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CD

【情報共有】「音楽CD劣化問題」-今のうちに「バックアップ」を-「FLAC」形式で保存する


【情報共有】「音楽CD劣化問題」-今のうちに「バックアップ」を-「FLAC」形式で保存する

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昨今の「音楽CD劣化問題」を鑑みて、個人的に「CDコレクション」「FLAC」ファイル形式で「バックアップ」を始めています。


↓「音楽CD劣化問題」についての記事はこちら




【FLACとは?】

「FLAC」とは、「可逆圧縮音声ファイルフォーマット」のことを指します。

「可逆圧縮」とは、圧縮前のデータを圧縮・展開処理を行ったデータが等しいデータ圧縮方法という意味になります。

この「可逆圧縮」を採用しているため、「CDからリッピング」を行う際などに「音質の劣化が起こりにくい」と言われています。

「エンコードとデコードが速い」・「シークが速い」・「オープンフォーマットであるため広く普及している」・「データ構造がストリーマブルなのでエラーに強い」といった特徴の「ファイル形式」と言われています。

簡単に言えば、「高音質で再生も素早く」行え、「シークする場合もすぐに再生が行える」といったファイル形式になっています。


【FLACとMP3の違い】については、以下のように説明できます。

「FLAC」「MP3」はともに「音声ファイルの圧縮形式」ですが、「圧縮方法」や「音質」、ファイルサイズに違いがあります。

「FLAC」では、「元の音源と同じ音質を保持」しているのに対し、「MP3」は、「人間の耳に聞こえにくい音をカット」しています。

そのため、「FLAC」は「MP3」よりも「高音質」ですが、「ファイルサイズも大きく」なります。

また、「FLAC」「ハイレゾ音源」と呼ばれる「超高音質な楽曲の再生フォーマット」としても利用されているのに対し、「MP3」「最大限CDレベルの音質まで」しか対応できません。

「FLAC」「MP3」のどちらを使うかは、自分の好みや環境に合わせて選ぶことができますが、個人的には、大量にある「ROCK」「ダンスミュージック」「レゲエ」などの楽曲は「320kbps」の「MP3での最高音質」で、「クラシック」や「ミュージカルなどの屋外ライブ音源」など「細かい音まで再現したい」場合、「FLAC」で保存するなど「分けてバックアップ」しています。

あくまで個人的好みですが「物理的・クラウド」保存には「FLAC」形式を利用しています

個人的環境で、WindowsPC「MusicBee」というソフトを用いて音楽CDを「FLAC」として取り込み、再生を楽しんでいます。


「MusicBee」とは、「PCに保存」してある、あらゆる音楽を管理することができる「音楽管理ソフト」で、イメージ的には、「iTunes」から「音楽管理機能以外」をすべて取っ払ったような作りになっており、「アルバム単位」、「プレイリスト」の作成・管理など様々なことを行えます。

「MusicBee」での「音楽CDをFLAC形式で取り込む方法」

MusicBeeを起動したら、上部メニューの「ファイル」→「ツール」→「CDを取り込む」と進みます。す。

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すると、「CDドライブ」に入れた「音楽CD」の「トラックリスト」が表示されますので、ここで、取り込み先の「フォルダ」や「ファイル名」の形式などを設定できます。

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特に重要なのは、右上の「エンコード形式」という項目で、ここで、「FLAC形式」で取り込むためには、「FLAC」を選択します。

また、「設定」ボタンクリックすると、「FLAC形式」の「圧縮レベル」や「ビット深度」などを「細かく指定」できます。

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最後に、「取り込み開始」ボタンクリックすると、「音楽CD」のトラック「FLAC形式」で取り込まれます。

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【FLAC形式の音楽ファイルを再生する方法】

「MusicBee」では、「FLAC形式」の「音楽ファイル」「MP3」同様、普通に再生することができます。

取り込んだ「音楽ファイル」は、左側のパネルから「アルバム」や「アーティスト」などで「検索」したり、右側の「トラックリスト」から選んで「再生」可能です。

再生したい「音楽ファイル」ダブルクリックするか、右クリックして「再生」を選ぶ再生が始まります。

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下部にあるプレイヤー部分では、再生中の曲名アートワーク、再生時間や音量などが表示されます。また、プレイヤー部分にある歯車アイコンクリックすると、さまざまな設定や機能が利用できます。

例えば、「出力デバイス」では再生時のオーディオデバイスASIOドライバーの設定ができ、「DSPエフェクト」ではイコライザーリバーブなどのエフェクトがかけられ、「出力形式」では再生時のサンプリングレートビット深度などの変更も可能です。

「FLAC」ファイルは「高音質で再生も素早く行える」ファイル形式ですが、「ファイルサイズ」「互換性」には注意する必要があります。

多くの「音楽プレイヤーソフト(アプリ)」「携帯音楽プレイヤー」では「非対応」なケースも少なくないように見受けられます。

自分の好みや環境に合わせて、適切な音声ファイル形式を選ぶようにしたいものです。


(関連記事)




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【情報共有】「音楽CD劣化問題」-デジタルといえども「物理的劣化」が始まっているらしい


【情報共有】「音楽CD劣化問題」-デジタルといえども「物理的劣化」が始まっているらしい

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「市販の音楽CD」「寿命」は、一般的には、30年から100年と言われていますが、実際には、わずか数年で読めなくなってしまった事はありませんか。

実は、個人的にコレクションしている「輸入盤CD」の一部で「音飛び」が激しくなったり、「アルバム内の数曲」が「再生不能」になってしまう事が続いており、その「解決策」を調べたところ「一部の海外製CD」の「寿命問題」が発生している事が判明した事項がありましたので「情報共有」します。

大事なコレクション音源も寿命には勝てなさそうです

調べて行くと、1980年代後半に主に「欧州」で制作された「市販音楽CD」の一部で「ディスク本体」(薄いアルミ部分)「錆」てしまい「再生不能」になっているケースが「発生」しているようです。

何故こうした状態になってしまうのかと言うと、一番わかりやすいのは「データを読み取る反射面に傷がついてしまう」という原因を思い付く方も多いでしょう。


(巷で囁かれている原因とされる現象)

化学的な劣化

CDのレーザー光を反射」させる層は、空気中の酸素や水分と反応して酸化したり腐食したりします。

これにより、反射率が低下してデータが読み取れなくなります

特に高温や高湿度の環境では、劣化が早まります。

生物的な侵食

「CDの表面や内部にカビや菌が繁殖」すると、レーザー光を反射させる層や保護層を侵食してデータが読み取れなくなります。

特に高温や高湿度の環境では、侵食が早まります。

しかし「しっかりとケースに収納し大切に保存」していたとしても「トラブルが生じる」事例も報告されています。

想定外なのが「音楽CDが錆びる」という「事実」。

原因はいくつか考えられるのですが、そのひとつとして「プレス盤の品質が悪い製品が一時出回っていた時期」があり、特に「CD黎明期」である「1980年代中盤以降」に主に「欧州」でなどで「低品質CDが量産」された時期があり、その当時「輸入盤」として購入した「音楽CD」に「被害報告」が上がっているようです。

「国内制作CD」に於いても「1990年代」には「廉価版CD」が登場し、「音質含め」「千差万別」の「製品が大量プレス」されており、これらも今後「製造から50年~60年経た時」同じような問題が発生する事も「予測」されるという声もあるようです。

個人的にも「お気に入りの音楽CDコレクションは一生モノ」と考えがちですが、「デジタル」と言えども「物理的劣化」は避けられない運命にあるようです。

特に「名盤」と呼ばれる「音楽CD」を多数コレクションしている「オーディオ愛好家」に於いては「そろそろバックアップ」など「保管方法」など「改めて検討」する時期に来ているのかも知れません。

(参考動画)参考までに




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【これは便利!】「TSUTAYA」店舗に在庫がない「DVD・CD」を「お取り寄せレンタル」する


【これは便利!】「TSUTAYA」店舗に在庫がない「DVD・CD」を「お取り寄せレンタル」する

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「音楽ファイル」の入手法として、現在「Spotify」から下記事の方法で「MP3化」してコレクションを充実させていますが、「アーチスト」「アルバム」などによって「非対応」の作品(特に邦楽アーチストに多い)は「図書館」や「TSUTAYA(ツタヤ)」「GEO(ゲオ)」で「レンタル」しなければならないケースも多いです。





ところが「レンタルCD」の場合、店舗在庫に限りがあるのも「致し方無い」ので「諦める」しかないというのかと言えばそうでもなく、「TSUTAYA」に限って言えば「お取り寄せレンタル」が可能です。

個人的にけっこう「レアな音源」もレンタルできますので「重宝」させていただいていますが、「スマホアプリ」からは「予約」できず「店頭に出向く必要」はあります。

ちなみに「同業他社」の「GEO」の場合「お取り寄せ」には対応されず「他店の在庫確認」しかできないようです。

「Geo(ゲオ)」ですと「他店の在庫確認」しかできませんので、これは「便利」です

「お取り寄せレンタル」には店舗内の「検索機」から操作が必要です「会員証」として「スマホアプリ」ではなく、物理的な「Tカード」必要です。


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「検索機」での操作はいたって「かんたん」。

タッチパネルの操作「商品を取り寄せる」を「選択」



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「レンタルCDを探す」に進みます。


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すると「TSUTAYA」全体で在庫されている「CD」が一覧表示されますので、レンタルしたい「CD」タッチします。


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当該店舗に在庫がない「CD」は「単品お取り寄せ」と表示されますので、さらに進みます。


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そこからなかなか先に進まないので「心配になります」が大丈夫です。

気にせず次に進みます。



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困惑するのが「カードスキャン」のタイミング。


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どうも「電話番号」「生年月日」を入力してからでないと「カードスキャン」できないようです。


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無事「カードスキャン」認証され「注文が確定」されれば「レシート」が出力されますので、これで「お取り寄せ」注文の操作は完了です。


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↓予約した「CD」が店舗に到着すると、登録した「メールアドレス」に「メッセージ」が入ります。


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あとは、店舗に出向き「有人カウンター」で「カードスキャン」すると「取り置き」している「CD」をスタッフさんが渡してくれます。



(参考製品)*今回「お取り寄せレンタル」した「CD」


↓「国内アーチスト」作品でもけっこう「古い」「レア」なCDなので「Spotify」などの「配信系」にはラインナップされていないものです。






↑「Spotify」で公開されている「作品」ですが「3枚組」のうち「Disc2の一部楽曲」「Disc3全部」が「配信」されていないので「お取り寄せレンタル」しました。






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今あえて「CDラジカセ」を購入するなら「カセットテープ」も聴ける総合機を選べば結局割安かも


今あえて「CDラジカセ」を購入するなら「カセットテープ」も聴ける総合機を選べば結局割安かも

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最近、「アナログ復活」で「カセットテープ」が見直され「100円ショップ」でも「テープ」自体、手に入るようになりましたね。

とはいうものの、「カセットテープ」に限らず、「アナログレコード」などに於いては、「知っている世代」にはわかると思うのですが、CDやMP3並みの音で楽しむには、けっこうお金がかかってしまいます。

東芝 TOSHIBA TY-CDS7 ラジカセ ブルー [ワイドFM対応 /CDラジカセ][TYCDS7]
by カエレバ
「廉価モデル」の場合、「USB・SD接続」「CD-Rに記録したMP3の再生」に対応していないと、あとあと後悔するかもしれません
「ワイドFM」については、特に「対応」と明記されていなくても「手動でチューニング」できる機種であれば、聴くことは可能です。



「カセットテープ」自体の音ははっきり言って「アナログ」なので、思ったより「残念」かも知れませんが、SDカード「CD-Rに保存したMP3音源」が聴けたり、「アナログ音源のデジタル化」など「PCレス」で音楽視聴環境を整える機器として割り切って利用する分には便利でしょう。

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本格的に「FMラジオ」を楽しみたい向きには、「アンテナ端子」がテレビと共用の「同軸ケーブル」対応であれば、けっこうな「音質」を楽しむ事ができます。

ただ、「同軸対応機種」だと、安くても「3万円以上」はしますが・・・。


ちなみに、「数千円台」で購入できる製品だと、ただ「CDを聴く」「ラジオを聴く」「CDからカセットテープにダビングして聴く」だけの機種も少なくないので、値段だけにつられて購入してしまうとあとあと後悔するかもしれませんので、よく確認して購入したほうが無難でしょう。

(参考製品)

キュリオム CDラジカセ (AM/FM・カセット・CD)AC100V/乾電池仕様 YCD-C600(S)/(B) ラジカセ ラジオ 録音 カセットテープ ラジオレコーダー カセットレコーダー 乾電池 屋外 コードレス 【送料無料】 山善/YAMAZEN/ヤマゼン
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音源自作派であれば今が入手の最後のチャンス?-「That's(太陽誘電)」のCD-Rディスク


音源自作派であれば今が入手の最後のチャンス?-「That's(太陽誘電)」のCD-Rディスク

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「音楽業界」の知人によると、「音源」の受け渡し作業には、組織によっては、「クラウド」でのデータのやり取りになりつつあるそうですが、まだまだ「郵送」でのやり取りは「健在」であるそうです。

さすがに「カセットテープ」や「MDディスク」はなくなっているものの、「USBメモリー」や「CD=R」でのやり取りは残っていて、まだまだ高額の「USBメモリー」より割安な「CD-R」での利用も多いそうです。


「USBメモリー」の大容量化、クラウドストレージの普及で忘れ去られそうな存在ですが、まだまだ「業界内」では需要があるようなので今のうちに手に入れておきたいものです
とはいうものの、「CD=R」ディスクも「音質がピンキリ」で、プロ用に耐えられるディスクとしては、2015年に「生産終了」した、「That’sブランド」の「太陽誘電」製一択だそうで、「太陽誘電」製としても「市販の音楽CDの音質を」「10」とすると「7〜8」割の音質との事で、量販店などで出回っている「1枚当たり50~60円クラス」のディスクですと、「3~4割の音質」というレベルらしいです。

かつては、「TDK」「マクセル」なども「太陽誘電」の「OEM生産品」が多く販売されていましたが、現在では、多くが「海外製」になっています。

現在、国産の「太陽誘電」製CD-Rは生産終了しているものの、ネット上では多少在庫があるようなので、必要ならば、「今のうち」に手に入れておいたほうが良いでしょう。



   



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