【情報共有】地デジ「サブチャンネル」-録画失敗しないためには?
2021年の「テレビ関係の話題」として「TOKYO2020」に伴う「スポーツ中継」などの「サブチャンネル」切り替えによる「イベントリレー中継」が多用されるようになりましたよね。
本来であれば、前々回の「北京」大会から採用される予定の機能でしたが「何故か」使用されず(一部災害放送には使用されていました)「TOKYO2020」から本格的に運用されています。
仕組みとしてかんたんに言うと「1つ」のチャンネルに「同時にSD(スタンダード=DVD画質相当)番組」を「最大3番組」を放送できるものですが「この帯域をフルに使用」(3chを1chにまとめて)して「最高画質のフルHD(ブルーレイ相当)」で放送する使用法が「一般的」になっています。
ここで「不満」というかユーザーから「苦情」がある「画質が粗い」という問題も以上の理由で「フルHD画質に慣れてしまった」ゆえの「贅沢な不満」と言えるかも知れません。
「同時に2番組」放送してくれるのはありがたいですがこと「録画」にかんしては「機器次第」と残念な現状のようです
また「画質」同様、ユーザーに「混乱を招いている」のが「途中でサブチャンネルに切り替わる際の録画が上手く行かない問題」です。
こうした「メイン」「サブ」の「マルチチャンネル録画」の基本的考え方として、「生放送を見る場合メイン→サブの切り替えは自動処理されない」。
「中継番組」が「メインチャンネル」から「サブチャンネル」に「リレー」されたときには、「リモコン」の「チャンネルボタンを押す」などして「手動で切り替えることが原則」です。
「ブルーレイレコーダー」などの場合、「イベントリレー」などと呼ばれる機能に対応した製品であれば、録画予約していた番組が「メイン→サブに切り替わったとき自動追従する」仕組みになっている製品も存在します。
ただし、「自動追従するのはマルチチャンネルのみ」ですのでテレビ局そのものが切り替わる場合は「不可」であったり、「毎日/毎週予約時には動作しなかったり」など、機能に多少の差があるようです。
絶対に録り逃せない「番組」なので「機械任せにしたくない」「録画予約に万全を期したい」という場合には、「予約時にサブチャンネルを指定」するという手法が使える場合もあります。
「電子番組表(EPG)」の設定で「マルチチャンネル表示をオン」にすれば、「メイン/サブ」に分かれて放送されている時間帯は「2分割して表示」されますで、「それぞれに録画予約を入れる」という手法です。
「EPG」で予約可能な場合はそのように「録画」したり、野球などの延長試合のように「ギリギリのタイミングでチャンネルが切り替えが決定される番組」には「イベントリレー機能」に任せる、という使い分けるなど、いろいろと「手法を試してみる」事もお勧めします。
いずれにしても「正直あまり使う機会も少ない」であろう「特別な録画機能」に「お金をかける」のも個人的には「現実的ではない」ように感じます。
まあ、この辺り「人それぞれ」考え方の違い次第ともいえるかも知れません。
(参考製品)*「イベントリレー対応レコーダー」
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