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「ITライフハックマスター 」AI和泉(旧ぱわきち)が生活に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすく「情報共有」するブログです

「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

フルHD

【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?


【情報共有】「4K」ならぬ「2K」「1K」テレビとは?

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2022年6月現在「家電量販店」店頭で見かける「液晶テレビ」「4Kテレビ」「フルHDテレビ」がほとんどのように感じます。

そんな中「32型~40型」サイズの一部の機種で「4K」ならぬ「2K」、小型の「19型~24型」では「1K」なる規格が「表示」されているテレビも販売されているのも見かけます。

ちなみに「HD」とは「ハイビジョン」の正式名称である「High Definition TeleVision(HDTV)」を略した名称で、「画面解像度」は「1280×720」という「解像度」になります。

この「解析度」と「画面のサイズ」について「確認」してみましょう。


あくまでテレビ機器の「スペック上の規格」なので「実際の放送映像」と一致しないケースもあるようですが


画像ピクセル数画面解析度
HD(720p)1280×720
1K1366×768
フルHD(1080p)1920x1080
2K(1440p)2560x1440
4K(2160p)3840x2160
8K(4320p)7680x4320


「4K」テレビ-43インチ以上が主流

一般的に「4K画質」が実感できるテレビのサイズとして「43型」以上と言われています。

しかしながら、現状「4K放送」とされている番組のほとんどが「4Kアップコンバート」と呼ばれる「疑似(HD画質の映像を4Kぽく観れるレベル)映像」放送局側から「送信」され「テレビ側」の機能で「再現」させるという仕組みです。


「2K」テレビ-40インチ以下の「一部」で存在しますが・・・

「4K」テレビが登場する前の「基幹放送」である「地上デジタル放送」(BS、110°CSは番組により異なる)は、基本、縦横「2560x1440画素(フルHDの1080x1920に収まる)」よう「送信」されています。これが「2K」という「規格」になります。

この「送信された映像」を視聴する「テレビ」側で「復元再生」するのですが、一般的にほとんどのテレビが「フル液晶テレビ」の「解析度」が「1920x1080p」であれば「送信される映像が2KであったとしてもフルHDでしか再現されない」と言う事になります。(もっともテレビ側のアップコンバート機能でそれなりに画質がよくなる機種も存在します)

「2K」として販売されているテレビはこの「2560x1440画素」をフルに「再現」できるテレビで「4Kテレビ」が普及した頃から「市場に登場」してきた製品なので「知名度が低い」のかも知れません。

「まぎらわしい」のはこうした規格自体が「曖昧」なようで「メーカー」「販売店」によっては「2K=フルHD」「疑似2K(アップコンバートできるテレビ)」を「同一製品」として「位置づけ」ているケースも「少なくない」ようですので「よく確認」したほうが良いでしょう。

2k1ktv-001


「1K」だと数値上「フルHD」以下「HD以上」のスペックになるので「24インチ」以下が主流のようです

「1Kテレビ」はというと厳密に言えば「1366×768p」のテレビの事をさすらしいのですが、従来「1280x720p」解析度の製品が多かった「19~24型」テレビの一部がこの「1K」という規格を採用しているようです。

2k1ktv-002

「地上デジタル放送」が「見られれば大丈夫」
という「世帯」であれば従来の「HDテレビ」に比べ「若干」画質が良くなり「価格帯」もさほど変わりがないように感じますので、「2台目」「新生活でとりえず小さいサイズでもテレビが欲しい」という場合の「選択肢」として「チェック」しておいても良いと思います。


(参考製品)


【2Kテレビ】





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【製品情報】最近見かける「TCL」なる格安テレビブランドとは?


【製品情報】最近見かける「TCL」なる格安テレビブランドとは?

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最近、家電量販店などで、32型「フルHD液晶テレビ」「3万円前後」で販売されている「TCL」なるブランドの製品をよく見かけるようになりました。

いわゆる「ジェネリック家電」かと勘違いしていましたが、中国は「深セン発」の中華メーカーで、部品等「日本企業」との関連があまりなかった上、国内市場には、2019年に初上陸した、わが国に於いては「新参」ですが「世界的」には歴史のあるメーカーです。



なのであまりなじみのないブランドですが「液晶テレビ」の世界市場に於いては「世界第二位」を誇っているという、なかなかの「実力派」のようです。




何と「液晶テレビ」世界市場で「第2位」のメーカーだったとは
現在、店頭では「4K」タイプを見かける事は少ないのですが、「40・32型フルHD」サイズ「目玉商品」として特価販売されるケースもよく見かけるようになりました。

TCL(ティーシーエル) 32型液晶テレビ 32S515 [32V型 /ハイビジョン /YouTube対応] 32S515
by カエレバ
こうした「TCL」製テレビの特徴として、「無線LAN内蔵」「AndroidTV機能内蔵でYouTubeはじめ様々な動画配信サービスに対応」「Chromecastも内蔵」しており、テレビ1台で「ネット動画のほとんど・音楽・TVゲーム配信に対応」されている点が他ブランドとの「大きな差別化」を計る戦略のようです。

肝心の画質については、あくまで店頭での視聴確認でしかありませんが、よく言われる「32型以下のサイズだとフルHD画質でのメーカー・機種の差はあまりない」といううわさ通り、差の判断は「観た人それぞれ」と言えるでしょう。

また「液晶4K」については「有機ELディスプレイ」以外、まだまだ各社「映像にバラつき」があるのが実情のようですので「しばらく様子見」と考え、こうした「安いテレビ」をつなぎで使用するという選択肢もアリかも知れません。

とはいうものの、テレビを「さまざまなサービスのモニター」としてとらえるならば、画質も「フルHD」でそこそこ十分なのな上、あれこれデバイスを追加購入する必要なく「2台目・3台め」「単身者」向けのテレビとしては現在(2020年12月1日)、一番「お得感」を感じる製品のひとつかも知れませんので一度店頭でチェックしてみては。



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【情報共有】現行のテレビで「ゲーム」と相性が良いのは「REGZA」一択と言われている?


【情報共有】現行のテレビで「ゲーム」と相性が良いのは「REGZA」一択と言われている?

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世間では「eスポーツ」など、ネットゲームが主流になりつつあるようですが、私自身は「TVゲーム」は「売るもの」としての知識しかなく、現行の液晶テレビであれば、ただTVのHDMI端子に繋げば快適に「プレイを楽しめる」ものだとばかり考えていましたが、知人の「ネットゲーマー」によると「ゲーム側の機能」にテレビ側の技術が追い付かず、購入するテレビが限られる他、「専用モニター」を導入するなどいろいろ「手間とお金」がかかるようです。
「液晶テレビ」も発売された当初は「ゲーム」「スポーツ観戦」には遅延が多くて「使い物にならない」と言われた時期もありましたね
私の乏しい知識でも、発売当初の「液晶テレビは遅延が多く」TVゲームやスポーツ観戦には「残像感」があったり、「プラズマディスプレイ」だと発熱と音の問題があった事は知っていましたが、現在でもこうした問題は残っていて、「液晶テレビ」としては「REGZAエンジン」プラス「東芝製ゲームボード搭載」の機種一択しかなく、ディスプレイも高価な「有機EL」ではまだ不十分で、今購入するなら「フルHDのIPS液晶」タイプしか選択肢はない、という意見です。

24S22 東芝 24V型地上・BS・110度CSデジタル ハイビジョンLED液晶テレビ (別売USB HDD録画対応)REGZA
by カエレバ
もっとも、本格的ゲーマーなら、テレビよりゲーム作動に特化した「ゲーミングPC」を所持するのは当然らしい。

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by カエレバ

そもそも「ゲーム重視」なら「テレビに金をかけるより専用モニター」派も多いとの事。

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by カエレバ

なるほど、このサイズであれば、外付けの「BDレコーダー」をつなげれば「テレビ」としても楽しめますので「ゲーム派」ならこの選択肢もアリかも知れませんね。

東芝映像ソリューション DBR-W509 500GB HDD内蔵ブルーレイレコーダー ブラック [DBRW509]
by カエレバ



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「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由=知人の「店長さん」に直接聞いてみた:続き|2019年モデルは買い?


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由=知人の「店長さん」に直接聞いてみた:続き|2019年モデルは買い?

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店長さんの話によると、「4Kテレビ」は、パネルサイズ「50インチ以上」を想定して開発されており、それ以下のサイズのテレビの場合、4K画質の細かい部分が黒く潰れてしまう、という欠点もあるそうです。
それに対して、現行の「フルHD (2K)」は「32インチ」型テレビを基準に放映されているので、同じコンテンツを43インチ以下のテレビで視聴してみると、4K画質だと色が暗くなってしまったり、とくに「アニメ作品など色がどぎつく」感じるケースもあり、「フルHD 」で視聴するのが一番綺麗だと言われているそうです。



何の製品でもそうですが「初期モデル」は「価格・品質」ともリスクはあるかも知れませんね
また、4K(UHD)対応のパソコン用ディスプレイの場合、映像の調整を行う「画像エンジン」が搭載されていないので、「4K対応」とうたっていても、ハード的に必ずしも快適に視聴できるとは限らないというのが現実のようです。

なお、現在店頭などで入手できる「50インチ以上」の「4K対応テレビ」については、こうした問題の対策ができた機種が、2019年製造モデルから販売されているとの事で、店頭で実際に見て映像をチェックしてから購入するのが、あとあと後悔しないで済むであろうという事です。

店舗にもよるそうですが、店長さんのお店では、声をかければいろいろ画像調整して確認させてもらえるとの事(あまり忙しい時間は避けるべきではありますが)

ネット通販やアウトレット店で格安の「カタ落ちモデル」はこうした対策がなされていない可能性が大ですので、その辺了解の上、自己責任で購入するしかないでしょう。


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「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-「4K放送だけ画面が暗い?」


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-「4K放送だけ画面が暗い?」

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2019年8月19日の「朝日新聞」で、「4K放送 画面暗い?」という記事が掲載されましたが、2018年の「格安4Kテレビ発売ラッシュ」時から指摘されていた問題が、「4Kテレビ」の普及で一気に露呈してきたものかも知れません。




現在、不満の多くが、「地デジ、BS の2K-フルHD の番組は非常に綺麗だが、4K番組にすると途端に画面が暗くなる」という声


2019年8月現在「メーカー」や「機種」によって、見えかたに差があるようです
記事では、販売を急ぐあまり、プロ用の「マスターモニター」で編集された映像に対し、家庭用テレビのコスト面から大きく下回る「画像再現力不足」な製品でうまく再現できない、などが「要因」とされているのでは、とあるようです。
つまり、「作り手」が見ている元映像に対し、テレビが「力不足」ということらしい。

また「液晶バックライト」の性能が上がって従来の3~5倍ほど明るくなり、結果2KフルHD放送がより明るくなったことにより、相対的に「4K放送」がより暗く見える要因である可能性がある、という何とも皮肉な状況のようです。

この辺り、発売当初の「液晶テレビの画像遅延」や「テレビとチューナーとの相性」など、アナログ時代では起きなかった問題は「デジタル家電」普及時の課題と言えるようです。



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