セガレの知恵袋

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キャッシュレス決済

【検証】「VISAタッチ」CM打ちまくっていますが-使えないケースも多い件


【検証】「VISAタッチ」CM打ちまくっていますが-使えないケースも多い件

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前回、スマートフォンでの「VISAタッチ決済」方法についての情報を公開しましたが、「VISAタッチ決済」として使えない店舗が少なくないという声が多数上がっていますので「情報を検証」してみました。



TVCMはさかんに流れているようですが・・・。




単に店員さんの理解不足な場合と決済端末が非対応なケースもまだまだある模様です

個人的に確認してみた
ところ「VISAタッチ決済」としては使えなくとも、iDQuickPayといったいわゆる「ポストペイ」経由でのVISAカード決済は有効ではあるようです。

スマートフォンでの「VISAカード」で、VISAタッチができないケースとして、2023年12月現在の状況として確認できたのは、コンビニエンスストアではほぼ問題なく使える印象ですが、一部ドラッグストアなど決済端末自体が対応されていても「店員さん自体まだご理解されていない」ケースがあるようです。

この場合、決済時に「VISAで」と言うと「iD,QuickPay」として決済されるケースもあるので、しっかり「VISAタッチで」と言えば決済完了できる可能性もあるようです。

↓2023年12月15日現在、この事情を詳しく解説している動画を見つけましたので貼っておきます



ただし、決済端末側が「iD,QuickPay」(Felica方式)のみで「VISAタッチ(EMVコンタクトレス)方式」に未対応である店舗もまだまだあるようですので、その場合はいままで通り「iD,QuickPay」として、クレジットカード決済は可能なようです。



こうした「キャッスレス決済」の分野、規格が乱立している様相で、イマイチ仕組みが理解しにくいところが現状のようです。

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【情報共有】VISAタッチ決済-スマートフォンでの使用方法


【情報共有】VISAタッチ決済-スマートフォンでの使用方法

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Visaのタッチ決済は、物理的なカードスマートフォンで利用できる決済方法です。

この決済方法を利用するには、Visaのタッチ決済対応マークのある加盟店で利用する必要があります。.

かんたんに言うと、VISAカードを「SUICA・PASMO」などのように、レジにあるリーダーに対応のVisaカードをタッチするだけで、サインも暗証番号も不要で、文字通り「タッチ」する事で決済が完了する仕組みになります。

なお、. 一定金額を超える支払いの場合、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインを求められるケースもあるようです。

iPhoneでは「Appleウォレット」、Androidなら「Googleウォレット」に登録する事で利用が可能になります

もちろん「NFC」対応のスマートフォンでも利用する事も可能です。

iPhoneについては、以前は、Visaのタッチ決済を利用する場合、電子マネーの「QUICPay」や「iD」として認識されてしまい、Visaブランドとして使えない時期もありましたが、2021年5月から「Apple Pay(ウォレット)」を経由する事で「Visaカード」として使えるようになりました。

対し、Android端末に於いては、サービス開始時より「Google Pay(ウォレット)」とし対応されています。


スマートフォンでの利用方法については、Visaのタッチ決済を設定したいカードを表示したら、「ApplePay(ウォレット)」「,Google Pay(ウォレット)」それぞれの設定をタップして、カード番号など必要な情報を入力していくと、すぐに設定が完了します。

また、Appleウォッチなどの一部の「ウェアラブル端末」でも利用が可能です。

Apple Wallet
Apple Wallet
開発元:Apple
無料
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Google ウォレット
Google ウォレット
開発元:Google LLC
無料
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以下、Android端末「SHARP AQUOS sense」でのGoogleウォレットでの登録方法です。

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アプリを立ち上げて「ウォレットに追加」に進みます。

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「クレジットやデビットカード」を選択。

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「新しいクレジットカードかデビットカード」に進み、手持ちの「VISAカード」を登録します。

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以上の工程で、スマートフォンで「VISAタッチ決済」ができるようになります。

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iPhoneでの「Appleウォレット」への登録もおおむね同様の手順になります。

実際に使う際は、レジで「VISAタッチで」と申告してカードリーダーにかざす方法と、無人レジの場合は「支払い方法でVISAタッチ決済」を選択してからカードリーダーにかざす事になります。

(参考動画)





ただし、すべてのスマートフォンで対応可能なのかというとそうでもなく、「NFC」に対応していても「Felica」のみの対応の端末で「NFC Type-A,B」に非対応ですと登録自体できないのと事。

このあたり、スマートフォンのスペックやバージョンにより異なるようです。

今後、こうした「タッチ決済」を使用したいのであれば、端末を変更する際、対応機種であるか確認しておきましょう。



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【情報共有】「おサイフケータイ」「ApplePay」「GooglePay」の違いとは?


【情報共有】「おサイフケータイ」「ApplePay」「GooglePay」の違いとは?

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この記事は、2022年度より参加している「ITライフハックセミナー」「勉強会」にてお話ししてきたテーマの「補足記事」となります。


今回は、テーマ:「キャッシュレス決済」の「補足情報」になります。



同じ「NFC」「Felica」チップを利用した「非接触型電子マネー」ですが端末によって使えるカード、サービスは異なります


「おサイフケータイ」
とは、「Androidスマートフォンに搭載されているFeliCaチップ」を使って、「電子マネー」「ポイントカードなどのサービスを利用」できる機能です。


おサイフケータイ アプリ
おサイフケータイ アプリ
開発元:FeliCa Networks, Inc.
無料
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対応できる、主な「電子マネー」として、「Suica」「PASMO」「楽天Edy」「nanaco」「WAON」などがありますが、使用している端末が「Androidスマートフォン」かつ「おサイフケータイに対応している端末」である事が前提になります。

「おサイフケータイ」への登録方法として、それぞれのサービスが提供している公式アプリをダウンロード・インストールした状態で、「設定画面」から「おサイフケータイを有効」にすることで利用できるようになります。

「使用方法」「物理的カード」での支払い同様、対応レジなどの「読み取り機」に「スマートフォンをタッチ」するだけです。


「Apple Pay」「Google Pay」は、それぞれAppleとGoogleが提供する「スマートフォン決済サービス」の名称です。

「Felica対応スマートフォン」クレジットカード電子マネーを登録して支払いを行う仕組みになります。

一見「おサイフケータイ」と同じように見えます「おサイフケータイ」が別途、それぞれの「電子マネーアプリ」をダウンロード・インストールした上で「連携登録」する必要がある事に対し、「ApplePay」「GooglePay」アプリ内から「連携登録」する仕組みになります。


Apple Wallet
Apple Wallet
開発元:Apple
無料
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「Apple Pay」iPhoneやApple Watchで「Apple Wallet」というアプリを通して利用できますが、Apple製品専用サービスになりますので「Androidスマートフォン」には「非対応」です。

「ApplePay」で使用できる「電子マネー」は、2023年9月現在、「QUICPay」「iD」「Suica」「PASMO」「nanaco」「WAON」になります。

「Apple Pay」への登録方法iPhoneApple Watch設定画面から「WalletとApple Pay」を選択し、「カードを追加」をタップしてクレジットカードや電子マネーを登録します。

「支払い時」にはiPhoneApple Watch「読み取り機」にタッチし、「指紋や顔で認証」します。


Google ウォレット
Google ウォレット
開発元:Google LLC
無料
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「Google Pay」「おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンでのみ利用可能」で、iPhoneApple Watchには「非対応」です。

「Google Pay」で使用できる「電子マネー」は、「Suica」「PASMO」「nanaco」「楽天Edy」「WAON」「QUICPay」「iD」に対応しています。(ただし楽天Edyについては端末により使用できないケースも多いようです)

現状、「Google Pay」の方が「ApplePay」に比べて、対応する電子マネーが多くなっています。

なお「Google Pay」では、支払い時の本人認証認証が不要です。このあたり「Apple Pay」の方がセキュリティが高いようです。


「おサイフケータイ」「Apple Pay」「Google Pay」は「NFC」「Felica」チップが搭載されているスマートフォン端末限定の「支払い方法」になります。


また「Android端末」であっても「NFC」「Felica」非搭載機種も「少なからず存在」しますので、その場合「QRコード」「バーコード」決済を選択するか、「物理的(プラスチック)カードと併用」するしかないようです。

*ここで記載している内容は、多くの一般ユーザーが理解しやすい内容にするため、あえて専門的技術知識の説明とは異なる表現が含まれている事をお断りします、あくまでも初心者向けセミナー、勉強会などでお話しさせていただいている内容を記載させていただいているものになりますので、より専門的な知識を求めたいのであれば、ご自身で、検索エンジン、AIチャットなどでお調べいただく事をおすすめします。




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【情報共有】タッチ決済規格「FeliCa」と「NFC」の違い


【情報共有】タッチ決済規格「FeliCa」と「NFC」の違い

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「スマートフォン」「クレジットカード」などでの「タッチ決済」に使用されている仕組みである、「FeliCa(フェリカ)」「NFC」という規格は、一見「同じもの」のように感じます。

いずれも「無線通信技術」を利用した技術近距離通信ではあるのですが、若干の違いがあります。

かんたんに言うと「FeliCa」は日本国内とアジアの一部地域、「NFC」は国際標準規格になります

「FeliCa(フェリカ)」

「FeliCa」は、日本の「SONY(ソニー)」が開発した「非接触型ICカード」技術です。

日本国内および一部アジア地域で使用されており、「交通系ICカード(Suica、PASMOなど)」やいわゆる「電子マネー(楽天Edy、iD、nanaco、WAONなど)」に利用されていますので利用されている方も多いお馴染みな存在です。

元々は「物理的なFeliCa搭載カード(ICカードと呼ばれる場合も)」を持つことが一般的で、カードをリーダーにかざすことで情報の読み書きや決済ができます。

「おサイフケータイ(FeliCa搭載のスマートフォン)」を使用して、「FeliCa搭載カード」同様の機能を利用することも可能です。

「NFC(Near Field Communication)」

「NFC」は、前述の「Felica」と似たシステムですが、こちらは、国際的な標準規格「非接触型の近距離無線通信技術」になります。

「NFC」は、「Android端末」など一部のスマートフォンに搭載されている場合が多く、「Felica」は「iPhone 7以降の全機種」および「Android端末」の一部に搭載されている事から「少々混乱する原因」となっている側面もあるようです。

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使用例については以下のようになります

「物理的なカード(FeliCaカード)」

・「交通系ICカード(Suica、PASMOなど)」=>駅の改札でカードをリーダーにかざして乗車券を購入したり、改札を通ったりするお馴染みの方法です。

・「電子マネー(楽天Edy、iD、nanaco、WAONなど)」=>小売店や飲食店で物品やサービスを支払う際にカードをかざして決済します。

・「おサイフケータイ(FeliCa搭載のスマートフォン)」

「おサイフケータイ」は、スマートフォン以前の「フィーチャーフォン(ガラケー)」の時代から存在する機能で、端末に組み込まれた「FeliCa」や「NFCチップ」を使用して、「電子マネー」や「クレジットカード」などの支払いを行うことができます。

日本では、この「おサイフケータイ」が一般的に使用されてきましたが「スマートフォン」が普及するにつれ、その仕組みも変わりつつあるようです。

Android端末の場合

「Android端末」では、機種によりこのあたり「千差万別」のようで「FeliCa」や「NFCチップ」を搭載していない機種「海外製エントリーモデル」など「機能が省略」されているケースも少なくないようで、この場合は「QRコード決済」しか選択肢はありません。

また「おサイフケータイ」機能はなくても「GooglePay(ウォレット)」で対応できるなど「おサイフ代わり」に「スマートフォン」購入を検討されている場合、よくよく確認する必要があるでしょう。

iPhoneの場合

「iPhone」では、「FeliCaチップを搭載」している機種であれば、日本国内での交通機関の乗車券や電子マネーなどの支払いに使用することができます。

ただし「楽天Edy」など「おサイフケータイ」にしか対応していない、一部の「電子マネー」には「非対応」ですので「端末の買替え時」など「確認」しておく必要があります。

「楽天経済圏」での「ポイ活」をしているのであれば「ちょっと面倒」になるかも知れません。

また、「iPhone」では、「NFC」を使用し、「Apple Pay」を介して「クレジットカード」や「デビットカード」の支払い(QuickPay,iD)を行うことができます。

意外と知られていない点として「Felica」「NFC」での「タッチ決済」「バッテリーが切れた状態」でも「物理的にチップが搭載」されているためか、一部の「Android端末」ではそのまま使用する事が可能でした。

とは言え「端末によってチップの扱いが異なる」のか「バッテリー切れでは機能しない」「iPhoneでは機能しない」などの報告もあるようですので「バッテリー切れは起こさないよう注意すべき」でしょう。


(参考製品)


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【情報共有】「キャッシュレス決済専用セルフランドリー」が登場


【情報共有】「キャッシュレス決済専用セルフランドリー」が登場

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以前「ラーメン店」だった建物に「キャッシュレス決済専用セルフランドリー」がオープンしていました。

もっとも「コインランドリー」と呼ばれる「セルフランドリー」店舗の歴史はけっこう古いのですが、今回発見したのは「キャッシュレス決済」でしか利用できないという仕組みです。



こうした店舗は「フランチャイズ展開」されているようです。

「無人販売店舗」の被害が話題になっていますがこれなら「洗濯できない」だけなので「無人」でも問題は少ないでしょう

店舗によっては「QR・バーコード決済」に対応している「セルフランドリー」もあるよう
ですが、今回発見した店舗では「Suica」「PASMO」と言った「交通系電子マネー」、「nanaco」「楽天Edy」なる「非接触型電子マネー」専用のようです。

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今回は「テストケース」のようで「利用できる電子マネー」が限られています「今後使用可能ブランド増加予定」とされているようですので「期待」できそうです。

多くの「コインランドリー」では中国の「Haier(ハイアール)」製品が採用されているケースが目立つのですが、この店舗では「AQUA(元日本のSANYO)」製の「ドラム選択乾燥機」が採用されていました。

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うれしい点としては「スニーカー専用洗濯機」も用意されています。

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当たり前ですが「キャッシュレス決済」専用ですので「おつりは出ません」。

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昨今、「無人店舗」に於ける「無賃持ち出し」、「QR・バーコード決済による過少金額決済」被害問題になっていますが、こうした「セルフランドリー」店舗であれば、単純に「洗濯ができないだけ」なのでこうした「ズル」は「意味はない」ので「被害は少ない」かと思われます。



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