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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

ミニPC

【製品レビュー】ミニPC購入記-周辺機器をプチプラガジェットで揃えてみる


【製品レビュー】ミニPC購入記-周辺機器をプチプラガジェットで揃えてみる

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ミニPCとよばれる機器は基本的に「本体・電源ケーブル・モニター接続用HDMIケーブル」のみのいたってシンプルなパッケージで販売されています。

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モニターは液晶テレビなど「HDMIモニター」で代用するしかありませんが、マウス、キーボード、USBハブなど、プチプライスショップリーズナブルな価格で揃えることも可能です。



↑もっとも「セットアップ」には、USBキーボード、マウスが必要になりますが、これらもプチプライスショップで入手できる製品もあります。

意外と使えるワイヤレスマウス・キーボード、テンキーなど基本的なグッズがプチプライスショップで入手できます

ワイヤレスマウス(Bluetooth)

レシーバータイプですと、330円~Bluetooth接続の製品なら550円~、というのがプチプライスでの相場。

個人的に以下記事で紹介したBluetoothマウスを愛用していますが、レシーバー式と比べると若干接続が途切れる事があるような気がします。



マウスパッド

正直、光学式マウスであればなくてもさほど問題ないのですが、手の「負担軽減」を考慮するならば「低反発素材」のものもあれば快適に使えます。




ワイヤレスキーボード

ダイソー3COINSなどで、1100円~で販売されています。

ただし、日本語106配列のものであれば問題ありませんが、製品によっては英語配列やMac用キーボードであるケースもあるようなので確認が必要です。(設定を変えれば使えないわけではないのですが正直面倒です)

USBテンキーボード

個人的に所有しているのが以下記事のキャンドゥ330円の製品ですが、ダイソーで550円の製品があれば安定して使えるかも知れません。



USBハブ

USBポート2個しかないミニPCには必需品。

4ポートあれば大概の用途であれば事足りそうです。



USBケーブル類

最近110円製品は少なくなっていますが、正直330円以上の製品でないと発火や断線など心配な分野です。



オーディオUSB-DAC

デスクトップオーディオを楽しみたい場合、思いの外音の違いを実感できるかも。



(関連記事)




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【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記-ワイヤレスキーボード・マウスを使う前に


【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記-ワイヤレスキーボード・マウスを使う前に

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ミニPCであれば、キーボードマウスなどの周辺機器をワイヤレス(レシーバー、Bluetooth)でコンパクトにまとめたいところです。

ところが、セットアップの際にはどうしてもUSB接続の有線キーボード、マウスが必須になります。

その理由として、以下の理由が挙げられます。

1.ドライバの未インストール状態

ミニPCにOS(WindowsやLinuxなど)が初めてインストールされる場合、ワイヤレス機器(USBレシーバーやBluetooth)のドライバがまだ動作していない可能性があります。

有線USB機器はドライバ不要で即座に認識されるため、初期設定がスムーズに進みます。

2.BIOS/UEFI設定へのアクセス

OSが起動する前のBIOS/UEFI画面では、ワイヤレス機器がサポートされていない場合があります。有線USB機器なら確実に操作可能です。

3.安定性と信頼性

セットアップ中に接続が不安定になるリスクを避けるため、有線接続が安全とされています。

今回は、自宅余っていた、エレコムのUSBキーボードと、ヤマダ電機オリジナルのUSBマウスでセットアップを行いました。



使用可能ですがセットアップ時に有線デバイスでの設定操作が必要です

ワイヤレス機器への接続方法

セットアップが完了し、OSが正常に動作した後、ワイヤレスキーボードやマウスを接続する手順を説明します。

接続方法は「USBレシーバー」「Bluetooth」の2種類に分かれます。

1. USBレシーバー(2.4GHzワイヤレス)を使用する場合

多くのワイヤレスキーボードやマウスは、USBレシーバー(ドングル)を使って接続します。

「手順」
・ミニPCのUSBポートにレシーバーを差し込む

・キーボードやマウスの電源を入れる(電池式の場合は電池が正しく入っているか確認)

通常、ドライバは自動でインストールされます。

Windowsなら「デバイスが認識されました」という通知が表示されることがあります。

数秒待つと、自動的に接続が完了し使用可能に。

「注意点」
レシーバーと機器がペアリング済みの製品が多いですが、まれに手動で同期が必要な場合があります(説明書を確認)。

USBポートが少ないミニPCでは、必要に応じてUSBハブを活用。


2. Bluetoothを使用する場合

ミニPCにBluetooth機能が内蔵されているか、別途Bluetoothアダプターが接続されている場合に利用可能です。

「手順」

ミニPCのBluetoothがオンになっていることを確認します。

Windows11の場合、「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」で確認します。

キーボードやマウスの電源を入れ、ペアリングモードにする(通常、特定のボタンを長押し)。

ミニPC側で「Bluetoothデバイスの追加」を選択し、表示されたデバイス一覧から該当するキーボードやマウスを選択します。

必要に応じてペアリングコードを入力します(デバイスに付属のマニュアル参照)。

接続が完了したら使用が開始します。

「注意点」

初回接続後は自動再接続する設定が可能な場合が多いですが、環境によっては再ペアリングが必要なことも。

「補足とヒント」

有線からワイヤレスへの移行

初期セットアップが終われば、有線機器を外してワイヤレス機器に切り替えても問題ありません。

ミニPCの仕様確認

使用するミニPCのUSBポート数やBluetooth対応状況を事前に確認しておくと良いです。

「トラブルシューティング」

ワイヤレス機器が認識されない場合、ドライバの更新(メーカーの公式サイトから)や別のUSBポートを試してみてください。

ミニPCのセットアップはシンプルですが、最初は有線機器で確実に進め、その後好みに応じてワイヤレスに移行するのがおすすめです。

また、PC向けのワイヤレスキーボード、マウスは、ダイソー3COINSなどのプチプラガジェットでもじゅうぶん使える製品も多いので、高額製品を取り入れる前に「お試し」で購入するのも良いでしょう。




(参考製品)




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【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記-日本語切替え・@入力がおかしい件


【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記-日本語切替え・@入力がおかしい件

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ミニPCを導入して「Windows11」のセットアップをしていく際、まず戸惑うのが「日本語入力切替え」と「@」の入力が理解しにくいところです。

もっともセットアップが完了すれば「キーボード配列」などの変更が可能なのですが、完了させるまでが面倒です。



原因はミニPCの多くのキーボードの初期設定が日本語配列ではなく英語配列のため

まず、最初に困惑するのは「日本語入力切替え」

これは、「Alt」+「半角/全角」で切替え操作可能になります。

次にアカウント作成する際、メールアドレスを入力するのに、「@」を入力する必要があるのですが、キーボードの「@」を押しても違う文字しか入力できません。

この場合、「Shift」+「2」を押す事で「@」が入力できます。

以上の原因は、ミニPCの多くが「日本語配列」ではなく「英語配列」であるため。

Microsoftアカウントでログインできましたら「日本語配列」に変更できます。

「スタートメニュー」から「設定」 を開き、下の方のキーボードレイアウト を変更するクリックし、日本語キーボード106キーOKを押します。

この工程を完了して「再起動」すれば、以前の「Windows10」と同様の「キー操作」ができるようになりました。

ただし、ミニPCのメーカーや、同じWindows11が搭載されていても「操作手順が異なる」という報告もありますが、大まかな手順は同様かと思われます。

いずれにしても「Windows11」のセットアップは少々クセがあるように感じます。

(この記事続く・・・)

↓Windows11のシステムフォントが汚い問題を解決する方法



(関連製品)




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【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記--液晶テレビをモニターとしてPCに接続する


【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記--液晶テレビをモニターとしてPCに接続する

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(前回記事)



次に、液晶テレビをミニPCに接続しモニター化してみます。

今回使用するテレビは「地デジ化」の際購入した「日立 Wooo26型」(2010年製造)液晶テレビになります。

地デジ化対応テレビであれば「HDMI」スロットが用意されているはずですので両方を専用ケーブルでつなげるだけで大画面で最大1080pディスプレイ環境が整います

このテレビには「HDMIスロット」2基ありますので、以前ブルーレイレコーダーを接続していた場所に、ミニPCに同梱されていたHDMIケーブルを用いて接続しました。

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↑PC側

↓テレビ側

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ただ単に接続するだけでPC画面がテレビに映し出されますが、我が家の場合、以下のように「画面からはみ出して」しまいました。

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もちろん、この状況も以下の記事で紹介した手法でかんたんに解決できましたので参考までに。



さすがフルHD(1080p)、かつ26インチの大型画面なので、最初は「大きすぎるかな?」と思いましたが、写真や動画など綺麗に表現できる事ができるのでけっこう満足できています。

と、ここまでは順調に進みましたが、ミニPCならではの問題点が発覚・・・。

(この記事続く・・・)

↓日本語切替え・@入力がおかしい件



(関連製品)




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【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記-OSがOEM版Windows11な件


【製品レビュー】ミニPC「GMKtec G68(Ryzen3 DDR4 16GB 512GB SSD)」購入記-OSがOEM版Windows11な件

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今回購入したミニPCに搭載されているOSは「Windows11 Pro OEM版」となります。

もっともこのPCに限らず、他社製品含め多くの「ミニPC」ではこの「OEM版」が採用されているようです。

↓前の記事



Windows11が「OEM版」とは?

【OEM版Windows11とは?】

Original Equipment Manufacturer(オリジナル機器製造業者)版Windows 11のことを指します。

これは、
ミニPCノートPC、デスクトップPCなどのハードウェアを製造するメーカーが、製品にプリインストールして出荷する形で提供されるWindowsのライセンス形態になります。
主な特徴
  1. プリインストール済み: OEM版は、ミニPCなどのデバイスに最初からインストールされており、ユーザーが自分でOSをインストールする手間が省けます。
  2. ハードウェアに紐づけ: OEMライセンスは購入したデバイス(具体的にはマザーボード)に紐づけられており、別のPCに移行して使用することは原則できません。
  3. コストが抑えられている: メーカー向けに大量購入されるため、一般に販売される「リテール版(小売版)」よりも価格が安く設定されています。
  4. サポートはメーカー経由: OEM版のWindowsに関するサポートは、通常OSを提供するマイクロソフトではなく、デバイスを製造したメーカー(例: Lenovo, Dell, ASUSなど)が担当します。
ミニPCにおける採用
ミニPCはコンパクトで省スペースな設計が特徴で、OEM版Windows11が採用されることで、ユーザーは購入後すぐに使い始められる利便性が提供されます。

また、ミニPCのハードウェア仕様に最適化された形でOSが設定されている場合もあります。
リテール版との違い
  • 購入形態: リテール版は単体で購入でき、複数のPC間でライセンスを移行可能ですが、OEM版はデバイスと一体化。
  • 価格: OEM版の方が安価。
  • 柔軟性: リテール版はアップグレードや再利用がしやすいが、OEM版は「そのデバイス専用」。
要するに、ミニPCに搭載されている「OEM版Windows11」はの定義としては、「メーカーによってプリインストールされた、特定のハードウェアに特化したWindows 11のバージョン」であり、ユーザーにとって手軽で経済的な選択肢となっています。

とは言え、PCの自作や、中古PCでの「OS入れ替え」には非対応なので、現在使用しているPCが壊れた場合、新たにPCごとか買い替える必要があります。



(この記事続く・・・)

↓液晶テレビをモニターとしてPCに接続する



(関連製品)



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