【検証】SIMなし端末でも「QR・バーコード決済端末」化できるのか?-「スマートフォン再活用」

「スマートフォン」を買い替えた際に残ってしまった「古い端末」の「再利用」方法として、「おサイフケータイ専用機」化する記事を公開しましたたが、「機種に依存」する使用方法のため、すべての「スマートフォン」で使える手法ではありません。
2023年1月現在、「スマートフォン」による「キャッシュレス決済方法」として、こうした機種に依存しない「QR・バーコード決済」という手法も増えていますが、「SIMなし端末」で使えるのか、というと、「使えない事はないけれどもかなりハードルは高い」といったところのようです。
↓2023年1月11日更新記事
努力すれば使えない事はなさそうですが、「ネット接続環境」が前提の支払い方法ですので「SIMなし運用」は「現実的」ではなさそうです
「QRコード決済」「バーコード決済」については「おサイフケータイ」「Fellica」といった「物理的に端末の機能」とした仕組みとは異なり、「ネット上のクラウドにつながったアプリ」上での「データのやり取り」という仕組みになります。
したがって「SIMなし端末」では、「ネットにつながっていない」状態になりますので、「QRコード・バーコード自体を表示させる事」すらできません。
もっとも「ネット上の記事」の中には「利用したいコンビニなどの店舗のフリーWi-Fiで通信を行って決済を行う」という手法が紹介されている場合もあるようですが、「フリーWi-Fi上に自分の口座・クレジットカード情報をさらす行為」になりますので「おすすめできない」手法と思われます。
ならば「ポケットWi-Fi」や「他のスマートフォンからのテザリング」ではどうかと言うと「確かに可能」ではありますが、それならば「テザリング」に使用している「スマートフォン」で「QRコード・バーコード決済」を行えばよい話でしょう。
こうした「QRコード・バーコード決済」アプリや、店舗などの「ポイントカード」アプリは「ネット上のクラウド処理」がほとんどですので「端末の容量」自体さほど「影響」するものでもありません。
このような理由から「古い端末」を「コード決済専用端末化」するという「利用法」は「あまり現実的ではない」ように思われます。
(参考書籍)


