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【検証】radiko(ラジコ)公式アプリでPodcast(ポッドキャスト)番組が聴けるのをご存じですか?


【検証】radiko(ラジコ)公式アプリでPodcast(ポッドキャスト)番組が聴けるのをご存じですか?

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radikoアプリでは、ポッドキャスト機能が提供されており、全国のポッドキャスト番組を無料で聴くことが可能とアナウンスされています。

ラジオとポッドキャストを行き来しながら関連番組を楽しめる機能も搭載されていると言う事です。

この機能は2024年2月14日から段階的に公開され、radikoアプリバージョン8.1.0以降で利用可能のようなので手持ちのAndroidスマートフォンで「検証」してみました。

ラジコアプリのバージョン8.1.0以降で利用可能になっています。ただし他のPodcastアプリと異なりオフライン再生には非対応です


radiko
radiko
開発元:radiko Co.,Ltd.
無料
posted withアプリーチ
ポッドキャストを聴くための手順は以下の通りです

アプリ下部の「ポッドキャスト」アイコンをタップ。

20250125-radiko-001

ジャンルごとに聴ける番組の一覧が表示されます。

番組ページで「フォローする」をタップすると、番組をフォローできます。

番組の再生画面から、再生の速度を選ぶことができます。

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ただし、2025年1月25日現在登録されているポッドキャストコンテンツは、放送局が提供するオリジナルポッドキャストや、既存のラジオ番組のスピンオフなどが大半で、個人発信番組がほとんど見当たらないので他のポッドキャストアプリの代替えとして使えるのかは「聴きたい番組が配信されているか」次第になるでしょう。

このあたり改善が望まれるところです。

↓個人的には、radikoらじるらじるが対応され、かつオフライン再生が可能な「らくらじ」アプリを愛用していますが「リアルタイム」利用に不満があったりと「使い分け」も必要かも知れません。




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【情報共有】音声ファイル形式「MP3、AAC、M4A、FLAC」それぞれについての違い、歴史、および現在の使用事例


【情報共有】音声ファイル形式「MP3、AAC、M4A、FLAC」それぞれについての違い、歴史、および現在の使用事例

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PCやスマートフォン、携帯音楽プレイヤーで使用されている音声ファイルには、MP3、AAC、M4A、FLACなどの形式がありますが、それぞれについての違い、歴史、および現在の使用事例をまとめてみました。



もっともスマートフォンにイヤホンで聴く限りその違いがわからないという声も多いようですが・・・

MP3 (MPEG Audio Layer 3)

圧縮形式: 非可逆圧縮(データの一部を失う)。
ビットレート: 通常32kbpsから320kbpsまで。
音質: 高ビットレートでは良好だが、低ビットレートでは音質劣化が目立つ。

(歴史)
:
開発: 1980年代後半から1990年代初頭にかけて、Fraunhofer IISと他の組織により開発。
普及: 1990年代末から2000年代初頭にかけて、インターネット上の音楽ファイル共有やポータブルデバイス(例えばiPod)の普及と共に広く使われるようになった。

「現在の使用事例」:

音楽CDからデジラル音源として変換する際に多く利用されている、一般的な音楽ファイル形式。

ポータブルオーディオプレイヤー(特に旧型のデバイス)を始め、多くのユーザーがまだMP3を使用しているようです。

Amazonを始めとした楽曲のダウンロード販売にもこの形式ファイルが利用されています。




AAC (Advanced Audio Coding)

圧縮形式: 非可逆圧縮だが、MP3より効率的
ビットレート: 一般的に64kbpsから320kbps。
音質: MP3と同等のビットレートでより高い音質を提供。

(歴史):

開発: MPEG-2規格の一部として1997年に標準化され、後にMPEG-4(MP4)に組み込まれた。
普及: AppleiTunesiPodで採用されたことで広まった。

「現在の使用事例」
:
ストリーミングサービス=>: Apple MusicSpotifyがAACを使用。
ビデオファイル: MP4コンテナ内の音声トラックとしてよく使われる。
モバイルデバイス: iPhoneiPadなどApple製品でのデフォルト音声形式。

M4A (MPEG-4 Audio)

圧縮形式: AACを基盤にした非可逆圧縮
ビットレート: 同様に64kbpsから320kbpsが一般的。
形式: M4Aはファイル形式で、AACはその中のコーデックの一つ

(歴史)
:
開発: M4AはMPEG-4規格の一部として進化し、AACコーデックと共に使用される
普及: radikoらじるらじる、Podcastなどネットラジオの音声ファイルのやり取りに多く使用されています。

「現在の使用事例」

個人音楽ライブラリ: 特にAppleエコシステム内のユーザー間でのやり取りにも多く利用されてもいるようです。

また、携帯型ボイスレコーダーの音声ファイルとしても使用されているケースもあるようです。




FLAC (Free Lossless Audio Codec)

圧縮形式: 可逆圧縮(データの損失なし)。
ビットレート: オリジナルのビットレートを保持しつつサイズを縮小。
音質: オリジナルの音質を完全に保持。

(歴史)

開発: 2001年にXiph.Org Foundationによって公開。
普及: 高音質を求めるオーディオファイルや音楽愛好家に支持。

「現在の使用事例」
:
高音質音楽ストリーミング: TidalQobuzなどの高解像度ストリーミングサービス
オーディオファイル: 音楽制作や保存に使用。
バックアップ: 無劣化で音楽を保存したい場合。



もっともスマートフォンにイヤホンで聴く限りその違いがわからないという声も多いようですが・・・。



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【検証】実践-スマートフォンにYouTube動画から音声のみを取り出し転送しラジオのように聴く方法


【検証】実践-スマートフォンにYouTube動画から音声のみを取り出し転送しラジオのように聴く方法

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YouTube動画音声ファイル(MP3)に変換して、スマートフォンに転送してネットラジオアプリでラジオ感覚で聴けるようにする方法を紹介します。

この手法は筆者が個人的に実行しているもので、PC(Windows10)「ネット上の変換サービス」を利用し、iCloud経由でスマートフォン(iPhoneSE)で聴けるようにしてます。

音声変換サイトでMP3化し、iCloud経由でネットラジオアプリ「らくらじ2」で聴けるようにする

まず、MP3に変換したいYouTube動画のURLをコピーします。

↓画像はBraveブラウザでYouTubeを開き、URLを選択、右クリックし「コピー」。

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動画をMP3形式に変換するデスクトップツールはいくつか存在しますが、2024年12月現在、制限付きのもの多いので、「LOADER.TO」なるWebサイトを愛用しています。リンクは以下から↓。



「LOADER.TO」画面上で「URL」欄に先ほどコピーしたURLをペーストします。

URL欄下の「Format」をMP3に指定し、「Download」をクリックします。

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Webサービスなので、時間帯などにより失敗する事も多いですが、何度かトライしてMP3化に成功できています。

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「Download」アイコンの上に「100%」と表示されればMP3化に成功です。

再度「Download」をクリックしてPC内にダウンロードします。

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上の画像では、PC内の「動画」フォルダに保存しています。
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保存されたMP3ファイルをPCから「iCloud」ドライブに移動します。

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クラウド上の「iCloud」内にMP3ファイルが移動できたら、今度はスマートフォン内に転送します。

スマートフォンでの再生には「らくらじ2」というネットラジオアプリを愛用しています。

このアプリはiPhone、Android両方の端末に対応しています。

らくらじ2
らくらじ2
開発元:Wity Ltd
無料
posted withアプリーチ
iCloudからiPhoneへの転送には、iPhone標準搭載の「ファイル」アプリを使います。

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iCloud内の対象MP3ファイルを選択し、「らくらじ2/library」フォルダに移動します。

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ファイル移動が成功すれば「らくらじ2」の番組一覧にダウンロードしたコンテンツが表示されます。

コンテンツのサムネイルをタップすれば音声として聴く事ができます。

次に、iCloudや端末内にどんどんファイルがたまってしまい容量を圧迫しますのでこまめにファイルの削除を行う必要があります。

まず、iCloud内のファイルを整理します。

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「ファイル」のメニューに戻り「最近削除した項目」を開きます。

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右下の「すべて削除」をタップ、再度「~削除してもよろしいですか?」と表示されますので、本当に良ければ「削除」をタップ。

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以上で「らくらじ2」フォルダ以外の不要なファイルが削除されます。

この手法で取り込んだファイルの音声は、Radiko、らじるらじる、Podcastなどとほぼ同様な印象です。



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【トラブル解決】YouTube 動画を音声ファイル化できる「YouTube to MP3」が無効・再ダウンロードしても起動しない際の対応


【トラブル解決】YouTube 動画を音声ファイル化できる「YouTube to MP3」が無効・再ダウンロードしても起動しない際の対応

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YouTube動画MP3ファイル化して「ラジオ感覚」で楽しむため、PCデスクトップ版「YouTube To MP3」というツールを愛用していましたが、2024年11月に入ったあたりから、「動作が不安定→起動しない→再ダウンロードしても起動しない」状態になってしまいました。

↓「YouTube to MP3」について


頻繁にアップデートされているツールではあるのですが、PCのスペックが問題なのか不明ですが、筆者の環境ではどうにもなりません。

原因不明なのでとりあえず「LOADER.TO」なるWeb上の変換サービスで代用しています

「YouTube動画をMP3ファイルとして変換・保存」できるのが目的なので、FLACファイル作成に利用していた「LOADER.TO」なるWebサービスで「検証」してみました。





ファイル作成方法はかんたん。

「LOADER.TO」のサイトにアクセス。


MP3化したい動画のURLを貼り付け「Download」ボタンをクリックするだけ。

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ファイル作成までしばらくかかりますが、「100%終了」した時点で、端末内へのダウンロードが可能になりますので、PC内の任意のフォルダに保存します。

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ちゃんと「MP3」形式で保存されていますので、スマートフォンや携帯音楽プレイヤーにファイル移動して、「ラジオ感覚」で楽しむ事が可能です。

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↑上記画像は、iPhoneアプリの「らくらじ2」での表示。

この「LOADER.TO」で作成したファイルのほとんどに「サムネイル画像・タイトル」などが組み込まれているのは嬉しいところです。


↓YouTube動画をMP3化するツールとして「LOADER.TO」以外にも、MP3化するまで手間はかかりますがPCデスクトップ版「5KPlayer」定評があります。



なお、一部「ダウンロードできないファイル」もありますが、動画配信者側の設定らしく、今のところどうしようもないようです。


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【検証】押し入れに隠れていた「サブウーファー」をチューナーレステレビ+サウンドバーの構成に追加してみる


【検証】押し入れに隠れていた「サブウーファー」をチューナーレステレビ+サウンドバーの構成に追加してみる

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我が家の押し入れにしまってあった、亡父が使っていた、WAKOなるメーカーのサブウーファー。

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2003年製造の製品ですが、オーディオ製品につなげてみたところ、ちゃんと音は出るようです。

そこで、テレビのサウンドバーに加え、サブウーファーとして追加してみます。

イヤホンジャックの音声をサブウーファー専用にすれば高価なアンプを使用せずに使用できました


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ところが、我が家のテレビに接続しているサウンドバー自体も2013年製の上、テレビとサウンドバーの間を「光オーディオケーブル」で繋げられますが、残念ながらサブウーファーへ接続するための端子がありません。

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そこで、サブウーファーは、テレビ側のイヤホンジャックに接続する事にします。

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接続するには「3.5mmイヤホンプラグ→ピンプラグ(白・赤)」が必要ですが、手持ちがありませんでしたのでホームセンターで購入してきました。

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テレビ側はイヤホンジャック、サブウーファー側は、赤(RIGHT)・白(LEFT)に接続します。

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これで、我が家のテレビのオーディオ環境は「高中音をサウンドバー、低音をサブウーファー」から出力できるようになりました。

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別々の機材になりますので「音量調節」には、それぞれのリモコンで調整する必要があります。

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これで我が家のテレビオーディオ環境が強化されました。

一体型ではないので、それぞれの機器での細かい調整が面倒ですが、映画や音楽ライブコンテンツがあきらかに違いが感じられます。

サブウーファーが効いていると、音楽番組での「ベースギター、バスドラ」の音がはっきり出力されており、楽曲によっては「別物」に聴こえたり「新しい発見」があったりします。


(参考製品)



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