【検証】型落ちスマートフォン端末の再利用法-RakutenMINIをハイレゾ対応音楽プレイヤー化する
音楽CDをFLAC化した音源などをデスクトップオーディオ環境として楽しんでいたPCの具合が悪くなり、安定したリスニンフに支障ができました。
そこで代替え手段として、機種変更で不要となったAndroidスマートフォン「RakutenMINI」に「音源ファイル」と「FLAC対応プレイヤー」をインストールして「簡易ハイレゾ対応オーディオ再生環境」を整えてみました。
OSがAndroid9なので利用できる再生アプリが限られますが、ハイレゾ対応DACをかませれば一応使うレベルになりました
【ハード的環境】
(以前の環境)
PC(Windows10)→USB-DAC→デジタルアンプ→アナログスピーカー(左右)
(現在の環境)
スマートフォン(RakutenMINI)→USB-DAC→デジタルアンプ→アナログスピーカー(左右)
我が家のデスクトップオーディオ環境での「DAC(デジタル-アナログコンバーター)」には、ダイソーの「USB-DACチップ搭載オーディオアダプタ」を使用していましたのでそのまま流用しています。
【アプリ環境】
MP3、AAC対応の音楽プレイヤーアプリは数多くありますが、FLAC対応のものは少なく、かつ、Android9対応で無料で使えるものが「VLC for Android」しか見つかりませんでした。
とは言え、動画プレイヤーとして、Windows、Mac、Linux、iPhoneなど多くのデバイスで定評のあるアプリで、もちろん音楽プレイヤーとしても安心して使えるアプリと思われます。
PCからRakutenMINIへの音楽ファイルの転送には、ファイル管理アプリ「X-plore」を以前からインストールしてあったのでそのまま「Dropbox」経由で行いました。
ファイルの転送先はRakutenMINI側の「内部ストレージ→Musicフォルダ」に指定します。
この状態で、VLC for Androidを立ち上げ、画面下の「オーディオ」をタップすると、取り込んだ音楽ファイルが、アルバム毎に表示されます。
もちろん「FLAC」ファイルの再生にも対応しています。
ただしこの、RakutenMINIという端末ですが、サイズが小さいゆえか、バッテリーの減りが激しいのは致し方ないところ。
YouTubeやSpotifyなど「ストリーミング配信再生」では、あっという間にバッテリー残量が半減してしまいますが、端末内にダウンロードしてある楽曲の再生に於いては幾分「緩やかに減少する」印象です。
↓記事内で紹介したファイル管理アプリ「X-plore」はここからダウンロードできます
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