セガレの知恵袋

「ITライフハックマスター 」AI和泉(旧ぱわきち)が生活に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすく「情報共有」するブログです

「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

CD

【情報共有】音楽CDの「紙ジャケ仕様」とは?


【情報共有】音楽CDの「紙ジャケ仕様」とは?

20231222-cd-000
音楽を楽しむ方法はネット経由の「ダウンロード」「サブスクリプションサービス」がメインとなり、影が薄くなった感のある音楽CDですが、最近、新譜CDで、従来のプラスチックケースではなく「紙ジャケ仕様」で発売というケースが見られるようになりました。

今なぜ、あえて「LPレコードジャケットのミニチュア版」的な「紙ジャケ仕様」が増えているのか調べてみました。

かつては廉価版CDのイメージがありましたが最近のアナログ復古の影響かLPジャケット同様内容のCD版としてコレクターズアイテム需要で注目されているようです

ここでいう「紙ジャケ」とは、紙製のパッケージケースで、中に入っている歌詞カードや解説も独自の物(内容は同じですが)になります。

通常のプラケース版では、この歌詞カードがアルバム・ジャケットを兼ねた作りになっているものが多いのですが、紙ジャケではそんな必要は無いのでペラペラの紙1枚になっていることが多いようです。

この形式のCD自体は、以前より、主に「廉価版」として、ダイソーなどのプチプライスショップや、ドン・キホーテなどのディスカウントストアで、330~1,100円ほどの低価格で販売されている「オムニバスアルバム」的なイメージが強いかも知れません。(かつては、プラケース用の物をビニールジャケットに入れた紙ジャケも存在していた事もありました。)

20231220-cd-001

ところが最近あえて「紙ジャケ版」として発売されている作品では、アナログLPでの発売時を模した、特殊なジャケット附属物(ステッカーやミニポスターなど)のミニチュア版が附属することが多くなってきました。

これは、特定のアーチストのファン向けにコレクターズアイテムのひとつとして購入してもらえるよう、従来の「プラスチックケース版」と同時(もしくは限定盤的に)に発売する事も多いようです。

また、ディスクのラベルも独自のデザインであることもあるようです。

気になる「音質」なのですが、同じ音源使用の旨の記述があれば、基本的には同じです。

ただ、簡易パッケージがゆえに、エラー発生率が変わり、音質に影響する可能性はありそうです。

「楽曲ダウンロード」「音楽サブスクリプションサービス」の普及によって、CDの役目が終えたようにも思われますが、こうした用途であれば「現物コレクション」としてまだまだ寿命はあるのかも知れません。














家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【情報共有】音楽CDなど物理的ディスクをデジタル化する利点


【情報共有】音楽CDなど物理的ディスクをデジタル化する利点

20231007-cd-000

音楽CDは、1枚1枚は確かに薄いのでかつてのカセットテープやに比べれば収納力抜群なのですが、ちりも積もればの言葉通り、数がまとまれば「部屋の一角を占領」してしまいます。

またデジタル媒体とは言え「物理的メディア」を扱うので「傷や汚れによる劣化」も避けられません。

個人的な話にはなりますが、こうしたディスクの管理がかなりずさんで、けっこうな枚数が残念な事になってしまった経験が多数あります。

ケースを開けたらジャケットと違うディスクというのもよくある話しですよね

かつて、やってしまった事として、使用したディスクを別のケースに収納してしまって、ケースを空けたらジャケットと異なるディスクが入っていて、元ディスクがどこにあるかわからない、という事を何度も繰り返しては結果せっかく購入したディスクを無駄にしてしまった事が何度かあったことも。

そもそも、ディスクを駄目にしてしたったらコンテンツ自体楽しめなくなる、という当たり前のような結果となり、また楽しみたくなった際、再度購入・レンタルしなければならない事も少なからずありました。



これらの欠点がをデジタルデータ化する事である程度克服できているように感じています。

音楽CDであれば、MP3形式化、管理する事が便利です。

↓個人的にはPCで音楽CDを「MP3」「FLAC」ファイルとして取り込んで、PC内でデスクトップオーディオとして環境を整えたり、スマートフォンに転送して、携帯オーディオをとして楽しんでいます。



この手法であれば、アプリや機器にもよりますが、「プレイリスト機能」を利用する事で、CDを入れ替えることなく、自分好みの順番で再生リストを作る事が可能ですが、これがとても便利です。

CD同等の音質で聴きたい場合には、「FLAC」という選択肢もあります。



またシステムによってはPCやスマートフォンの間でデータ同期ができるサービスもあり、自分が所持している複数のデバイスで同じリスニング環境で楽しめる事もできます。

デジタル化する利点ばかり述べましたが、物理的CDにはアナログならではの良さがあるのも事実でしょう。

ジャケット、ライナーノーツ、歌詞カード盤面の楽しみもありますし、物理的CDならではのボーナストラック、ポスターなどの特典があるのも、特定のアーチストのファンであれば見逃せないところでしょう。

このあたり「趣味の領域」になりますので、とやかく言うべきではない部分ではありますが・・・。




家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【検証】音楽CDのジャケット画像を入手する-Windowsアプリ「Album Art Downloader」


【検証】音楽CDのジャケット画像を入手する-Windowsアプリ「Album Art Downloader」

20231117-album-000

音楽CDから「MP3」に取り込む際、「CDジャケット画像(アルバムアート)」が読み込まれないケースもあります。

以前、Amazonの商品情報から「画像をコピー」して、MusicBeeというアプリの編集機能で画像を追加する方法を紹介しています。↓



しかしこの手法では、当然ではありますが、Amazonに出品されている音楽CDの情報しか得られませんので、かなりマニアックな作品や、日本独自発売の企画盤ですと、画像が取得できないケースもありました。

もっとも「CDジャケット画像(アルバムアート)」情報を得られるサイトは何もAmazonだけではなく、無数に存在するのですが、いちいち探していくのも大変です。

アーチスト名・アルバム名いずれかでも、iTunesはじめ約30のサイトからアートワーク情報を得られます

こうした多くのサイトをまとめて縦断して検索して見つけてくれるアプリが「Album Art Downloader」になります。

2023年11月時点では、WindowsPC版のみの公開のようです。

↓以下のサイトよりダウンロードが可能です。




使い方はいたってシンプル。

検索窓に「アーチスト名」もしくは「アルバム名」を入力して「Search」アイコンをクリックするだけ。

20231117-album-001

するとかなりの高確率で「音楽CDジャケット(アルバムアート)画像」がヒットします。

画像を利用したい場合は、目的の画像を「右クリック」でコピーします。

20231117-album-002

画像の貼り付けには「Music Bee」なる音楽編集アプリが便利です。↓



20231117-album-003

画像を追加したい楽曲を「編集」モードにして「アートワークを編集」→「音楽ファイルに画像を埋め込む」工程を進めば「楽曲に画像が追加」されます。

20231117-album-004

なお、かなり「カルト的バンド」のアルバムまで探してくれたのには驚きでした。

20231119-album-001



家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【情報共有】「音楽CD劣化問題」-今のうちに「バックアップ」を-「FLAC」形式で保存する


【情報共有】「音楽CD劣化問題」-今のうちに「バックアップ」を-「FLAC」形式で保存する

20230823-backup

昨今の「音楽CD劣化問題」を鑑みて、個人的に「CDコレクション」「FLAC」ファイル形式で「バックアップ」を始めています。


↓「音楽CD劣化問題」についての記事はこちら




【FLACとは?】

「FLAC」とは、「可逆圧縮音声ファイルフォーマット」のことを指します。

「可逆圧縮」とは、圧縮前のデータを圧縮・展開処理を行ったデータが等しいデータ圧縮方法という意味になります。

この「可逆圧縮」を採用しているため、「CDからリッピング」を行う際などに「音質の劣化が起こりにくい」と言われています。

「エンコードとデコードが速い」・「シークが速い」・「オープンフォーマットであるため広く普及している」・「データ構造がストリーマブルなのでエラーに強い」といった特徴の「ファイル形式」と言われています。

簡単に言えば、「高音質で再生も素早く」行え、「シークする場合もすぐに再生が行える」といったファイル形式になっています。


【FLACとMP3の違い】については、以下のように説明できます。

「FLAC」「MP3」はともに「音声ファイルの圧縮形式」ですが、「圧縮方法」や「音質」、ファイルサイズに違いがあります。

「FLAC」では、「元の音源と同じ音質を保持」しているのに対し、「MP3」は、「人間の耳に聞こえにくい音をカット」しています。

そのため、「FLAC」は「MP3」よりも「高音質」ですが、「ファイルサイズも大きく」なります。

また、「FLAC」「ハイレゾ音源」と呼ばれる「超高音質な楽曲の再生フォーマット」としても利用されているのに対し、「MP3」「最大限CDレベルの音質まで」しか対応できません。

「FLAC」「MP3」のどちらを使うかは、自分の好みや環境に合わせて選ぶことができますが、個人的には、大量にある「ROCK」「ダンスミュージック」「レゲエ」などの楽曲は「320kbps」の「MP3での最高音質」で、「クラシック」や「ミュージカルなどの屋外ライブ音源」など「細かい音まで再現したい」場合、「FLAC」で保存するなど「分けてバックアップ」しています。

あくまで個人的好みですが「物理的・クラウド」保存には「FLAC」形式を利用しています

個人的環境で、WindowsPC「MusicBee」というソフトを用いて音楽CDを「FLAC」として取り込み、再生を楽しんでいます。


「MusicBee」とは、「PCに保存」してある、あらゆる音楽を管理することができる「音楽管理ソフト」で、イメージ的には、「iTunes」から「音楽管理機能以外」をすべて取っ払ったような作りになっており、「アルバム単位」、「プレイリスト」の作成・管理など様々なことを行えます。

「MusicBee」での「音楽CDをFLAC形式で取り込む方法」

MusicBeeを起動したら、上部メニューの「ファイル」→「ツール」→「CDを取り込む」と進みます。す。

20230830-musicbee-001


すると、「CDドライブ」に入れた「音楽CD」の「トラックリスト」が表示されますので、ここで、取り込み先の「フォルダ」や「ファイル名」の形式などを設定できます。

20230830-musicbee-002


特に重要なのは、右上の「エンコード形式」という項目で、ここで、「FLAC形式」で取り込むためには、「FLAC」を選択します。

また、「設定」ボタンクリックすると、「FLAC形式」の「圧縮レベル」や「ビット深度」などを「細かく指定」できます。

20230830-musicbee-003

最後に、「取り込み開始」ボタンクリックすると、「音楽CD」のトラック「FLAC形式」で取り込まれます。

20230830-musicbee-005




【FLAC形式の音楽ファイルを再生する方法】

「MusicBee」では、「FLAC形式」の「音楽ファイル」「MP3」同様、普通に再生することができます。

取り込んだ「音楽ファイル」は、左側のパネルから「アルバム」や「アーティスト」などで「検索」したり、右側の「トラックリスト」から選んで「再生」可能です。

再生したい「音楽ファイル」ダブルクリックするか、右クリックして「再生」を選ぶ再生が始まります。

20230830-musicbee-006


下部にあるプレイヤー部分では、再生中の曲名アートワーク、再生時間や音量などが表示されます。また、プレイヤー部分にある歯車アイコンクリックすると、さまざまな設定や機能が利用できます。

例えば、「出力デバイス」では再生時のオーディオデバイスASIOドライバーの設定ができ、「DSPエフェクト」ではイコライザーリバーブなどのエフェクトがかけられ、「出力形式」では再生時のサンプリングレートビット深度などの変更も可能です。

「FLAC」ファイルは「高音質で再生も素早く行える」ファイル形式ですが、「ファイルサイズ」「互換性」には注意する必要があります。

多くの「音楽プレイヤーソフト(アプリ)」「携帯音楽プレイヤー」では「非対応」なケースも少なくないように見受けられます。

自分の好みや環境に合わせて、適切な音声ファイル形式を選ぶようにしたいものです。


(関連記事)




家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

【情報共有】「音楽CD劣化問題」-デジタルといえども「物理的劣化」が始まっているらしい


【情報共有】「音楽CD劣化問題」-デジタルといえども「物理的劣化」が始まっているらしい

20230823-cd-000

「市販の音楽CD」「寿命」は、一般的には、30年から100年と言われていますが、実際には、わずか数年で読めなくなってしまった事はありませんか。

実は、個人的にコレクションしている「輸入盤CD」の一部で「音飛び」が激しくなったり、「アルバム内の数曲」が「再生不能」になってしまう事が続いており、その「解決策」を調べたところ「一部の海外製CD」の「寿命問題」が発生している事が判明した事項がありましたので「情報共有」します。

大事なコレクション音源も寿命には勝てなさそうです

調べて行くと、1980年代後半に主に「欧州」で制作された「市販音楽CD」の一部で「ディスク本体」(薄いアルミ部分)「錆」てしまい「再生不能」になっているケースが「発生」しているようです。

何故こうした状態になってしまうのかと言うと、一番わかりやすいのは「データを読み取る反射面に傷がついてしまう」という原因を思い付く方も多いでしょう。


(巷で囁かれている原因とされる現象)

化学的な劣化

CDのレーザー光を反射」させる層は、空気中の酸素や水分と反応して酸化したり腐食したりします。

これにより、反射率が低下してデータが読み取れなくなります

特に高温や高湿度の環境では、劣化が早まります。

生物的な侵食

「CDの表面や内部にカビや菌が繁殖」すると、レーザー光を反射させる層や保護層を侵食してデータが読み取れなくなります。

特に高温や高湿度の環境では、侵食が早まります。

しかし「しっかりとケースに収納し大切に保存」していたとしても「トラブルが生じる」事例も報告されています。

想定外なのが「音楽CDが錆びる」という「事実」。

原因はいくつか考えられるのですが、そのひとつとして「プレス盤の品質が悪い製品が一時出回っていた時期」があり、特に「CD黎明期」である「1980年代中盤以降」に主に「欧州」でなどで「低品質CDが量産」された時期があり、その当時「輸入盤」として購入した「音楽CD」に「被害報告」が上がっているようです。

「国内制作CD」に於いても「1990年代」には「廉価版CD」が登場し、「音質含め」「千差万別」の「製品が大量プレス」されており、これらも今後「製造から50年~60年経た時」同じような問題が発生する事も「予測」されるという声もあるようです。

個人的にも「お気に入りの音楽CDコレクションは一生モノ」と考えがちですが、「デジタル」と言えども「物理的劣化」は避けられない運命にあるようです。

特に「名盤」と呼ばれる「音楽CD」を多数コレクションしている「オーディオ愛好家」に於いては「そろそろバックアップ」など「保管方法」など「改めて検討」する時期に来ているのかも知れません。

(参考動画)参考までに




家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村
スポンサーリンク
PVアクセスランキング にほんブログ村

応援ありがとうございます。
「AV機器」部門で上位キープ中です。




デジモノ・ガジェットランキング


パソコンランキング



にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へ
にほんブログ村

プロフィール

ぱわきち

読者登録
LINE読者登録QRコード
記事検索
カテゴリー
スポンサーリンク