「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-配信側の事情
2019年8月19日の「朝日新聞」で、「4K放送 画面暗い?」という記事が掲載されましたが、2018年の「格安4Kテレビ発売ラッシュ�」時から指摘されていた問題が、「4Kテレビ」の普及で一気に露呈してきたものかも知れません。
放送の急ごしらえが影響?2020年に向けての勇み足が横行との声も
一口に「4K映像コンテンツ」といっても、現状「2通り」の方式があり、「YouTube 」「Netflix」「Amazon プライムビデオ」「NHK BS4K」の多くのコンテンツのように「4K用のカメラ機材」で製作したものと、ほとんどの「民放BS 4K」の番組で放送されている「2KフルHDカメラ機材」で撮影したものを「4K画質にアップコンバート」した番組を配信しているコンテンツの2種類があります。後者が「画面が暗い」原因と言われていますが、民放の場合、途中に挟み込まれる「CM」が「2K」画質のため、画質を統一することができず、結果「4K番組だけ画面が暗くなる」というのが理由のようです。