【情報共有】音楽CDの「紙ジャケ仕様」とは?
音楽を楽しむ方法はネット経由の「ダウンロード」「サブスクリプションサービス」がメインとなり、影が薄くなった感のある音楽CDですが、最近、新譜CDで、従来のプラスチックケースではなく「紙ジャケ仕様」で発売というケースが見られるようになりました。
今なぜ、あえて「LPレコードジャケットのミニチュア版」的な「紙ジャケ仕様」が増えているのか調べてみました。
かつては廉価版CDのイメージがありましたが最近のアナログ復古の影響かLPジャケット同様内容のCD版としてコレクターズアイテム需要で注目されているようです
ここでいう「紙ジャケ」とは、紙製のパッケージケースで、中に入っている歌詞カードや解説も独自の物(内容は同じですが)になります。
通常のプラケース版では、この歌詞カードがアルバム・ジャケットを兼ねた作りになっているものが多いのですが、紙ジャケではそんな必要は無いのでペラペラの紙1枚になっていることが多いようです。
この形式のCD自体は、以前より、主に「廉価版」として、ダイソーなどのプチプライスショップや、ドン・キホーテなどのディスカウントストアで、330~1,100円ほどの低価格で販売されている「オムニバスアルバム」的なイメージが強いかも知れません。(かつては、プラケース用の物をビニールジャケットに入れた紙ジャケも存在していた事もありました。)
ところが最近あえて「紙ジャケ版」として発売されている作品では、アナログLPでの発売時を模した、特殊なジャケットや附属物(ステッカーやミニポスターなど)のミニチュア版が附属することが多くなってきました。
これは、特定のアーチストのファン向けにコレクターズアイテムのひとつとして購入してもらえるよう、従来の「プラスチックケース版」と同時(もしくは限定盤的に)に発売する事も多いようです。
これは、特定のアーチストのファン向けにコレクターズアイテムのひとつとして購入してもらえるよう、従来の「プラスチックケース版」と同時(もしくは限定盤的に)に発売する事も多いようです。
また、ディスクのラベルも独自のデザインであることもあるようです。
気になる「音質」なのですが、同じ音源使用の旨の記述があれば、基本的には同じです。
ただ、簡易パッケージがゆえに、エラー発生率が変わり、音質に影響する可能性はありそうです。
「楽曲ダウンロード」「音楽サブスクリプションサービス」の普及によって、CDの役目が終えたようにも思われますが、こうした用途であれば「現物コレクション」としてまだまだ寿命はあるのかも知れません。
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