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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

オフライン再生

【検証】「Spotify」配信楽曲を320kbpsの高音質MP3ファイルでバックアップ保存する方法-オーディオキャプチャ


【検証】「Spotify」配信楽曲を320kbpsの高音質MP3ファイルでバックアップ保存する方法-オーディオキャプチャ

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現在、音楽を聴く手段して「Spotify」「AppleMusic」などの「サブスク配信」がメインではあるのですが、以前には配信されていた楽曲が「アーチスト側の都合」「楽曲の権利の問題」などの理由で、聴けなくなってしまうケースも少なくありません。



以前から、こうした楽曲をあらかじめ「MP3ファイル」として保存しておく動きもあり、「バックアップツール」も複数存在していたのですが、現在では「著作権」の関係からか全滅状態です。



そんな中、唯一「デスクトップキャプチャ」という手法を駆使して、形式上「320kbpsの高音質MP3ファイル」として保存できる事が確認できましたので、その手順を「紹介」します。

PC内で再生されている音声そのままを録音するので「通知機能」などオフにしておかないと余分な音が入るので注意

この手法を用いるのに必要なのは、WindowsPC(私の環境はWindows10)と「oCam(オーカム)」というフリーソフト。


「oCam(オーカム)日本語対応版」は日本国内では「ベクター」のサイトからダウンロードできます。

このソフト自体、動画キャプチャとして、NetflixTVerなどの「配信動画のバックアップ」に定評あるソフトなのですが「設定変更」により、「オーディオキャプチャ」機能を使い「MP3ファイル」化する事ができます。

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「oCam」を立ち上げ、「オーディオの録画」タブ→「コーデック」→「オーディオコーデック」と進みます。

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「オーディオコーデック設定」「MP3」、ビットレート「320kbps(デフォルトは192kbps)」サンプルレート「44100Hz」MP3上の最高音質に設定できます。

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↑配信動画をMP3として保存するには「オーディオの録画」タブに移ります。

配信音源(画像はSpotjfy)を再生し、左側の赤い「録音ボタン」をクリックします。

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配信楽曲の「開始、停止」を細かく設定する必要があります。

これがなかなか面倒ではありますが・・・。

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取り込んだ「MP3ファイル」は、PC内の「PC/ビデオ」フォルダ内に「サウンド_日時」形式の名称で保存されます。

「右クリック」「名前の変更(M)」で任意のファイル名に変える事ができます。

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このファイル一般的なMP3ファイルになりますので、さまざまなツールを使ってファイルの編集が可能です。



↑「アルバムアート」「アーチスト名、アルバム名などのタグ付け」情報の編集は「MusicBee」を愛用しています。

プレイリスト作成など、音量が異なる場合は「MP3Gain」が便利です。

↓気になる点は、「oCam」を終了する際、ブラウザが強制的に立ち上がり以下のような画面が表示され焦りますが、ブラウザを閉じれば済むだけのようです。

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肝心な「音質」なのですが、正直感じ方は「人それぞれ」と言ったところ。

あくまでも元がCDではなく、「ネットを介したストリーミング配信音源をPC上でそのまま再生したものを録音しただけ」に過ぎませんので「元音源の音質」「再生するPCのスペック」により差がでるのは致し方ないところです。

「再生」に関してはアプリのイコライザなど細かい設定を施す事で改善が見込める場合もありそうです。

また、PC上の音声をそのまま録音する仕組みですので、アプリの通知音、操作音など含めて一緒に保存されてしまいますので、あらかじめそうした設定をオフにしておくなど準備は必要でしょう。


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【検証】Amazonプライムビデオの動画ダウンロード-WindowsPC版アプリでも対応可能に


【検証】Amazonプライムビデオの動画ダウンロード-WindowsPC版アプリでも対応可能に

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スマートフォンタブレット端末「Amazonプライムビデオ」の動画ファイルをダウンロードして、飛行機や新幹線などで移動中にを楽しむケースも多いでしょう。

今までは「PC」の場合、非正規な動画ダウンロードしかできなかったのですが、2023年10月現在「Microsoft Store」から正規ダウンロードできる「Amazonプライムビデオ」アプリで「一部動画のダウンロード→オフライン再生」が可能になっています。

最近では、「機内・列車内Wi-Fi環境」も増えてきてはいますが「ノートPC」の場合、けっこう動作が不安定な感は拭えませんので、この手法を覚えておくとけっこう便利です。

飛行機内や鉄道列車内など移動中の「ネット環境外」でも動画視聴が可能なのは意外と便利

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アプリの正式名称「Windows用Prime Video」で、現行のWindows10、Windows11搭載「Microsoft Store」から入手できます。

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とは言っても「すべての動画」に対応しているわけでもないようで、動画の説明欄に「ダウンロード」アイコンが付いている作品に限られるものの、対象動画は割と多い印象です。

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「ダウンロード」アイコンをクリックすると、「PC端末」内の「Amazonプライムビデオ」アプリ内に「作品データとして保存(一時的)」されます。

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保存する動画画質「最高画質・高画質・標準画質・データセーバー」から選択可能ですが「PC」であれば「最高・高画質」でも問題なく保存できそうです。

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「ダウンロード」された動画は左メニューの「ダウンロード」アイコンをクリックすれば確認・再生する事ができます。

なお「ダウンロード」されたファイルは汎用の「MP4」ではなく「独自形式」になりますので「Amazonプライムビデオ」アプリ内からでしか「再生」できません。

なお「保存」されたファイルは「隠しファイル」となっており、通常は「確認」すらできないようになっています。

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「確認」したい場合は、「エクスプローラー」メニュー欄の「隠しファイル」にチェックを入れると「表示可能」になります。


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端末にダウンロードしたAmazonプライムビデオ動画は、配信期間が終了しても視聴できるかどうかは、以下の条件によって異なります。

配信期間が終了した作品は、ダウンロードしていても視聴できなくなります。

配信期間は作品ごとに異なりますが、プライムビデオのアプリでは「プライム見放題が終了するTV番組・映画」というカテゴリーで確認できます。

・配信期間が終了していない作品でも、ダウンロードした日から30日以内に視聴を開始しなければなりません。

・視聴を開始したら、48時間以内に視聴を終える必要があります3。

・ダウンロードした作品は、同じアプリでしか再生できません。

他のスマートフォンタブレット端末などで同動画を保存したい場合「それそれ別途ダウンロード」する必要があります。

なお、2023年10月現在、テレビ用アプリではダウンロード自体できないようです。

↓どうしても汎用の「MP4」形式で保存したい場合は「画質・音声を我慢」する前提になりますが「Xbox Game Bar」などで「動画キャプチャ」する方法もあります。



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【検証】SIMなしスマートフォン(Abdroid)の再活用法-「オーディオブック」専用機化できるのか「トークバック」機能を仕様した場合


【検証】SIMなしスマートフォン(Abdroid)の再活用法-「オーディオブック」専用機化できるのか「トークバック」機能を仕様した場合

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Abdroidスマートフォン「SIMなし端末」で「Kindle」本を読み上げる方法としては、以前、OS標準搭載の「読み上げ」機能を使う方法を紹介しました。↓



しかし、この方法の「弱点」として「ページをまたいでの読み上げができない」という「オーディオブック」専用端末にするには「致命的」な欠点があります。(もっともKindle本読み上げ自体想定さあれていない機能なので致し方無いのは言うまでもありませんが)。

「端末自体」「Androidのバージョン」に依存するかも知れませんが「環境次第」で快適に使えるかも

有料課金が必要な「読み上げアプリ」を使えば済む、という意見もありますが、「一部の識者」が利用しているという「Abdroid」の別の機能「トークバック」という「ユーザー補助機能」(画面に表示されている文字を端末側で読み上げてくれ、「操作をアシスト」してくれる機能「動作を検証」してみました。

今回も、SIMなし「RakutenMINI」での「検証」になります。


設定方法は、「設定(歯車マークのアイコン」」をタップ。

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「ユーザー補助」→「TalkBack」と進み、「サービスの利用」を「オン」にします。

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「端末」「音量ボタン(+、-両方)を長押しする」事で「トークバック」機能の「オン・オフ」が可能な「ショートカット」を設定しておくと「あとあと使い勝手」に差がでてきますので「設定」しておいた方がいいでしょう。

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「Kindle」本の場合「画像」として読み込むようですので「画像内のテキストの読み上げ」を「有効」にする必要があります。

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「トークバック」機能を「オン」にした状態で「Kindle」アプリを立ち上げます。

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すると「Kindle」アプリの最初に戻り「操作方法の読み上げ」がはじまり「ビックリ」しますが、「読みたい本わタップし続けて」いくと「目的の本」の「読み上げが開始」されます。


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↑「Kindle」本自体の「読み上げ」「理由は不明」ですが、上記画像のように「音量ボリューム」「人アイコン」ではなく、「音符アイコン」が「有効」でないと「再生の確認」ができませんでした。


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↑「緑色」に囲まれた範囲「読み上げて」くれますが、ここで「問題」が・・・。

「次ページ」など「連続再生」に「対応」する「Kindle」本が限られているようです。

割と「横書き本」の場合「連続再生」してくれるケースが多いように感じますが、一般的な「縦書き本」ですと「タイトル」によって「対応・非対応がはっきり分かれる」という困ったものです。

また「iPhone」での「読み上げコンテンツ」を使用した場合と同様、かなり「バッテリーを消耗」するようで、「端末に熱がこもると動作が不安定」になるなど、「Kindle」本を「Audible」のように利用したい場合、まだまだ「解決すべき問題」は多いようです。





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【検証】SIMなしスマートフォン(iPhone)の再活用法-「オーディオブック」専用機化できるのか「Kindle本読み上げ」の場合


【検証】SIMなしスマートフォン(iPhone)の再活用法-「オーディオブック」専用機化できるのか「Kindle本読み上げ」の場合

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「スマートフォン」の「買い替え」などで余ってしまった「SIMなし端末」の「再利用法」として、「オーディオブック」専用端末化する方法をいくつか「検証」しています。




今回はSIMなし「iPhone」で「Kindle」本を「読み上げコンテンツ機能」を利用する事により、「ある程度」使える事が確認できましたので「情報共有」します。

「オフライン」での「連続再生」は可能ですが、「バッテリー消耗が激しい」ためか、熱で「読み上げ中断」する場合もあるようです

SIMなし「iPhone」「iPad」「Kindle」本の「読み上げ機能」を利用するには「Kindle」アプリインストールする必要があります。

Kindle
Kindle
開発元:AMZN Mobile LLC
無料
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端末内での「読み上げ」「OS標準機能」の「読み上げコンテンツ機能」の設定が必要です。

「設定方法」「読み上げ方法」以下の記事を参照下さい。↓



「SIMなし端末」「オフライン再生」を始める場合、「最初の15分くらい不安定な状態」になりますが、徐々に「安定して読み上げ再生」してくれるようになります。

しかし「iPhone特有のバッテリー消費時に熱がこもる」状態になると「途端に不安定」になりはじめ、しばらく「端末を休め」てあげると、また「元のように読み上げ再生」できる状態に戻るようです。

おおよその「目安」として「30分」ごとに「休ませて」あげると良いのかもしれません。


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【検証】SIMなしスマートフォンの再活用法-「オーディオブック」専用機化できるのか「Audible(オーディブル)」の場合


【検証】SIMなしスマートフォンの再活用法-「オーディオブック」専用機化できるのか「Audible(オーディブル)」の場合

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スマートフォンの買い替えなどで不要になった「SIMなし端末」「再利用法」として、Amazonのオーディオブック「Audible(オーディブル)」の「オフライン再生」が可能である事が「確認」できましたので「情報共有」します。

今回は、「iPhoneSE」購入で不要になった、Android端末「RakutenMINI(Android9)」「検証」しましたが、「iPhone」の「SIMなし端末」「iPad」(Wi-Fiモデル)でも「オフライン再生」「動作確認」ができています。

「アプリ」「コンテンツ」のダウンロードには「Wi-Fi」環境で行う必要はありますが「オフライン」での再生も可能です

「Audible(オーディブル)」「有料」の「オーディオブックのサブスクリプションサービス」になりますので、利用するためには「会員登録」する必要があります。



「Android端末」「iPhone」「iPad」向けに、それぞれ「専用アプリ」をインストールして利用します。

Amazonオーディオブック - オーディブル
Amazonオーディオブック - オーディブル
開発元:Audible, Inc.
無料
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しかし、Amazonのサービスでありながら、何故か「Fireタブレット」には「非対応」です。(2023年8月現在)

最初に「アプリ」「コンテンツ」ダウンロードには、自宅や「Wi-Fiスポット」など「ネット環境」が必要です。

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購入した「コンテンツ」「端末」に保存し、「ダウンロード済み」一覧に表示されれば「オフライン再生」が可能になります。

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他の「読み上げ機能」に比べ「Audible(オーディブル)」アプリでは、再生速度を最大「3.5倍速」まで設定する事が可能です。

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この様に「コンテンツの追加」時に「Wi-Fi」などの「ネット環境」は必須ですが、「ダウンロードされた端末内の作品」「SIMなしスマートフォン」でも「ポッドキャスト」や「音楽プレイヤー」感覚で使用する事が可能です。


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