【検証】Fireタブレットで「Panasonicどこでもディーガ」が使用できない件-有料ですが「DiXiM Play」アプリが有効でした
「どこでもディーガ」とは、Panasonicが提供するスマートフォンアプリとブルーレイレコーダー「ディーガ」を組み合わせたサービスです。
このサービスにより、外出先でも録画番組や放送中の番組をスマートフォンやタブレット端末で視聴する事が可能です。
iPadやiPhone、Androidスマートフォンで「どこでもディーガ」アプリが提供されていますが、2024年5月現在「Fireタブレット」用のアプリは提供されていないため「HD画質対応」を謳っている「Fireタブレット」では基本的にその機能が非対応です。
↓2022年以前の端末であれば「裏ワザ」を用いてAndroid端末向けのアプリをインストールして「どこでもディーガ」を使用する事ができた時期もありましたが、現在はこの手法が使えません。
Wi-Fi環境にもよるのでしょうが「リアルタイム視聴」は厳しいかも。「録画番組視聴」は問題ないようです
では「Fireタブレット」で「ディーガ」内コンテンツを観る事は不可能なのかというと、方法がない分けでもありません。
あくまで「一部の機能」ではありますが「DiXiM Play Fire TV版」というアプリが「Amazonアプリストア」から入手できますのでレコーダー内のコンテンツを「Fireタブレット」で視聴する事も可能です。
「DiXiM Play」とは、家庭内のWi-Fiネットワークを経由して、レコーダーに保存されている録画番組や放送中の番組を視聴するためのネットワークプレーヤーアプリケーションになります。
基本的に「有料アプリ」になりますので、課金してライセンスを購入しないとフルに番組視聴ができませんが、「まずはお試し」で回数制限なく「1番組1分間の視聴確認」ができますので、気に入ったら「課金して使用」するのも良いでしょう。
アプリを立ち上げると、Wi-Fiネットワーク内の対応機器一覧が表示されますので、「ディーガ(画像ではDMR-BRS510)」を選択します。
「HDD」は録画番組、「チューナ」はリアルタイムの地上波・BS・110°CS放送視聴ができるようです。
「地上波放送」リアルタイム視聴しようと画面を進んでみます。
まだ、ライセンス購入していない状態なので「お試し視聴(1分)を開始します。」へ進みますが・・・。
「Fireタブレット」に限ってなのかも知れませんが、「再生が開始できません」と、先に進む事ができないケースがあるます。
でも大丈夫。画面右下の「設定ボタン」をタップし。
「問題解決オプション」→「インターレースの再生」の項目がオフになっている場合がありますのでオンにします。
この設定変更で概ね「再生が開始」されるはずなのですが・・・。
Wi-Fi環境にもよるのでしょうが「リアルタイム視聴」は「接続中」のまま、アプリがストップし、筆者の環境では上手くいきませんでした。
メニューを「HDD」に戻り、録画番組の再生を行うと、けっこうスムーズに視聴できました。
「どこでもディーガ」と異なり、録画動画の視聴だけは可能なもののその他の操作(録画予約など)には非対応のようです。
もちろん、画質自体は「Fireタブレット」のHD版であれば、それなりに綺麗な映像を楽しむ事ができますが「リアルタイム視聴に難」があるなど、「テレビ代わり」になるかと言えば「難しい選択」かも知れません。
「ライセンス購入」してまで利用するかは、個人それぞれの視聴習慣に左右されそうです。
(関連製品)
家電・AV機器ランキング にほんブログ村