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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

通話アプリ

【検証】高音質で個人情報登録不要の国産無料通話アプリ-「SkyPhone」


【検証】高音質で個人情報登録不要の国産無料通話アプリ-「SkyPhone」

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個人情報の漏洩など、使用には何かと不安もある「無料通話アプリ」ですが、国産で、且つ、電話番号やメールアドレスなどの紐づけが不要「完全匿名」で、高音質通話・ビデオ通話までできてしまうアプリが「SkyPhone」です。

「身元バレ」などのリスクが少ないため、SNSで知り合った人同士など、さまざまな用途で一部のユーザーから重宝されているらしい完全無料の匿名通話アプリのようです。

家族との連絡用、またはSIMカードがない古いスマホでもWi-Fi接続でトランシーバー的な使い方も可能です

実はこの「SkyPhone」個人的に、以前「家族間連絡用」としてトランシーバー的に使用していた時期がありましたが、この様な利用法があるとはその時点では気付きませんでした。

SkyPhone - 高音質通話アプリ
SkyPhone - 高音質通話アプリ
開発元:QuadSystem Co., Ltd.
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あらためて、この「SkyPhone」についての情報をまとめました。

特長と仕組み

「SkyPhone」は、セキュリティ: 電話番号メールアドレスの登録が不要で、専用の「SkyPhone番号」を使用し、スマートフォンのデータ通信、およびWi-Fi環境下で使用できる通話アプリになります。

個人情報のサーバー送信がないため、セキュリティが高いとされていです。

通話音声品質の評判

48,000Hzサンプリングレートを持ち、3G通話やVoLTE通話を大きく上回る音質をで利用可能です。

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例えて言えば、CD音質並みのクリアな音質で、ノイズキャンセリング機能が標準でONになっており、環境音も拾えるほどクリアな印象です。

登録不要

電話番号やユーザー登録が不要で、アプリインストールし、初回起動時に、8桁の専用番号が割り当てられます。

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通話使用時における消費データ量

この情報は提供されていませんが、一般的に音声通話アプリは非常に少ないデータを使用します。

もっともWi-Fi環境下であれば完全無料で使用できます。


ビデオ通話にも対応

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以前インストールしていた際にはこの機能はありませんでしたが、他の通話アプリ同様、ビデオ通話にも対応されています。

Appleの「FaceTime」によく似た印象のビデオ通話機能です。

メリット

シンプルで使いやすい: 音声・ビデオ通話のみのシンプル機能で、トランシーバー的に操作が容易です。

通話品質が良い: 高音質でノイズキャンセル機能も搭載されています。

デメリット

通話したい相手から番号を教えてもらう必要がある: 「SkyPhone番号」を事前に交換しておく必要はあります。

着信バイブレーションが1回のみ、 着信に気づきにくい可能性がありますが、これは今後改善されるかもしれません。


たしかにわけありの通話にも利用できますが、家族内のやり取りなど「完全無料」で使用できますので積極的に利用したいものです。


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【検証】iPhoneでの「楽天Link」アプリ-通話品質を安定させるため試してみた事


【検証】iPhoneでの「楽天Link」アプリ-通話品質を安定させるため試してみた事

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iPhoneSE(2020)で楽天モバイルを契約していますが、目玉の通話アプリ「楽天Link」の「通話品質が不安定」な事が残念なところです。

どうも「楽天Link」アプリ自体、「Android端末」での使用を前提に作られているような節もあり、「Android端末」での改善方法は多く公開されているようですが、iPhoneに関しては「ネガティブ」な意見が散見されます。

とは言え「通話料無料」(ただし通信費はかかりますが)が魅力なこのアプリ、できるだけ快適な「通信環境」に改善したいものです。



「WiFi通信オフ、ログインし直し」は確かに効果が確認できました。他の通話アプリでも同様な改善も

そこで、ネット上で色々と調べてみましたが、「不確かな情報」が多いなかで、いくつか「検証」してみて、ある程度「効果の確認」ができた事例を「情報共有」します。

結果的に「劇的な改善」には至らないもののある程度「通話環境が安定」された事を確認できました

以下の「3つ」の方法で、幾分改善が見られました。

【1】WiFiをオフにして「データ通信」で通話を行う

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「WiFi」通信がオンになっていると、アプリ側が「WiFi」通信を優先に接続するようになっているようです。

自動的に「WiFi」電波をとらえに行き「接続が不安定になる」のを防ぐには、「WiFi」をオフにして「データ通信」で通話をする事により「通信状態が安定する」ように感じます。


【2】一度ログアウトしてから再度ログインし直す(アプリアップデートや再インストールも)

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ネット上で最も多く紹介されているのが「一度ログアウトしてからログインし直す」という方法。

「My Rakuten Mobile」アプリ上で行います。

また、一度もアプリのアップデートを行っていないのであれば「アップデート」する事により、動作が改善できるケースもあるようです。

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また、上手くアップデートできない場合、アプリを一度削除して「再インストール」する手法を紹介している記事も多いようです。
Rakuten Link
Rakuten Link
開発元:Rakuten Group, Inc.
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【3】「Siri(シリ)」を一時停止して通話する

「Android端末」での「OK!Google」の無効化と同様、iPhoneの場合、「Siri(シリ)」を一時停止する事により、余計なリソースを食わないので「動作がスムースになる」という意見もあります。

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以上の対策を「検証」したところ、【1】WiFiをオフにして「データ通信」で通話を行う、【2】一度ログアウトしてから再度ログインし直す、を実行した場合、「劇的に音質がよくなるわけではないものの、安定して会話ができる」レベルに改善されたように感じました。

【3】「Siri(シリ)」を一時停止して通話する、に関しては「ほぼ効果は感じられませんでした」Android端末での裏ワザ的手法なので「iOs」では非対応なのかも知れません。

幾分改善されたとは言っても「音声の遅延」や「途中で切れる」現象ときたま発生するようです。

このあたり、iPhoneといっても、正式対応は「iPhone13」からですので「端末との相性の問題」もあるのかも知れません。

意外な発見として、以上の対策を行った端末での「(Facebook)Messenger」「LINE通話」「音声品質が良くなった」のはうれしいところです。



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【検証】「Rakuten Viber(ラクテンバイバー)」格安通話アプリとしての使い方-「Viber Out」の設定


【検証】「Rakuten Viber(ラクテンバイバー)」格安通話アプリとしての使い方-「Viber Out」の設定

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現在、「楽天」が運営している「LINE」に似たメッセンジャーアプリ「RakutenViber(ラクテンバイバー)」の機能のひとつで「Viberユーザー以外の固定電話や携帯電話にも電話をかけることができる通話サービス」「ViberOut(バイバーアウト)」になります。

「ViberOut」料金の考え方は、「166分($4.99)」「333分($9.99)」「833分($19.99)」のいずれかの時間分を先にチャージ(先払い)する方式です。

例えば、$4.99先払いした場合、日本の携帯電話にかける場合は、$4.99で166分通話できます。

ただし、これらの時間はあくまで目安であり、実際の通話時間は通信状況や端末の種類などによって変わる可能性があります。また、「ViberOut」の料金は「予告なく変更されることがあります」ので、注意が必要です。



相手が「Rakuten Viber」を使用していない端末でも「格安」な通話料金で電話をかけられます

Viber Messenger
Viber Messenger
開発元:Viber Media SARL.
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ちなみに、一般のケータイ通話料金は、携帯電話事業者やプランによって異なりますが、一般的には「30秒あたり10円から20円程度」が多いようです。

例えば、ドコモの「カケホーダイ」プランでは、30秒あたり11円(税込)、ソフトバンクの「スーパーホワイト」プランでは、30秒あたり16.5円(税込)で通話できるプランになります

対して「ViberOut」の$4.99で通話できる時間を「30秒あたり」いくらになるのか「換算」すると、以下のようになります。(2023年9月13日現在のレートでの計算)

「日本の固定電話」にかける場合:$4.99÷833分×2分=0.012ドル(約1.3円)

「日本の携帯電話」にかける場合:$4.99÷166分×2分=0.06ドル(約6.5円)

ただし、これらの計算はあくまで目安であり、実際の通話料金は通信状況や端末の種類などによって変わる可能性があります。また、ドル円レートは2023年9月13日現在の3の終値(146.58円)を用いています。

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「Viber Out」利用料金の支払い方法ですが、基本的に「クレジットカード」もしくは「Appストア」や「Google Play」内課金で決済します。

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頻繁に通話をするのであれば、「自動補充」を設定する事も可能ですので「チャージ分を使い切ってしまって通話が途切れてしまう」事を防ぐ事もできます。

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「Viber Out」「発信」するには「Rakuten Viber」アプリ内から「電話帳」を呼び出し、「ViberOut」をタップする事により、「格安なアプリ通話」環境になります。

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↓以下画面のように「発信中(ViberOut)」と表示されていれば「アプリ通話が有効」です。

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とは言っても「RakutenViber」も「一般の携帯電話回線」と異なる点もあり、「注意が必要」な場合もあります。

「ViberOutと一般のケータイ通話料金を比較」すると、以下のようなメリットとデメリットがあります。

【ViberOutのメリット】

国内だけでなく海外にも格安で通話できる。

「時間分チャージ」など、自分の利用状況に合わせてプランを選べる。

「Viberアプリ」から簡単に発信できる。

【ViberOutのデメリット】

事前に「クレジットカード」や「アプリ内課金」でチャージする必要がある。

通信状況が通話品質に影響する。

緊急通報や一部の電話番号には発信できない。(これは、ViberOutに限らずほとんどの通話アプリ共通の問題)

以上が、「RakutenViber」の「ViberOut」で「他のケータイ電話番号」に通話する設定、「一般のケータイ通話料金」との比較についてのまとめです。

気になる「音質」ですが、「通信環境」などにより、大きく「差」があるようですが、「3G以前の携帯電話品質」と表現すればイメージしやすいかも知れません。

このあたり「LINE」「メッセンジャー」通話や、他の「通話アプリ」とほぼ同様のように感じます。

「使用用途」に合わせ「一般の携帯電話回線」と上手く「使い分け」れば「格安通話環境」を構築できるかも知れません。


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【検証】「楽天Link」PCデスクトップ版が登場-「βベータ版」ゆえか「けっこう微妙」な印象


【検証】「楽天Link」PCデスクトップ版が登場-「βベータ版」ゆえか「けっこう微妙」な印象

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「楽天モバイル」を利用している事が前提の機能ですが、「楽天Link」アプリの「PCデスクトップ版」(Windows10以上、MacOS10.15以上に対応)がリリースされましたので、早速「インストール」し、動作を「検証」してみました。

「PC」側で利用可能な機能は以下の通り。

(通話)

国内通話がかけ放題。

留守番電話の確認が可能です。

(SMS)

「楽天Link」同士で無料でメッセージをやり取りできます。

「画像」「PDFファイル」「動画」「ボイスメッセージ」なども送受信可能です。

100人までのグループメッセージを楽しめます。

(連絡先)

「楽天Link」 スマートフォン版の連絡先と「同期」されます。

「PC」側からも「新しい連絡先の登録」が可能です。

「同一Wi-Fiナットワーク」内使用が前提、スマートフォンが「親機」PCアプリが「子機」的な仕組みになります

我が家の環境では「Windows10」でしか「検証」できませんので以下の手順でアプリを「インストール」「検証」してみました。

↓アプリのダウンロードは以下のサイトから

「楽天Link」「デスクトップ版」のページから、「Windows用」インストーラーダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラーを実行して、アプリをインストールします。

インストール中にファイアウォールの「許可画面」が出る場合は、「許可」にします。

インストールが完了したら、アプリを起動します。起動すると、「QRコード」が表示されます。

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次に、「スマートフォン」側で「楽天Link」アプリを開き、「メニュー」から「設定」を選び、「Rakuten Link デスクトップ版」タップします。

「QRコードを読み取る」タップして、PCの画面に表示されているQRコードを読み取ります。

読み取りが成功すると、PCとスマートフォンが連携されます。

PC側で「利用規約に同意」して、「はじめる」をクリックします。これで導入と設定は完了です。


「楽天Linkのデスクトップ版」「有効」になると、以下の機能が利用できるようになります。

【電話の発信】

左上の「電話」アイコンをクリックして、電話番号連絡先名入力して発信します。また、通話履歴や連絡先からも発信できます。


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【電話の着信】

PC側「着信通知」が表示されます。

応答する場合は「応答」ボタンをクリックし、拒否する場合「拒否」ボタンをクリックします。

留守電がある場合は、「留守電」タブから確認できます。


【SMSの送受信】

左上の「メッセージ」アイコンクリックして、SMSのスレッドを表示します。

新規にメッセージを送る場合は、「新規メッセージ」ボタンクリックして、宛先と本文を入力して送信します。

受信したメッセージは、スレッドに表示されます

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【連絡先の確認】

左上の「連絡先」アイコンをクリックして、連絡先一覧を表示します。

連絡先名電話番号で検索したり、詳細情報を確認したりできます。

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とここまで「かんたん」に説明していますが、「安定して使用できるのか」と言うと「けっこう微妙な印象」です。

まず、「前提」として、「同一Wi-Fi」内で「スマートフォン」と「PC」が接続されている事が「不可欠」。

間違えやすい点が「スマートフォン」側が「モバイル通信」になっていると、PCでの動作が「無効」になってしまいます。

また「通話機能」に関しては「PC」側の「マイク機能」に依存するためか、私のPC環境では「PC内臓のマイクでは使い物になりません」。

快適に「会話を楽しみたい」場合は別途「コンデンサーマイク」等用意する必要がありそうです。




また個人的に「スマートフォン」側に「SIMフリー版uPhoneSE(2020)」を使用しているのですが「様々な点」で「楽天モバイル」自体と「相性がイマイチ」な感がありますので「端末との相性も考慮」すべき機能なのかも知れません。


(参考動画)




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【検証】「Facetimeオーディオ」-iPhone以外の「Android」端末等と「無料通話アプリ」的に使用する


【検証】「Facetimeオーディオ」-iPhone以外の「Android」端末等と「無料通話アプリ」的に使用する

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「Facetimeオーディオ」「Apple社純正」のサービスなので「iPhone」「iPad」「MacPC」同士で使用する前提「無料通話」が可能な仕組みになっています。

この「Facetimeオーディオ」を「LINE」や「Facebookメッセンジャー」の「代替無料通話アプリ」として使用する方法を紹介しましたが、「相手がAndroid端末」の場合、基本的にこの手法は「無効」になってしまいます。



しかし「ちょっとの工夫」で相手が「Android端末」であろうと「WindowsPC」であったとしても「ある条件が整っている」環境でかつ「少しの手間」を我慢すれば「Facetimeオーディオ」で通話する事が可能になる場合もありますのでご自身の環境を確認してみてはいかがでしょうか。

「iPhone」から「Android」端末へかけるのが前提になりますが「ちょっとした工夫」で何とか利用できそうです

とはいっても「Android端末」から「FaceTimeオーディオ」を使うことは仕組み上できません。

しかし、「FaceTime通話」に「Android端末」で「招待に参加する」ことは可能です。

「FaceTime通話」へ「参加」するには、発信側が「Appleデバイス」である事が前提で、相手が「Android端末」の場合、「ホスト」から「Facetimeオーディオ」への「招待リンク」「メール」や「LINE」などで「送付」してもらい、リンクを受け取った側が、そのリンクを開き、自分の名前を入力し、「続ける」を選択し、「FaceTime」で「マイクやカメラ」を使えるように「適宜許可」する設定を行い、「参加」を選択する事により「Facetimeオーディオ」に「参加」する、という仕組みになります。

これで「通話のホスト」が受け入れれば「Facetimeオーディオ」として「通話が可能」になります。

↓詳しい手順は、以前「以下の記事」でも解説していますので「参考まで」に

 

ホスト側の端末のOS「iOs15以降」が前提である事や、通話前の「メール」や「LINE」などでの「事前のやり取り」が面倒ではありますが、こうした「ちょっとした工夫」で「Facetimeオーディオ」での「無料通話」が可能になりますので「環境が整って」いるのであれば「便利に利用」できるかも知れません。


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