キャリアショップ「クソ野郎」「暴言メモ」問題について

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私自身「ケータイショップ」ではないのですが「光回線業者」に携わっていた時期があるので「ああ、やっぱり」という実感があるのですが、この問題、こうした「通信業界」ならではの「売り方」の問題点がやっと「発覚」したという印象です。

この業界、「キャリア」の立場としては、「自分たちはただ、回線を提供しているだけ」「いわば土管屋」という意識が強く、「工事の問題については工事業者の責任」、「コールセンター」もアウトソーシングでほとんどが派遣社員、「キャリアショップ」も「キャリアの看板」をつけているものの「代理店」と区分けされているので、今回の問題も、キャリア側は他人事で、問題を起こした「代理店の責任」にして収束を図ろうという魂胆が「見え見え」なのが気になるところです。

 
「ケータイショップ」に限らず「通信系会社」は「ショップ・コールセンター」も外部丸投げなのでいずれこういう問題が明らかになるとは思ってましたが・・・
今回のケース「キャリア」と「代理店」の関係が明らかになっていないようですが、「ケータイ本体」の販売台数が減少している中で「機種変更」など手間がかかるだけで売り上げにならない顧客をないがしろに扱っている体質が表にでてしまったようです。


このメモ文面をみる限り、この「クソ野郎」とは、「親が支払っているので、契約変更などの決定権のない⇛これ以上お金を取れない儲からない面倒なだけの客」ととれますし、「無料期間のあるオプション」を説明もなく無理やりつけて「解約忘れ」による「自動加入で増収」を狙っているのでは?「魂胆バレバレ」な内容であることを感じます。

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「人生100年時代」とうたい、高齢者への「やさしいサポートがショップの使命」という「ポーズ」を決め込んでいるキャリアの流れがある中ですが、この対応が示すのが業界内の実態のようです。


ちなみにこの問題を引き起こした「兼松コミュニケーションズ」はその存在が「賛否両論」ある「Clipbox」なるダウンロードアプリ開発、配布元ともいわれていますが、本当であれば「言わずもがな」というところでしょうか・・・。↓


この「通信業界」、こうした体質に合わずに去っていく人間を何人も知っていますが、「良心ある人物」であれば、その理由も明白なようですね。


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