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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

チューナーレステレビ

【検証】4K対応チューナーレステレビ導入記-地上波コンテンツはレコーダー経由よりTVerからのほうが綺麗?


【検証】4K対応チューナーレステレビ導入記-地上波コンテンツはレコーダー経由よりTVerからのほうが綺麗?

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自宅の居間のメインテレビに、ORIONチューナーレスレステレビ SAUD501を使用しています。

製品自体「チューナーレス」なので地上波・BS放送の視聴には、外付けの「ブルーレイレコーダー」内のチューナーから視聴しています。

もちろん、地上波・BS放送のコンテンツはフルHD画質ですので「4K相当」に視聴できるわけではないのですが、番組によって再生される画質によりあきらかに「差」を感じます。

ちなみに、NHK-BSWOWOWなどで放送されている「4Kアップコンバート」コンテンツについては「それなりの画質」で楽しめますが、地上波番組ではフルHD画質から微妙に補正されている印象があります。

地デジチューナー内蔵テレビによっては「地上波アップコンバート」機能がある製品もあるようですが、そもそも4Kではないので割り切って視聴すべきでしょう

メーカーや製品によって「地上波番組のアップコンバート機能」が搭載されているテレビもあるようですが、あいにく安上がりを重視した私の環境では厳しいところではあります。

そんな中気づいたのが、同じ番組でも「レコーダー経由」で視聴した場合と、「Android TV」経由のTVerアプリで視聴したほうが「4Kアップコンバート」されている番組があり、4Kに近い画質で視聴できるケースがある事が確認できました。

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もっとも、すべての番組がアップコンバート対応されているわけではないようですが、少なくとも「レコーダー経由」よりは、TVer、Amazonプライムビデオ、YouTubeなどで配信されているテレビ番組を視聴したほうが「4K対応テレビ」の性能を生かせる可能性があるかも知れません。



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【情報共有】チューナーレステレビで採用されているOS「AndroidTV」と「GoogleTV」の違いとは?


【情報共有】チューナーレステレビで採用されているOS「AndroidTV」と「GoogleTV」の違いとは?

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2023年度から、家電量販店店舗でも複数の「チューナーレステレビ」なる製品を見かけるようになりました。

この分野の製品では、テレビのOS(オペレーティングシステム)として「AndroidTV」「GoogleTV」と、2種類のOSが存在しています。

一見「同一OS」のように思われますが、厳密には「別歴史」がある似て非なるOSのようなので、その違いを調べてみました。

2024年現在販売されているテレビに於いては「同一OSのインターフェイスの違い」という位置付けのようです

とは言え、両方ともGoogleが開発しているOSであり、できる事はほぼ一緒ですので、これから購入する際には「あまり気にする必要はない」のかも知れませんが、Panasonic、TVS-REGZA(旧東芝)、Hisenseなどメジャーどころでは「独自OS」を使用してネット動画に対応しており、けっこう「使い勝手に差」がありますので、これらの違いを知っておいて損はないでしょう。

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Android TVGoogle TVは、両方ともGoogleが開発したテレビ用のOS(オペレーティングシステム)です。

【AndroidTV】

Android TVは、かんたんに言うとスマートフォン、タブレット端末で使用しているAndroidOSをベース「テレビ向けにカスタマイズ」されているシステムになります。

あくまで、一部ではありますが、タブレットやスマートフォンで採用されている、あらゆる種類のアプリを実行できる事が特徴とされています。

また、Android TVは、デバイスメーカーがそれを実行するデバイスを作成するためのオープンプラットフォームなので、ニーズに最適なものをメーカー側で追加できるようになっているシステムです。

店頭で見かける製品としてしては、日本のメーカー「ORION」製チューナーレステレビなどに搭載されています。


【GoogleTV】

一方、Google TVは、同じGoogle製品でも、PC向け「ChromeOS」、スマートテレビデバイス「Chromecast」をベースに構築されたインターフェースで、本来別売りである「Chromecast」機能が内蔵されており、スマートフォン、タブレット端末、PCとも同期して「直接テレビ画面にミラーリング」できるようになっています。

「TCL」「GreenHouse」など「格安メーカー」の2023年からの機種もGoogleTVを採用。

また、SONY、SHARPでもGoogle TVを採用し始めています。




もっとも、AndroidTV搭載のテレビでも「Chromecastビルトイン(機能が内蔵)の製品が増えていますので、今後この「差」は関係なくなるのかも知れません。

以上の情報を踏まえると、Android TVは、スマートフォンやタブレットとの親和性が高く、オープンソースであるため、制限なしに任意のアプリやゲームを使用できる

Google TVは、より統一されたインターフェースを提供し、コンテンツの検索と発見に特化しています。

どちらのテレビが適しているかは、個人の好みによって異なるでしょう。


(参考書籍)







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【検証】「AndroidTV」搭載のテレビ-OSのアップデートはできるのか?


【検証】「AndroidTV」搭載のテレビ-OSのアップデートはできるのか?

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ネット配信映像が視聴できる「AndroidTV OS」が内蔵されているテレビが増えています。

Androidと言えば、スマートフォンのOSとしても知られていますが、他のOS同様「定期的にアップデートしないと動作が不安定になる」かと心配な向きもあるかも知れません。

AndroidTVというOS自体、登場してからまだ数年しか経っていませんので、まだまだ実感が沸かないのですが、「家電量販店」の店員さんにそのあたり質問してみました。

すると、「最近の液晶テレビ自体の寿命が概ね5年前後なので、次に買い替える時点でOSがアップデートしていますよ」と言う人もいれば、「スマートフォンのAndroidのバージョンがだいたい2年ほどでアップデートされるので、同様の扱いになるのでは」といった「あいまいな返答」が多いようです。



もっとも「OS自体」ではなく、各「アプリ」それぞれが「頻繁にアップデート」されていますので「コンテンツ」を楽しむ分には問題なさそうではあります。

しかし常時「インターネット回線に接続されている」状態が前提の機能ですので「セキュリティ面での心配」をされる方には心配があるかも知れません。

基本的にAndroidスマートフォンのOSと同様の扱いとされているようですが・・・



今回は自宅の、ORIONチューナーレステレビ「SAUD501」でのOSアップデートを以下の手順で「確認」してみましたので、その結果を「情報共有」します。


【1】リモコンを使用して、ORIONテレビのメニューにアクセスします。

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【2】メニュー内で「設定」または「システム設定」といったオプションを選択

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【3】「デバイスの設定」→「詳細」と進みます

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【4】「詳細」→「システムアップデート」

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【5】「システムアップデート」の実行

テレビはインターネットに接続されていることを確認し、アップデートの確認を実行します。

アップデートが利用可能な場合、通常、テレビはそれを検出し、ダウンロードを開始します。

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アップデートが正常に完了すると、テレビは再起動することがあります。

アップデートが正常にインストールされるまで待つ事もあります。
「ORION」のテレビの場合は以上の手順で確認できましたが、他社製テレビでも「似たような手順」を行う事で「アップデートの確認」ができるかも知れません。







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【検証】4K対応チューナーレステレビ導入記-「SDカード」「USBメモリ」内MP4動画を再生する


【検証】4K対応チューナーレステレビ導入記-「SDカード」「USBメモリ」内MP4動画を再生する

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我が家のチューナーレステレビ「ORIOB SAUD501」「PC」に保存している「MP4」形式の動画ファイル「SDカード」「USBメモリー」を介して再生できる事が確認できましたので「情報共有」します。

以前の「Fire TV Stick」を使用した環境では、「ひと手間」かかりましたが、「ORIOB SAUD501」では、本体の「USBスロット」「MP4ファイルを保存したUSBメモリー」を挿すだけで、搭載されている「AndroidTV」内の「メディアプレイヤー」アプリでかんたんに再生する事が可能です。



テレビ本体の「USBスロット」に挿して、AndroidTV内搭載「メディアプレイヤー」アプリでかんたんに再生可能です

↓この手法は製品同梱の「取扱説明書」にも記載されている正規機能ですが、製品自体には「USBスロット」は2つありますが「SDカードスロット」はありません(ある機種も存在するのかも知れませんが)。

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ちなみに、「SDカード」「USBメモリー」とも最近では「64~256GB」の大容量製品も販売されていますが、「ORIOB SAUD501」では「32GB」までしか対応されていません。

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「SDカード(microSD)」を使用するためには、SD→USBへの変換「カードリーダー」を使うと便利です。

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(参考製品)「USBメモリー」「SDカードを装着したUSBカードリーダー」スロットに差し込み、テレビ画面上に「USBデバイスが接続されています」と表示されれば使用可能です。

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「AndroidTV」ホーム画面のメニューに、プレインストールされている「Media Player」アプリを立ち上げます。

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「USBドライブ(C)」「SDカード」が選択できるように画面表示されますが、「カードリーダーに挿したSDカード」の場合は「USBドライブ(C)」を選択します。

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すると「デバイス内フォルダ・ファイル」一覧が表示されますが、ファイル名がPCでの表示と異なるので少し混乱しますが、似た単語のファイルを選べば「動画再生」ができるようです。

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↓「標準機能」なだけあって「Fire TV Stick」「ブルーレイレコーダー」経由での「MP4ファイル再生」よりも「動作が安定」しているようです。

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↓予想外にも、他の「DLNA」では不安定だった、「4K(UーHD)映像」安定して再生できるようです。

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記録容量「32GB」までしか対応していないのは残念ですが、最近「ダイソー」などでも「32GB550円microSDカード」が入手できますので「ジャンル毎」など複数カードを使い分けるなど工夫できそうです。




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【検証】4K対応チューナーレステレビ導入記-好みによっては「外付けサウンドバー」が必須な場合も


【検証】4K対応チューナーレステレビ導入記-好みによっては「外付けサウンドバー」が必須な場合も

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チューナーレステレビ「ORION SAUD501」を導入して、約1か月。の続き。

このテレビに限った話ではありませんが、こうした「薄型液晶テレビ」では、「音質が残念」なケースが少なくないようです。



「薄型・大型ディスプレイ」ゆえかテレビの価格帯にかからわず「音質が残念」な機種も少なくない印象です

薄型テレビは「その形状」ゆえにスピーカーにとっては辛い環境にあります。

スピーカーが良い音を出すための空間ブラウン管テレビリヤプロテレビに比べ、極端に少ないからと言うのが理由のようです。

薄型テレビの多くは、スピーカーが下部や背面に付いているケースがあり、テレビの後ろにある壁や、テレビ台に音を反射させることを想定して作られています

しかし、後ろに壁がない、テレビ台がスカスカのワイヤーラックなどだと、音がすり抜けて聞こえにくくなってしまいます。

この「ORION  SAUD501」も上記の事情からか、スピーカーが「下向き」に配置されているので、「Dolby Atmos」に対応しているはずなのに「音がこもって聴こえてしまう」のは残念なところです。




(参考製品)




こうした、薄型テレビの音質を改善するためには、以下のような対策があります。

・テレビ自体にある会話やセリフ音が聞こえにくい場合の「設定変更」を有効にする方法があります。

各メーカーごとに呼び方は異なりますが、会話やセリフなどを強調させるモードに設定を変更できるケースがあります。

・テレビの設置場所を見直します。

表面が硬く滑らかなテレビ台などにテレビを置き、下や後ろに音を反射させるようにします。

また、テレビの下に柔らかいものを置かないようにすると「効果的」という説もあるようです。

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・外部スピーカーを利用します。我が家ではこの方法が「有効」でした。

とりあえず「手持ちのサウンドバー」を接続して「効果を確認」してみました。



↓「サウンドバー」単体でもけっこう「高音質」を感じますが・・・。

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「サウンドバー」プラス「テレビ自体の音声」を合わせ「音声再生」しても「低温含め大きく広がった」ような気もします。

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この他にも、手元に持って移動できるワイヤレススピーカーや、テレビの前に設置して使用するバータイプのサウンドバーなどが効果が期待できる人気があります。


外部スピーカー音量や音質を調整できるものが多く、会話やセリフだけでなく、音楽や映画なども改善が見込めそうです。


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