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イヤホン・スピーカー

【検証】PCオーディオに「DAC」プラス「デジタルアンプ」を追加して高音質「Flac音源」再生環境を整える


【検証】PCオーディオに「DAC」プラス「デジタルアンプ」を追加して高音質「Flac音源」再生環境を整える

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最近、CDからデジタル音源にリッピングする「ファイル形式」として利用者も多くなっている「Flac(フラックもしくはエフラック)」という「CDの音質を無劣化でデータ圧縮したファイル形式」「音楽CDを持ち運ばず最良の音源を楽しめる」注目されています

この「Flac音源」を最良の環境で聴くためには、それなりに高額な「オーディオ機器」が必要なのですが、「PCオーディオ」と「デジタルアンプ」プラス「モバイルオーディオ」用に購入していた「DAC(デジタルアナログコンバーター」を組み合わせる事で「何とかMP3以上の高音質で楽しめる」ようになりましたので「報告」します。

プレイヤーアプリには「foober2000」が定番のようですが「Music Bee」でも「再生」可能です

今回、検証するため使用するのが「DAC」Fiio ka1という「USB-DAC」になります。

↓製品については下記記事を参照ください



製品自体は「UCB Type-C」ですが、製品パッケージ内に「USB-A→Type-C変換アダプタ」が付属していましたのでこれで「PC」→「デジタルアンプ」の間に接続します。

↓製品については下記記事を参照ください



「デジタルアンプ」から「左右スピーカー」に接続し、「機器上の接続は完了」です。

次に「再生アプリ」ですが、こと「Flacファイル形式の再生」に関しては選択肢がほとんどなく、「foobar2000」派と「Music Bee」派の「二択」になります。



「foobar2000」のほうが「音質が良い」という声もあるようですが、元々愛用していた「Music Bee」でも「Flac音源」の「取り込み・再生」に対応されており、かつ「日本語」での操作ができるので「試してみる分にはじゅうぶん」でしょう。



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ファイルの「編集画面」を見てみると「FLACオーディオファイル」、「サンプルレート」44.1kHzと、「Flacファイル再生」に対応している事が確認できます。

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手持ちの「音楽CD」から様々な「Flacファイル」を作成して「音質」を比較してみましたが、あくまでも「個人的見解」としては「クラシック交響曲」などの「大オーケストラの楽器の細かい音がけっこう再現」、「ミュージカル」などの「立体的な音響」も「MP3音源」に比べれば思いのほか「改善」されているように感じました。

一方、「ロック」「ダンスミュージック」などは「Flacファイル」だからと言って「必ずしも音質の改善が体感できる」というわけでもなく、「MP3(320bps)」の一部デジタルリマスター処理がされているファイルのほうが、かえって「高音質」に聴こえるケースもありますので、「ジャンル」によって「MP3」と聴き分けると良いのかも知れません。

(参考製品)


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【製品レビュー】Amazonベストセラーの格安デジタルアンプ「Nobsound NS-01G Pro」で古い「アナログスピーカー」を再活用-「PCオーディオ」環境構築


【製品レビュー】Amazonベストセラーの格安デジタルアンプ「Nobsound NS-01G Pro」で古い「アナログスピーカー」を再活用-「PCオーディオ」環境構築

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製造年代不明の(1980年代かと思われる)である「AIWA」「TWIN DUCT 3WAY BASS SPEAKER SYSTEM」なる「スピーカーセット」が我が家のの倉庫に眠っていましたので「再利用」しようと「PCオーディオ」用に接続しようと試みました。

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ところが、一緒に眠っていた「TEAC」「プリメインアンプ」が保管状態が悪かったのか「中身の錆がひどく起動不可」のため、「そこそこ音が出れば良い」と思い、Amazonベストセラー「格安中華性デジタルアンプ」を購入して「PCオーディオ環境」整えてみました。

接続するだけでも「それなりの高音質」PCの「再生ソフトのイコライザ設定」「デジタルパーツ追加」するなど工夫すれば「さらなる性能アップ」が期待できそうです


今回購入したのは、Amazonベストセラー1位で、購入時点で、「3,990円(税込)」の「Nobsound NS-01G Pro」なる、「入力」が「イヤホンジャック」「microUSB」「Bluetoothワイヤレス」に対応、「出力」が「スピーカー2基」分の「接続端子(バナナプラグ対応)」といういたって「シンプル」な構成。(光オーディオケーブルには非対応)

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この手の「格安中華製品」にありがち「電源ケーブルは別途購入」ではなくちゃんと「ACアダプター」が「同梱」されており、「届いてすぐ使える」という嬉しい製品です。

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「デジタルオーディオ仕様」「バナナプラグ対応」の製品なのですが「スピーカーコード(白・赤)」「端子のつまみ」を回し「コードを直接接続」する事が可能です。

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とりあえずこれで「PCからの音源」を「古いスピーカー」で「再生」する環境は整ったのですが、正直「同じ音源」でも「イヤホンで聴く」場に比べ「聴こえる音質」に「違和感」を感じるかも知れません。

「radiko(ラジコ)」「ポッドキャスト」「YouTube動画」などを楽しむ分にはさほど気にならないのですが「音楽コンテンツ」では「ジャンル」によっては「音質に差が出る」印象を感じます。

「PC内音源」として「MP3」「Music Bee」という「音楽管理ソフト」、サブスクとしては「Spotyfi(スポティファイ)」「YouTube Music」を利用していますが、それぞれ「イコライザ調整」などを行い「改善」を期待したいところです。

また、「スピーカーコード」「デジタルオーディオ仕様」のものに交換したり、接続に「バナナプラグ」を導入するなど「工夫」が必要かも知れません。







(関連製品)


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【検証】「テレビ外付けサウンドバー」に古いアナログ「サブウーハー」を追加できるのか


【検証】「テレビ外付けサウンドバー」に古いアナログ「サブウーハー」を追加できるのか

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2022年12月現在、販売されているテレビでは「内蔵スピーカーが進化」していて「音声に不満」という声も少なくなっているようですが、2019年前後の「4K対応テレビ」発売以前の機種では「薄型」ゆえに「スピーカー性能が残念」というテレビが多く出回っていました。

かくゆう我が家の「居間」に置いてある「メインのテレビ」いまだに、2007年製「SHARP AQUOS LC-32D10」を使用しているので、「音楽ライブ番組」「映画」視聴時など、「アウトレット」で購入した「サウンドバー」を接続して使用しています。



まあ、これだけでも「音声」面ではけっこう「問題」なく感じているのですが、亡父が残した「オーディオセット」を整理したところ「サブウーハー」が「1個余って」しまったので、このテレビで「再利用」できないかと、いろいろ「試してみた」結果「不自然?」ながらも「音質の改善が確認」できましたので「報告」します。

本来の「接続方法」ではありませんが個人的には「いい音」に仕上がっています

ちなみにこの「サウンドバー」では「光オーディオケーブル」が対応されているのですが、発売当時の「AQUOSあるある現象」のひとつとして「他社製品との相性に問題」が原因なのか何故か「光オーディオケーブル」を「認識」してくれず「アナログ接続」で使用していましたので、この際「一緒に問題解決」させました。

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↓「光オーディオケーブル」自体は両方とも「角型」「通電」までは「確認」できています。

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なので「テレビ側の設定」が問題なのでしょうが、いずれも「取説通り」に「設定」しても「光オーディオケーブル」の「認識」ができませんでした。

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ところが「いろいろいじって」いるうちに「原因が判明」。

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どうやら当時の「接続規格」である「i-Link(アイリンク)=現在は廃止されています」の「設定」必要だった模様。

「AQUOS側」「デジタル設定」→「i-Link設定」を行うと「光オーディオケーブル」が「認識」され「デジタル出力」が「有効」になりました。

このあたり「AQUOS」の「相性問題」の「原因」なのかも知れません。

なお、現在販売されているテレビであれば「こうした相性問題は解決」されていますので「心配は少ない」と思われます。

↓参考まで




次に、今回余った「サブウーハー」を接続します。

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「WAKO(株)ワコー」というメーカーの「2003年製」の「サブウーハー」のようです。

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しかしながら、「AQUOS側」「サウンドバー側」いずれにも「接続ライン」がありません。

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そこで「苦肉の策」として、「イヤホンジャック→コンポジット(白=Left、赤=Right)」接続してみました。

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かんたんに言うと「基本的に音声」「光オーディオケーブル経由でサウンドバー=操作は専用リモコン」へ、「低音」「イヤホンジャック→サブウーハー=操作はテレビリモコンの音声ボタン」で行います。

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この「サウンドバー」だけの問題なのかも知れませんが、「入力切替ボタン」「何回」も「調整」する必要があり、これがけっこう面倒です。

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「接続方法」としては「いびつ」ではありますが、とりあえず「サウンドバー+サブウーハー」「2.1Chオーディオ環境」での「テレビ音声の向上」が「確認」できました。



(参考製品)



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【検証】「iPhone純正イヤホンEarpods」に110円「カナル型イヤーピース」を取り付ける


【検証】「iPhone純正イヤホンEarpods」に110円「カナル型イヤーピース」を取り付ける

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「iPhone」用のLightningイヤホン「EarPods」はとても「音質も良く」使い勝手が良いのですが「インナーイヤー型」なので、個人差はあるかもしれませんが「外れやすい」「音漏れが気になる」と言った意見も多いようです。

最近発売されているイヤホンの多くがこうした問題に対応した「カナル型イヤホン」が主流になっていますが、事「iPhone」用のLightningイヤホンはけっこう「高価」になります。

そこで「インナーイヤーピース」の部分に「カナル型イヤーピース」を取り付けるアダプターを探してみましたが、残念ながら「製品として存在していない」ようです。

「検索」を続けるうちに、以下の「興味深い記事」を発見しましたので、早速「マネ」させていただきました。↓

(参考記事)



「イヤーピース」によるのかも知れませんが「外れやすい」気も「ビニールテープ」で補強して使っています

使用する「カナル型イヤーピース」「ダイソー」「キャンドゥ」など「プチプライスショップ」110円(税込)で様々な種類が販売されています。

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今回は、自宅に転がっていた「別のイヤホンの交換用にストック」してあった「イヤーピース」で「検証」してみました。

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「参考記事」に倣って「イヤーピース」を裏返し「適当な部分」ハサミでカット。

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加工した「イヤーピース」「インナーイヤー」「音の出る部分に」合わせ「無理やり?」取り付けます。

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この状態で「使用」してみると、確かに「カナル型」ならではの「ピタッとしたフィット感」になり、「音楽」などを聴く分には「音漏れ」が改善された分「グッドアイデア」かと思ったのですが・・・。

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手持ちの「イヤーピース」が左右「大きさが異なる」ものを使用したせいか「1サイズ大きいイヤーピース」「耳から外す際にすぐ取れてしまう」という事態が頻発。

とりあえず「ビニールテープ」で補強して使っていますが、サイズ的に「S」に統一したほうが良いのかも知れません。

もっとも「110円(税込)」の「イヤーピース」なので、また「いくつか買ってきてジャストなサイズ」を見つければいいだけの話でしょう。


(関連記事)



(関連製品)




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【検証】スマートフォンオーディオに高コスパ「USB-DAC」を追加して「音質アップ」できるのか?-「Fiio KA1」


【検証】スマートフォンオーディオに高コスパ「USB-DAC」を追加して「音質アップ」できるのか?-「Fiio KA1」

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「DAC」とは、「デジタル・アナログ・コンバーター」の略称で、主に「PC」「スマートフォン」「ハイレゾ(Hi-Res)音源」などを聴く際に「端末とイヤホン・セッドホンの間に中継するヘッドホンアンプ機器」になります。

従来「DAC」は、安くても「5万円」以上と非常に「高額」でしたので「魅力的ではあるものの手が出ない製品」だったのですが、2022年11月現在、「1万円」を切る「格安DAC」も数種類販売されています。

「値段が値段」だけに「一抹の不安」はありましたが、「半導体不足」が叫ばれる昨今、「市場から無くなる前」に入手してその機能を確認してみました。

U1万円の入門機ですが「音割れ・ひずみの軽減」など「音質の違い」は実感できました

今回購入したのは「Fiio KA1」という「Amazon」でも、同一価格帯の中でも「レビュー」の多い製品です。

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この「Fiio」なるメーカーはこうした「DAC」の他にも「オーディオアンプ」なども製造している「ネット通販サイト」ではなかなか知られたブランドのようです。



接続端子「USB Type-C」の型番「TC」「Lightning」用がありますが、個人使用している、Android端末「SHARP AQUOS sense4」メインの「音楽リスニング環境」なので型番「TC」を購入しました。

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↑製品内容は「本体」+「PC」接続用の「USB Type-C→USB A変換コネクタ」+「取説」といういたってシンプル。

購入前の注意点「OTG規格」に対応している端末しか使用できない

この「USB-DAC」「スマートフォン」「給電用USB端子」に挿して「音声再生に対応している機種」しか使用できません。

「Android端末」では基本的に「イヤホンジャック」から「音声を聴く」仕様になっていますので、端末自体が「OTG」という「規格」である事が「必須」になります。

「SHARP AQUOS sense4」では「OTG規格」であるので「問題」ないのですが、自分の「スマートフォン」が「OTG規格」であるかの「確認」をする方法として「USB OTGチェッカー」というアプリを利用すればかんたんに確認する事ができます。

USB OTGチェッカーの互換性
USB OTGチェッカーの互換性
開発元:FaitAuJapon.com
無料
posted withアプリーチ

↓確認方法はいたってシンプル。


アプリインストールして「立ち上げる」だけ。

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↑「上記画像」のように「大きなチェック」が表示されれば「使用可能」な端末という事です。


「イヤホン」「ヘッドホン」はできるだけ「高音質」のもので試してみる

もちろん「ダイソー」や「キャンドゥ」などの「プチプラガジェット」イヤホンでも「それなりに音質は向上」しますが、「検証」時の「イコライザ調整」など「細かい設定」には「できるだけ高音質な製品」で行うのがおすすめです。

↓手持ちのイヤホンの中で一番「高音質」なもので「検証」しました。




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「音楽再生アプリ」もできれば「細かい設定」ができるものがおすすめ

せっかく「良い音」を目指すのなら「音楽再生アプリ」もできるのなら「こだわりたい」ところ。

個人的に気に入って利用しているのが、音響メーカー「ONKYO」が提供している「HFPlayer」(経営破綻してしまったので今後が心配ではありますが・・・)。




Onkyo HF Player - ハイレゾ音楽プレイヤー
Onkyo HF Player - ハイレゾ音楽プレイヤー
開発元:Onkyo Corporation
無料
posted withアプリーチ

↑基本的に「有料アプリ」ではありますが「無料プラン」でも「イコライザ機能」「歌詞表示」などけっこう利用可能です。

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この「HFPlayer」インストールした端末「USB-DAC」を接続しただけで「以下」のように「自動的にアプリを認識・設定可能な状態」になります。

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「検証」して気付いた点として「音割れが軽減」「音量を上げたときのひずみが気にならなくなった」「演奏とボーカルが分離されている」「ベースラインがはっきり聴こえる」などけっこう「改善」されている印象があります。

もっとも「ハイレゾ音源」なら問題ないのかも知れませんが、「CDからMP3化」した音源の場合、変換元の「音楽CD」自体が「デジタルリマスター」されているかいないかで「音質の改善度」の「差」けっこうハッキリと気になる楽曲もあります。

意外な「誤算?」

「音質が改善」
されたのは良いのですが、ここで「予想していなかった」状態が・・・。

イヤホン自体の「電話着信通話機能が無効」
になってしまう上、「ボリューム調整も無効」になり、「電話」を使うには「一度DACを取り外す」必要がある、「音量調節は端末のボタン操作のみ」になってしまいます。

このあたり、「USB-DAC」を使用する時間を調整する、シーンによって他のイヤホンと使い分けるなど「工夫」が必要かも知れません。


(関連動画)






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