【情報共有】「テレビ在庫有り過ぎ問題?」-「4K液晶・有機ELテレビ」需要減で「投げ売り状態」か?
かつて、世界中のテレビと言えば、メイド・イン・ジャパンの「SONY」「Panasonic」がその「代名詞」と呼ばれる存在でしたが、昨日「家電量販店」で、「Panasonicの4K液晶テレビ」に「在庫有り過ぎ問題」という「投げ売り」を強調されている、大変残念なPOPを発見しました。
確かに「SONY」も「Panasonic」も実質「メイド・イン・ジャパン」でなくなって久しいですし「東芝REGZA」「SHARP」に至っては「海外メーカーに売却されている」という状況です。
「リモートワーク需要」の増加で「PCの販売は好調」のようですが、想定外に「テレビ在庫」が大幅にダブついているようです
自宅での「リモートワーク」が広まり、在宅時間が増える事により、「テレビ」の視聴時間も増えるのでは、と思いきや、実際「売上が上がってる」のは、「PC」「タブレット端末」をはじめ、「リモート会議・授業」などに必要な「Webカメラ・マイク・ヘッドセット」の類に限られているようです。
また、「テレビ離れ」の原因として以下の「2点」が「大きい要因として指摘」されてもいるようです。
①「自粛生活」下で観たい番組がない
「新しいテレビの購入」する理由のひとつとして「観たいと思うコンテンツがない」という声が聞かれます。
「五輪延期」をはじめ、多くの「スポーツを中心としたイベントが中止」されていたり「新しい番組制作自体が自粛」されて「再放送」「過去作品の焼き直し」(特にNHKなど映像のストックが多い局によく見られる)が目立つ傾向があり、「テレビ自体に興味がない」層が増えているという説がひとつ。
②現行のテレビが問題というわけではなく「動画配信サービス」のほうが「コンテンツが魅力的」という説
逆に、2020年から始まった「新しい生活様式」で、「リモートワークの合間」に「YouTube」「Netflix」「Amazonプライムビデオ」など、手元のPC・スマホ・タブレット端末で気軽に視聴できる「動画配信サービス」を楽しむ層が急増しているというデータもあるようです。
特にスポーツ中継については「地上波」は壊滅的な状態ですので「Jリーグ」「プロ野球」を観たい向きには「DAZN(ダゾーン)」一択しかありません。
これは「リモートワーク・授業」を受けている世代だけではなく、「仕事時に子供を実家に預ける際、子供と親世代が一緒に動画配信サービスを観れる」よう「Chromecast(クロームキャスト)」や「Amazon Fire TV Stick」をセッティングしている世帯が増えているという事実があり、そんな中からヒットが生まれたのが2020年の「鬼滅の刃」ブーム勃発の「要因のひとつ」とも言われているようです。
「テレビ」自体にこうした「動画配信サービス視聴機能」を持っている機器もあるし、外付けデバイスも「5歳くらいの子供」であればかえって「自分の親よりつかいこなせ」たりします。
テレビ自体は今後「生産数」自体はセーブされてゆく方向らしいのですが、まさかの「五〇中止」なんて事になったら、本当に「投げ売り」するしかないのか一抹の不安を感じます。
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