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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

リモートワーク

【情報共有】家庭用「FAX(ファックス)機」はいつまで使えるのか?


【情報共有】家庭用「FAX(ファックス)機」はいつまで使えるのか?

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かつてはビジネスの場面でももちろん、個人宅でも、現在でいうところの「メール」「メッセンジャー」的な使い方をされてきた「FAX機」ですが、現在でももちろん「現役」で利用できます。

とは言え「リモートワーク」の普及により、自宅などの「通信環境」を従来の「アナログ電話(NTTのメタル回線)」から「ひかり電話(デジタル回線)」や昨今増えている「ドコモhomeでんわ」などを使用した「IP電話」に切り替えられている世帯も増えているようですが、「FAXでのやり取りが必要」な会社も少なからず存在し、2024年「NTTメタル回線終了後」も、元来「アナログ規格」である「FAX 通信」安定して利用できるのか気になるところなので「検証」してみました。

「リモートワーク」の一般化で「不要論」露呈?確かにここ数年利用していないかも

「結果的に」「光ファイバー網」を通した「NTT東西のひかり電話」「auひかり電話」、「ケーブルテレビ網」を使用した「ケーブルプラス」「J:COMPHONE」に於いては「NTTメタル回線」とほぼ同様に「FAXの送受信が可能」が可能です。

ただし、「ひかり電話」などで「FAX」を使う場合、電話機の規格「G3」という規格(画質)でないと、「ひかり電話のFAXに対応していない」ので「FAX機能が使えない」場合もあるようです。

これに似た「スーパーG3」という規格も「存在」しますが、まったくの別物ではあるものの、「送受信できない」というわけではなく、送信側が「スーパーG3」でも受信側では「G3画質に変換されて」出力されるのでさほど問題はないかと思われます。

なお、この「スーパーG3」規格の「FAX」は、2024年からのNTT加入電話(メタル回線)終了以降切替えが予定されている「メタルIP電話」になると、一部「業務用回線」を除き「非対応」になり自動的に「G3規格」で出力されるようになるとアナウンスされています。


(関連記事)




注意したいのが「ドコモのhomeでんわ」という「ワイヤレスな固定電話」「FAX」を利用するには基本的な料金プランではなく、約1,000円ほどプラスした「homeでんわベーシック」で契約しなければならないので「FAX利用」には「あまりおすすめできない」印象です。

また「ドコモのhomeでんわ」に似た、ソフトバンク「おうちのでんわ」という「ワイヤレスな固定電話」サービスで「FAX」を利用する際は、相手先FAX番号の前に「0009」を必ずつける必要があるなど「制約」があり、こと「FAXの送受信」だけに限って「使い勝手に不安」はありそうです。

とは言え、「スマートフォン」「タブレット端末」が登場し、多くの場面でこうした「書面のやりとり」「PDF」「Jpegファイル」などが主流になり、すっかり「出番」が少なくなっている印象ですので、「FAXでのやりとり」が「ごく少数」という環境であれば「コンビニのマルチコピー機のFAX」を利用したほうが「かえって割安」かも知れません。

(参考書籍)


(参考製品)


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【情報共有】「リモートワーク」時代の「Excel(エクセル)」「Googleスプレッドシート」-「総務省式データ表記統一ルール」


【情報共有】「リモートワーク」時代の「Excel(エクセル)」「Googleスプレッドシート」活用法-「総務省式データ表記統一ルール」

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「リモートワーク」が定着して「Excel(エクセル)」「Googleスプレッドシート」などの「ファイルのやり取り」する機会も増えましたが、特に「Excel」ファイルについては「バージョン」に違いが原因なのか、使用している端末の問題なのか、「文字化け」や「レイアウト崩れ」などの問題点も見えるように感じます。

そんな中、定期購読している「日経トレンディ」(2022年4月号)にて「ずるい!エクセル学びなおし」
なる特集が掲載されていて、私個人が気付かなかった「問題点」のいくつかは「解決」できそうなので「検証」できた点を「情報共有」します。




相手が読みずらい「迷惑エクセル化」を防ぐ「総務省式データ表記方法の統一ルール」

詳しい内容は「該当誌」をご参照いただきたいのですが、今までの「自分ルール」で、「データを受け取った相手側」に「迷惑エクセル化」していたかも知れない「身に覚え」のある「7事点」を「検証」してみました。

【1】「ファイル形式」が「Excel」「CSV」でやり取りされているか?


「Excel」の保存形式は拡張子「~.xls」「~.xlsx」が基本。

「CSV」とは「カンマで区切ったテキストファイル」「区切った部分が自動的にセルに割付けられる形式」になります。

「Googleスプレッドシート」から、エクセル形式(.xlsx)に変換するには、「該当シート」を開き、 「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Excel(.xlsx)」選択します。

これで「エクセル形式」で「Googleスプレッドシート」が「保存」する事ができます。


【2】「1セル」に「1データ」となっているか?

例えば「〇〇円」の場合、「〇〇」と「円」を別個の「セル」で表示する必要があります。


【3】「数値データ」が「文字列データ化」していないか?

「〇〇円」「〇〇本」など「ひとつのセルに数値と文字を入れてしまう」「数値ではなく文字データと認識される」ので「データを流用」ができない。


【4】「セルの統合」は「データ崩れ」の原因

【5】「改行」や「スペース」などを多用して「見た目の体制を整えて」いないか?

【4】【5】については「Excel」同士、「Googleスプレッドシート」や「LibreOfficeCalc」「Apple Nunbers」などとの「ファイル交換」時の「データ互換の崩れ」対策にも気を付けるべき点でしょう。

【6】「数式」を使用している「セル」は「数値データに修正」しているか?

「Excel」の「バージョン違い」「共用サーバ内」での「共同ファイル」でのトラブル原因のひとつとされています。

【7】「機種依存文字」を多用していないか?

これはけっこうやりがち「記号」や「かっこ」文字の多用で起こる事象で「iPad」などで、「Windows独自文字が?になってしまう」事も多いように感じます。


こうしてみると「けっこうマイルール」でファイルを作成しているケースが多いのに気付かされます。

確かに「せっかく受け取ったファイル」「参照」して「入力し直し」ている事もありますので、こうした「ルール」に基づいた「ファイルのやり取り」ができれば、ある程度「コピー&ペースト」で「ファイル作成」が「はかどる」かも知れません。

もっとも「個人的データ」をどう扱うのかは「自分が使いやすい」ようにすれば良く、また「小規模」な「ローカルルール」かあるのであれば、それに従うべきなのは言うまでもありません。



(参考書籍)





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【検証】Apple「FaceTime」を「Android端末」「WindowsPC」など他端末とつなげる方法-「iOs15」以降の機種がホストである事が前提


【検証】Apple「FaceTime」を「Android端末」「WindowsPC」など他端末とつなげる方法-「iOs15」以降の機種がホストである事が前提

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「iPhone」「iPad」登場時からAppleユーザーにはお馴染み標準搭載のビデオチャット機能「FaceTime(フェイスタイム)」ですが、「Android端末」や「WindowsPC」アプリが存在せず、「Appleデバイス同士」でないと使えないというもったいない機能でしたが、OSのバージョン「iOs15」にアップグレードされた端末から「iPhone」「iPad」を「ホスト」にする事で、「Android端末」「WindowsPC」側で「Webブラウザ」を介する「クライアント」として利用できるようになりました。

「Android」「Windows」とも「ブラウザ内」で「クライアント」として利用する仕組み です

↓「Apple公式」での解説あり



「FaceTime」を「他端末とつなげる」には、まず「iOs」にアップデートされた「iPhone」などから「リンクを作成」し、他の端末に「招待メール」を送ります。


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↓「Android端末」「Gmail」での「受信側」画面になります。

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「メール」内の「リンク」をタップして「Chromeブラウザ」「FaceTime」を開きます。

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↑「Android端末」「Chromeブラウザ」「FaceTime」を操作できるようになりました。

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↑「WindowsPC」でも「メールに紐づいたブラウザ」「FaceTime」の利用が確認できました。

「Chrome」「Edge」どちらでも「動作」しますが、「PC側のスペックに左右される」のかも知れませんが、「スマートフォンに比べ立ち上がりが遅い」印象を受けました。

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↑Amazonのタブレット「Fire HD」では、オリジナルブラウザ「Silk(シルク)」での動作が確認できました。



↓「Facetime」を「Zoom」「Mirosoft teams」のように「オンライン会議」ツールとして利用する方法を解説してくれているサイト記事です。「参考」になります。




個人的使用感としては「2~3名の少人数」での「オンライン会食」など、今まで使用していた「1対1チャット」に「数名参加」する程度であれば「グループビデオチャットツール」としては「安定」して使えるように感じます。

「リモートワーク」全盛の昨今、「Apple」ももっとプッシュしても良いサービスだと思われるのですが、何故か積極的にアナウンスされていないような気がするのは「もったいない」ように思います。



(参考書籍)




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【情報共有】「知ったかぶりなIT知識」-意外と知られていないけど重要な「OS」のはなし(PC編)


【情報共有】「知ったかぶりなIT知識」-意外と知られていないけど重要な「OS」のはなし(PC編)

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21世紀に入ってはや21年、ビジネスに学習に「PC(パソコン)」利用は「当たり前」すぎて、自分が使用している「PCのOS」について「意識せず」使っている向きも多いのではないでしょうか?。





「クロームブック」が教育現場に登場「Windows」の牙城を脅かすか?

1995年に「Windows95」が発売されてから長い間「PCのOS」としては、主に「事務系」として「Windows」、「映像・画像・音楽系」に強い「Mac」マシン、「研究・開発・サーバ系」に「Linux系OS」使い分けられていた印象がありましたが、ここ数年の「リモートワーク」「オンライン授業」の普及で「iPad」を始めとした「タブレット端末」「Google」の「クロームブック」の「教育・企業現場への導入」が進み、その「勢力図」も変わりつつあるようです。

Microsoft「Windows10」(ウィンドウズテン)

2015年からしばらく「バージョンアップ」なしで長い間「細かいアップデート更新」を続け「安定」している「Windows10」。

後継に当たる「Windows11」「評価版」公開されてはいますが、現行の「PC端末」では「スペック」的に「まだまだ」普及まで時間がかかりそうですので、しばらく「Windows10」の時代は続きそうです。

2021年9月現在「Windows10」「サポート終了」のアナウンスはないようですので、当面は「延命」しそうです。



Apple「MacOS」(マックオーエス)

Appleの創業者である「スティーブ・ジョブス」が同社を追放された後、帰還して「Miccrosoft」製「Officeアプリ」を使えるようにしてから「Windows」に対し「使い勝手」は「OS」の違いだけ「ビジネス用途」でも「十分勝負できるマシン」化できるになった「Mac OS」ですが、端末が「高価」なので、なかなか「企業での導入が進んでいない」印象です。

同じApple製品では「iPad」のほうがよく見かけるのではないでしょうか。


Google「ChromeOS」(クロームオーエス)


2021年「リモートワーク」「オンライン授業」などで話題になった「ChromeBook(クロームブック)」。

当初は「個人向け」には端末の販売はされていませんでしたが、現在では、一部「家電量販店」店頭でも見かけるようになりました。

基本的に、Googleのブラウザ「Chrome」を元に「ネット環境での動作が前提」での「独自OS」になりますが、後述する「Linux」を元に作成されたものです。

「Microsoft Office」にも一部対応してある他、すべてではありませんが「Androidアプリ」も利用できるようです。

「Windows PC」よりも「低スペック」で動作できるため「専用端末」がわりと「低価格」で入手できるのですが「ネット環境化での動作」が必須ですので「スマホ・タブレット」と同じような「使い勝手」かも知れません。



Linux(リナックス)系OS「ubuntu(ウブンツ)」など

この手の「Linux系OS」「オープンソース」で「自分でインストール」「システム構築」していくOS「種類」がたくさんあり、主に「サーバ」等で利用されているものですが、「PC向けOS」としては「ubuntu」というパッケージが多く利用されているようです。

かくゆう我が家でも「寝室のYouTube視聴」用に使用しています。

よく「PC雑誌」などで「旧型PCの再利用」に「Linuxをインストール」などという記事を見かけますが、「思ったよりPCスペックが必要」な事と「PCスキルが必要」になりますので、もし「余った旧型PC」があれば「ネット閲覧専用」など「限られた用途」であれば「トライ」してみても良いかも知れません。






以上、現在「日本国内」で流通している「PC用OS」の代表格を紹介しましたが、「基本的」に「ネット」環境に「依存」した前提であれば「ほぼ遜色なく」利用できる印象ですが「低スペックPC」でも動く「OS」と言えども「32bit」マシンですと「Windows10」しか選択肢がないのも「現実」です。

今後は「WindowsXP「WindowsVISTA」時代の古い機種ですと「諦めなければならない」ケースもあるかも知れません。



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【トラブル解決!】Amazon「Fire HDタブレット」で「WiFiの自動接続」が有効にならない事が多い件


【トラブル解決!】Amazon「Fire HDタブレット」で「WiFiの自動接続」が有効にならない事が多い件

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「リモートワーク」などの普及「公共施設」「商業施設」などの「フリーWiFi」「公衆無線LAN」を利用する機会が増えています。

基本的に「WiFi端末」の多くは最初に「WiFiスポット」の設定をしておいて、端末自体の「WiFi設定を常時オン」にしておけば、次回その「WiFi範囲内」に入れば「自動的に接続される」はずなのですが、Amazonオリジナルのタブレット端末「Fire HD」使用時に「自動的に接続できない」ケースが多く感じます。

(関連記事)



「iPhone」「iPad」ですとこうしたトラブルはほぼ聞かれないのに対し「Androidベース」の端末については「機種」によりこうした手順が必要な場合もあるようです

「iPhone」「iPad」端末の場合、ほとんどこうしたケースが少ない印象ですが、特に「Android端末」の一部(に海外メーカー品が多い)や「Androidベースの改良OS」である「Fire HD」「FireTV Stick」用の「Fire OS」機器での「WiFi接続障害」はけっこう報告されているようです。

ちなみに別に所持している「Android端末」「SHARP AQUOS SENCEシリーズ」ではこうした問題も少なく、利用者からの報告として「京セラ」製もほぼ問題ないようですが、国内メーカーなら良いかというとそうでも無い様で「SONY エクスペリア」でも同様の「WiFi接続障害」もあるようなので、これも「仕様上の問題」と割り切って「都度設定する」動作を行うしかないようです。


以下「Fire HD」での画面で説明すると、「設定」→「インターネット」→「WiFiのオン・オフ」を一度「オフ」にし「オン」に戻す「使用可能なWiFiアクセスポイント一覧」が表示されます。


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あくまで「個人的使用感」ですが比較的「コンビニ」「ファミレス」は概ね「自動接続」してくれるものの「イオンモール」「7スポット」「公共施設」「接続しているがインターネットが使えない」状態になる確率が高いようです。


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大方「ここをタップしてネットワークにログイン」と表示されますので「タップ」します。


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「WiFiスポット」によりインターフェースは異なりますが「ログインアカウント」(メール、SNSアカウントが多いと思われます)画面まで入れれば概ね「接続できる」ケースが多い印象です。


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↓以上の操作で「接続が成功」する確率が高い気がします。



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↓(関連記事)「公衆無線LAN」で「ビジネス上のやり取り」をやり取りする場合「VPN接続の設定」をして接続するのも「安全なポイント」かも知れません。







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