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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

ラジオ

【検証】「radiko(ラジコ)、らじるらじる」スマートフォンでのデータギガ消費量は?


【検証】「radiko(ラジコ)、らじるらじる」スマートフォンでのデータギガ消費量は?

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緊急時にポケットラジオを所持していない場合、スマートフォンで「radiko、らじるらじる」アプリが頼りになります。

しかし、当然ながらWi-Fi環境がない場合「データ通信」が消費されます。

一般的に、「radikoもらじるらじる」「音声ストリーミング配信」サービスの、1時間あたりのデータ通信量約30~42MBとされています。

Wi-Fi環境意外のデータ通信環境では、30分あたりおおよそ15~21MB程使いますのでデータプランと相談ですね

仮に、1GBのデータ容量だとすると、30分あたりの平均値である18MBで計算すると、約55時間分のラジオを聴くことができます。

しかし、これはあくまで目安であり、実際の通信量は、以下の要素によって変動します。

【データ通信量に影響を与える要素】

・音質: 高音質モードを選択すると、より多くのデータ量を消費します

・「ネットワーク環境」=> ネットワークの混雑状況や電波状況によっても、データ消費量が変動する可能性があります

・「アプリのバージョン」=> アプリのバージョンアップによって、データ消費量が変わる場合があります

【データ通信量を節約する方法】

・「Wi-Fi環境での利用」=> 可能な限り、Wi-Fi環境で利用することで、モバイルデータ通信量を節約できます

・「音質設定」=> 音質を標準または低音質に設定することで、データ消費量を減らすことが期待できます

・「タイムフリー機能の活用」=> ライブ放送ではなく、タイムフリー機能を利用することで、好きな時間に聴くことができ、データ通信量を節約できる場合があります

・「通信量制限機能の利用」=> ご契約の通信会社が提供している通信量制限機能を利用することで、一定のデータ量を超えた際の通信速度を制限し、無駄なデータ消費を防ぐことが期待できます。

【まとめ】

本当に緊急時であれば「データ消費」を気にせず使うべき
ですが、防災用品の一つとしてスマートフォンの充電器としても使える「ポケットラジオ」実機を用意しておけば安心でしょう。

また、ハザードマップなどで、緊急時に使える「Wi-Fiスポット」などの場所を把握しておく事も必要でしょう。

(参考製品)



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【検証】ポータブルラジオ-FM放送の受信感度をケーブル1本で改善する方法


【検証】ポータブルラジオ-FM放送の受信感度をケーブル1本で改善する方法

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前回、ポータブルラジオのAM放送の受信環境を改善する方法を紹介しましたが今回はFM放送の受信環境を改善してみます。



多くのポータブルラジオには、FM放送受信用のロッドアンテナが搭載されています。

このロッドアンテナに、電線を接続してアンテナを延長してより電波を拾いやすくする作戦です。



FM,ワイドFM放送受信ならばロッドアンテナの先端に電源コードをつなげて簡易アンテナ化する手法が使える場合も

この「検証」には、AM放送の受信環境改善の際使用した、廃家電電源ケーブルを利用しました。

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AM放送の改善には電気ケーブルを本体に巻き付けましたが、FM放送の場合はアンテナの延長に使います。

電気ケーブルの先をニッパーなどで皮膜を破り銅線を1cmほどむき出しにし、ロッドアンテナの先端に巻き付けます。

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FM放送の場合、電波の届く方向がAM放送と異なり範囲が限られていますので、アンテナの向きや電気ケーブルの位置を色々と調整してみると良いでしょう。

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我が家の場合、窓際がもっとも電波状況が良いので、延長したケーブルをカーテンレールに固定する事により、安定した受信環境になりました。




(参考製品)


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【検証】ポータブルラジオ-AM放送の受信感度をケーブル1本で改善する方法


【検証】ポータブルラジオ-AM放送の受信感度をケーブル1本で改善する方法

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緊急時の情報収集方法として、AM/FMラジオの用意が推奨されていますが、現在ではスマートフォンで「radiko」「らじるらじる」等のストリーミング配信アプリ経由が主流のようです。

しかし、充電環境Wi-Fiデータ通信のダウン時など、乾電池手回し充電で使える従来の「ポータブルAM/FMラジオ」があったほうが安心です。

とは言え「ポータブルラジオ」でも、建物の建材や周囲の環境により「電波が安定して届かない」ケースが多いのも現実でしょう。



そこで今回は、搭載のロッドアンテナでは解決できないAM放送受信をかんたんに改善する方法を確認します。

単純に電気コードをラジオ本体に巻き付けるだけという、AMラジオ電波の感度を良くする手法が使える場合も

「ポータブルラジオ」
に搭載しているロッドアンテナ「FM/ワイドFM放送」の電波受信のためのものであり、AM放送には対応していません。

ではAM放送用アンテナはどこにあるのかと言うと、下記の画像のような「バーアンテナ」ラジオ内部に組み込まれています。

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ところが、内蔵のバーアンテナだけでは、遠距離の局を受信するには性能が不足する場合があり、さらに: ポケットラジオの場合、バーアンテナ自体が小さく、感度向上策が限られるという問題があります。

そこで対策として、: ラジオ本体に電線を巻き付けることで、バーアンテナとの電磁結合を起こし、感度を向上させるという方法があります。

ここで使用する電線は何もアンテナ専用のものである必要はなく、「通電するケーブル」であれば代用できるので、筆者の環境では「廃家電の電源ケーブル」を適当な長さに切断し、再利用していまました。

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この場合、指向性が重要で、: 電線を巻き付ける方向は、バーアンテナの向きと一致させる必要があるとされていますがバーアンテナの向きは「ラジオ自体を分解しないと分からない」というのも現実的ではありません。

もっとも、単純に電線を巻き付けるだけなので、電波状況が改善するまで何度も巻き直せば良いだけのはなしです。



この手法で注意しなければならないのは「ノイズ対策」。

ノイズの発生原因として、テレビLEDライトなど、思ったより多くの電子機器が原因でラジオ電波受信に影響が考えられますので、場合によっては「ラジオと電子機器を離す、または電子機器の電源を切る」などの対応が必要なケースもあるかも知れません。



(参考製品)


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【検証】古いFMラジオで「ワイドFM」が聴けるのか?


【検証】古いFMラジオで「ワイドFM」が聴けるのか?

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「ワイドFM(Wide FM)」とは、AM放送の難聴対策や災害対策のために、従来のFM放送用の周波数(76MHz~90MHz)に加えて、新たに割り当てられた周波数(90MHz~95MHz)を用いてAM番組を放送するものです。

本来は、ワイドFM対応ラジオを新たに購入、もしくは、古いFMラジオに外付けワイドFMチューナーを追加して聴く必要があると公式にはアナウンスされていますが、一部のラジオでも何とか聴く事ができましたので「検証」結果を共有します。


FM周波数90MHz~95MHzに対応している、かつアンテナ調整が可能な機種であれば聴ける事も確認できています

今回、ワイドFM聴取が確認できたのは、2011年3.11の震災を受けての「計画停電」時に重宝した、SONY製ICF-B01という、乾電池、手回し充電可能なポータブルラジオ。

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20年ほど前の製品なので当然「ワイドFM」には対応されてるとの明記はありませんが、アナログテレビ時代に「1ch~3chが聴ける」という、90MHz以上の周波数帯をカバーしているので何とかなりそうです。



我が家の受信環境(神奈川県横浜市内でポータブルラジオ使用)では、民放AM各局放送が非常に弱く、室内ではNHKでさえ聴こえにくい上、某国の宣伝放送が出力を上げる時間帯にはラジオが役に立たない事もあります。

そんな中、ワイドFMとして、TBSラジオ:90.5MHz、文化放送:91.6MHz、ニッポン放送:93.0MHzが聴こえさえすれば役にたちそうです。

ところが、このSONY製ICF-B01では、周波数目盛りが「90、テレビ1,2,3ch」の表示しかありません。

おそらくこのあたりにワイドFMの周波数を合わせれば、聴こえるかと思い合わせてみると・・・。

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無事、TBSラジオ:90.5MHz、文化放送:91.6MHz、ニッポン放送:93.0MHzあたりで聴こえるようです。

ちなみにこのラジオにはAM放送にも対応しているので、それぞれAMでの元放送も聴く事が可能なのですが、当然、ワイドFMの方が「クリアな音質で安定して聴く事」ができるようです。

さらに、このSONY製ICF-B01は、アンテナ調整が可能な機種ですので、場所によってアンテナの向きを変えるなど調整を行えば、より安定したラジオ聴取ができそうです

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↓各地域の「ワイドFM周波数」については、総務省公式サイトに記載されています。


災害時対策としてこうしたポータブルラジオの購入を検討しているのであれば、今一度手持ちのポータブルラジオを確認してみても良いかもしれません。

ただし、けっこう古い規格のラジオなので「手回し充電」が可能なものの、スマートフォンなどの「USB電源には非対応」なので、単純に「ラジオ用電源」にしか使えませんが・・・。


(参考製品)



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【検証】「radiko(ラジコ)」タイムフリー番組を端末に保存して期間制限なく聴く-「らくらじ2」アプリ


【検証】「radiko(ラジコ)」タイムフリー番組をスマートフォンに保存して期間制限なく聴く-「らくらじ2」アプリ

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radiko(ラジコ)のタイムフリー再生には期間制限(過去1週間以内に放送された番組を後から聴ける機能)がありますが、スマートフォン端末に番組をダウンロードしておけば、期間にかかわらず、いつでも、何度でも聞き直す事が可能です。

radikoだけではなくNHK「らじるらじる」でも同様の機能が使えます

radiko(ラジコ)タイムフリー再生に対応したアプリはいくつか公開されていますが、2024年5月現在、一番動作が安定していると思われるひとつが「らくらじ2」になります。

らくらじ2
らくらじ2
開発元:Wity Ltd
無料
posted withアプリーチ
この「らくらじ」シリーズは、バージョン・OSによって、インターフェイスが異なりますが、今回は現行のiPhone向け「らくらじ2」で解説していきます。

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ダウンロードしたい番組のページ下部の録音ボタンをタップします。

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ダウンロードに入る前に「事前広告表示が終了してから録音開始」のメッセージが表示されます。

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この広告表示時間が「25~30秒」とけっこう時間はかかります。

広告が終了時点で、画面左上の「X」(報酬を獲得しました)をタップすればダウンロードが始まります。

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上記画像のようにダウンロード状況を確認できます。

また、一度に複数の番組の保存も可能です。

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また、radiko(ラジコ)だけではなく、NHK「らじるらじる」番組にも対応されています。

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保存が完了した番組は、radiko、らじるらじるとも一緒に「一覧表示」されます。

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録音容量「1時間番組で約60MB」を目安として保存容量を確保して下さい。

ストレージに余裕がある限り「番組を保存」する事が可能ですが、必要に応じて、PCやクラウドにバックアップしておいても良いでしょう。

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