サイズによって特徴があります

202307245-ekishou-000

「液晶テレビ」が普及しはじめた頃、主な「液晶パネル」の選択肢として、大きく分けて、「VA」「IPS」2種類「どちらかにする」論争があった記憶がありますが、2023年7月現在、「家電量販店」店頭での「POP表記」や「カタログ」内の「スペック欄」から消えているケースも多いようです。

このあたり、「家電量販店」「テレビコーナー」で声をかけてきた「販売員」さんに「質問」してところ、「要領を得ない返答」(もっともこの分野は異常に詳しい販売員も少なくないので、たまたまなのでしょうが)でした。

商品的に「10年以上」開発が続いており、「性能が安定」しているのか「調べて」みました

視聴環境や好み、使用目的によって違いを感じるようですので、自分に合ったテレビを選ぶほうが重要かも知れません

そもそも、「液晶テレビ」のパネルには、大きく分けて「VA」パネル「IPS」パネル2種類があります。

これらは、液晶分子の回転する方向「垂直(VA方式)」「水平(IPS方式)」かという違いなのですが、これによって「液晶パネルを透過した光の拡散の具合」に違いが出ます。

パネルの種類と動作原理

「液晶パネル」は、バックライトの光「赤・緑・青(RGB)のカラーフィルター」を通して「画素(ピクセル)」に分けて表示します。

ひとつひとつの画素は、「液晶分子がシャッター」として動作して光の量を調節します。

この「液晶分子の動きを電気的に制御」することで、明暗や色を再現できるわけです。

20230722-tv-001


パネルのメリットとデメリット
それぞれのパネルには、以下のようなメリットデメリットがあります。

【VA(ブイエー)】

・明るく華やかな画質が得意

・コントラスト比が高い

・黒色表現が良い

・斜めから見ると白くモヤがかかったように色が変わる

・視野角が狭い




20230722-tv-002

【IPS(アイピーエス)】

斜めから見てもほとんど色の変化がない

・視野角が広い

・明るさやコントラスト比が低い

・黒色表現が悪い



【適したテレビ画面サイズ】

「テレビ画面サイズ」によっても、パネルの選択に影響することがあります。

一般的には、以下のような傾向があります。

「VAパネル」大型で高画質なテレビに向いているとされています

現状、「43型」以上の「4K液晶テレビ」の多くに採用されている印象があります

個人的には「映画」や「音楽ライブ」などの「映像」に向いているように感じます。





「IPSパネル」小型で広視野角なテレビに向いています

「32型」以下の「液晶テレビ」を始め「PCの液晶ディスプレイ(特にゲーミングモニタ)」、「ノートPC」への採用が目立ちます。

個人的には「趣味ではない」のですが、「スポーツ実況」や「テレビゲーム」などに向いているという声があるようです。




ただし、これはあくまで目安であり、メーカーやモデルによっても差が見られます。

また、「環境や好みにもよります」ので、自分に合ったテレビを選ぶことが大切でしょう。

ところが、現在では「製造段階での使い分け」がなされているためか、この知識がない「販売員」さんも少なくないようです。

また、前述のように「店頭」での「POP表示」「パッケージ記載」も「非常にわかりづらく」なっているようですので、「事前にネットなどで調べてから商品を指定」した方が無難かも知れません。




家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

スポンサーリンク
PVアクセスランキング にほんブログ村

応援ありがとうございます。
「AV機器」部門で上位キープ中です。




デジモノ・ガジェットランキング


パソコンランキング



にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へ
にほんブログ村

プロフィール

ぱわきち

読者登録
LINE読者登録QRコード
記事検索
カテゴリー
スポンサーリンク