「スマートフォン」と「アイフォン」の違いを教えるには

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これは、高齢者のみならず、スマホネイティブ世代であるはずの「高校生・大学生」の間でも間違っている使っている言葉のようです。

かんたんに言うと「iPhone(アイフォン)」は、数多く存在する「スマートフォン」の中の「Apple社製のスマートフォン」というだけで、適切な説明かどうかは別として、例えるならば「スマートフォン」が「神奈川県」ならば「アイフォン」はその中の「横浜市」という位置づけになるという説明なら理解しやすいでしょうか。

しかしながら、こと日本国内に於いては「iPhone(アイフォン)」のシェアが一時期「7割」を占めていた時期もあったので「アイフォン」=「スマートフォン」と思っていたり、「スマートフォン」も発売時は、「Andoroid(アンドロイド)」はまだ少数派で、海外では「ブラックベリー」、国内でも「CASIO」などのメーカー、「ドコモ」や「au」などキャリアでも「i-MODE」「EZWeb」などで「facebook」「Twitter」「LINE」「Evernote」などが使用できる現在でいうところの「ガラケー」の一部を短期間ではありながら「スマート機能を持つフィーテャーフォン」と呼んでいた時期もありましたので、「非常に混同していた時期」があったので、別物と勘違いされるのも致し方ないところでしょう。

「スマートフォン」が知られるようになったところとしては、米国のオバマ元大統領「ブラックベリーでfacebook」を使っていて話題になったが大きかったようです。

対して、トランプ大統領は「アイフォンでTwitter」で知られていますが「対抗心」があるのでしょうか。
じゃあ具体的に「アイフォン」と「Andoroidスマホ」はどこが違うの
この問題も技術的に「OS」がAppleの「アイフォン」が「iOS」、他のスマートフォンが「GoogleのAndoroid」を使っていると言ってしまえばそれまでなのですが、この違いを説明するのに、私の場合、生徒さんたちへの説明に使っているのが「規則が厳しい私立高校とある意味無法地帯の高校」の例え。

「iPhone(アイフォン)」厳しい校則に縛られているが「アプリやネット」に対するチェックも厳しく学校側が推奨する範囲内でしか利用できない分、ある程度学校が守ってくれたり、生徒数やOBが多くわからない事も教えてくれる人が多く、ハズレが少ないというのが利点。

対して「Andoroidスマホ」は比較的校則が緩く、アプリなどカスタマイズに自由度が高い分、利用には半分「自己責任」でだれも守ってくれない面もあったり、同じOSを使っていてもメーカーやキャリアによって使い勝手が若干異なる点はあるものの,大半の機種が「iPhone(アイフォン)」より安くなるケースも多いと言われているようです。

当然、大元は「携帯電話」なので、「電話としての機能の差はありません」

あくまで、私個人的な印象ですが、スマホで再生する「音楽の品質」「radiko」や「通話の録音機能」など「Andoroid」が優れている点もあるのも確かですが、こと「画像処理」に関しては「iPhone(アイフォン)」に軍配が上がるという感想なので、それぞれ利用したい機能に合わせて機種を選択するべきでしょう。
ちなみに「アイホン」は別製品「アイフォン」がスマホの名称です
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余談ではありますが、「iPhone」「アイホン」と読む人が多くいますが「アイフォン」と呼ぶのが正しい読み方になります。「アイホン」は「テレビドアホン」をはじめとする「インターホン」の「登録商標」で40年ほど前から使用されている別製品の名称になります。

なおこの製品市場、この「アイホン」と「Panasonic」の2社でほぼ独占している状態なので、設置されているお宅も多いのではないでしょうか。



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