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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

固定電話

【注意喚起!】固定電話「使っていない通話オプション料金」-払いすぎていませんか?


【注意喚起!】固定電話「使っていない通話オプション料金」-払いすぎていませんか?

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「ケータイ」「スマートフォン」「利用料金」にはけっこう「敏感」に反応されている方も多いと思いますが、意外と自宅の「固定電話」の料金が「ノーマーク」だったりします。

実は「ケータイ」「スマートフォン」では「基本料金内」「端末自体の機能」とされている機能が「固定電話」に於いては「別オプション」として「けっこう高額」な料金を支払っているケースもあり、「基本料金」プラス「1,650円ほどのオプション料金」を支払っているお宅も少なくないようです。

正直、自宅の「固定電話が高くなった」などという声も聞かれるのですが、こうした「使っていないオプション契約」をそのまま「支払い続けて」いるという「原因」も考えられますので、一度「確認」されてみてはいかがでしょうか。

実際「ケータイ」「スマートフォン」では「無料」な機能でも「固定電話」ではけっこう高くつきますよね

「固定電話」
「料金体系」「基本料金」(使っても使わなくても月々必ず発生する料金)「目安」として、まず「固定電話」を使用するための「基本料金」「一般住宅(事業者用電話は別として)」のほとんどが「NTT加入電話」で「1,760,円(税込)」CATV回線を使用する「ケーブルプラス/J:COMPHONE」「1,463円(税込)」光ファイバーを用いる「フレッツひかり」のオプション「ひかり電話」「550円(税込)*ただしインターネット回線とセットの料金なので実質6,000円以上はかかる」。

上記の「基本料金」にプラス、使用する「機能」によって「オプション料金」を支払っている計算になります。

オプション名
(事業者により名称が異なる)
月額料金
ボイスワープ(NTT加入電話)
転送でんわ(NTTひかり電話)
着信転送(auひかり電話)
着信転送(ケーブルプラス)
着信転送(J:COMPHONE)
550円(税込)
キャッチホン(NTT加入電話)
通話中着信(NTTひかり電話)
割込通話(auひかり電話)
割込通話(ケーブルプラス)
割込電話(J:COMPHONE)
330円(税込)
ナンバーディスプレイ(NTT加入電話)
発信者番号表示(NTTひかり電話)
発信番号表示(auひかり電話)
発信番号表示(ケーブルプラス)
発信番号表示(J:COMPHONE)



440円(税込)
ナンバーリクエスト(NTT加入電話)
番号通知リクエスト(NTTひかり電話)
番号通知リクエスト(auひかり電話)
番号通知リクエスト(ケーブルプラス)
番号通知リクエスト(J:COMPHONE)
220円(税込)

これがけっこう「馬鹿にならない高額」な「オプション料金」で、例えば「ケータイ」「スマートフォン」では「標準機能」で料金が発生しない「ナンバーディスプレイ(発信者番号通知)機能」が、各社とも「440円(税込)」も月々支払う料金にプラスされる事になります。

「固定電話」「既設」の多くのお宅の固定電話の「支払い明細」を拝見させていただくと「けっこうな確率」「ナンバーディスプレイ(発信者番号表示)」と「キャッチホン(割込電話)」が追加されていたり、まず使わないと思われる機能も含めた「オプションパック(1,650円~)」がプラスされている場合が多く、このあたりが「電話料金が高い」と感じる「原因」なのかも知れません。

あくまでも「家庭内の使用状況」にもよりますが「ケータイ」「スマートフォン」も「併用」されている場合なら「固定電話」の「オプション料金」の契約の「見直し」をしてみると月々「電話料金の固定費」の部分の「節約」につながるかも知れません。

知らずに放置しておくと、「スマートフォンより高い電話」になってしまっている可能性もありそうです。

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【情報共有】NTT加入電話「電話加入権」の「現在」


【情報共有】NTT加入電話「電話加入権」の「現在」

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「ケータイ」「スマートフォン」しか知らない世代にとっては「理解しにくい仕組み」かも知れませんが、2022年6月現在でも自宅の固定電話「NTT加入電話」を「導入」するためには、まず「電話加入権」という、「施設設置負担金」という料金が発生します。かんたんに言うと、「固定電話の回線を利用できる権利」のことです。
そもそも、先の大戦後に日本電信電話公社が、「電話回線を引くための電柱や電線を整備する資金調達」のため、施設設置負担金の支払いをお願いしたことがきっかけでできた「制度」です。

つまり、「施設設置負担金を払ってくれた見返り」として、「電話を引くことのできる権利を与えた」のが「電話加入権」という歴史があります。

と、かつては「固定電話」の「設置」「電話番号の発行管理」など「NTT(旧日本電電公社)」「独占」していましたが、現在では「NTTメタル加入電話」以外の「ひかり電話」や、ケーブルテレビ設備を使用した「ケーブルプラス」や「J:COM Phoneプラス」など「独自に総務省から電話番号の発行を割り当てられている」事業者存在しており、「あまり意識しなくとも電話を導入」できるようになっています。

かつて「電話開通」させるために「8万円弱」の費用がかかっていましたが、現在でも残っています

電話加入権の価格

かつて、「日本電信電話公社」が民営化され、「NTT」ができた頃に、「固定電話」「電話加入権」の価格は「72,000円(税抜き)」でした。

個人的に「固定電話」を導入した際は、これだけではなく「工事費」なども「別途」かかり「合計8万円前後」支払った「記憶」があります。

こうした、「価格があまりにも高い」ことや、「携帯電話」の登場によって「固定電話を新たに引く人が激減」したこともあり、2005年3月1日からそれまでの半額の「36,000円(税抜き)」に引き下げられています。

また、「新生活」時に「固定電話」を「導入」しやすいよう「電話加入権」を「分割して月々の基本料金に上乗せ」した「料金設定」「加入権ライト」なる「プラン」も存在します。

「加入権」のネックはけっこう「高額」の費用がかかる事。「譲渡・承継・改称が可能」なので「売買」も可能ではありますが・・・

「電話加入権」
「相続財産」の1つです。

つまり、親族などに「譲渡」「承継」することも可能です。

また、「結婚」「離婚」などで「電話加入権の名義を変更」したい場合にも「改称」が可能です。

「電話加入権」入手にする方法として、NTTから購入する方法以外「中古の電話加入権」を、「ヤフオク」などで「売買」する事も「違法」ではありませんが、元の金額から考えると「安く叩かれて」いて、「購入」するには良いのですが「売却」する場合「かなり残念な思い」をするかも知れません。


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「電話加入権」所持の「メリット」「デメリット」

こうしてみると、現在「NTT」の「電話加入権」のメリットはあまり感じられないかも知れませんが、「ひかり電話」「ケーブルテレビ電話」と異なる点が「NTT発行の電話番号」。

「ケータイ」「スマートフォン」「MNP(モバイルナンバーポータビリティ)」同様、同一の「電話番号」のまま「他電話事業者電話」に「移行」する「LNP(ローカルナンバーポータビリティ)」として「電話番号ごと引っ越し」する事が可能なのは「NTT電話加入権」ならでは。ただし「管轄NTT局外への転居」には「非対応」です。

このあたり「NTT以外の固定電話」「総務省発行の電話番号が限定」され「電話番号移動」が「不可」なので「ビジネス使用」などで「電話番号を変更したくない」場合など「NTT電話加入権」所持が「有利」と言えるかも知れません。


「NTT電話加入権」は「更新」を怠ると「消滅」する?

「注意」
しなければならない点が「電話加入権休止期間問題」。

「LNP(ローカルナンバーポータビリティ)」「他社固定電話」契約している場合、「電話加入権」は「休止」という扱いになっています。

「5年ごとに更新」の手続きが必要になりますが、最初の1回更新手続きを行わなかった場合でも「5年間の自動延長」は「可能」です。

しかし「更新なし」で「利用休止」できるのは「最大10年間」であるため、「権利が消滅しないように更新の手続き」を行わないと「電話番号」を使用する「権利」自体「消滅」するおそれがあります。

この「更新」に際しては、「NTTからの事前連絡はない」ので「注意」しないと「電話番号消失」する事が「アナウンス」されない点も「不親切」に感じます。

現在「NTT電話」以外の「他事業者」の「固定電話」を利用されている方「要注意」です。


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【情報共有】2024年「固定電話」NTT加入電話(メタル回線)終了「メタルIP回線」へ-「料金」はどう変わるのか


【情報共有】2024年「固定電話」NTT加入電話(メタル回線)終了「メタルIP回線」へ-「料金」はどう変わるのか

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2024年に既設の固定電話「NTT加入電話」が終了する件については以下の記事でお知らせしていますが「料金」面の説明が抜けていましたので「追記」します。



複雑な「NTT加入電話」料金体系ですが「メタルIP電話移行」によって「シンプル」になるようです

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通話しなくても月々支払いが必要な「基本料金」
「NTT加入電話」1回線あたり
(住宅用1・2級宅)の場合
メタルIP電話移行後
1,760円(税込)現状と同額維持

まず、「使っても使わなくても回線を所持している限り」必ず「支払う」必要のある「基本料金」については、一般的な「住宅用回線」に於いては、現行の「1,760円(税込)」が「引き続き継続」されるそうです。

「ナンバーディスプレイ」「キャッチフォン」など「オプション」扱いになるサービスについても「同様」の扱いになるようです。


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この「移行」「料金的」なところで「変更」されるのが「通話にかかる料金」になります。

従来「NTT加入電話」の「通話料金体系」として「昼間・夜間 9.35円/3分~」「深夜・早朝 9.35円/4分」など「時間帯により異なる料金」と、鉄道運賃などのように「距離によって料金が変わる」料金設定になっており「非常に理解しにくい料金体系」でした。

これが「メタルIP電話」変更されると、「固定電話への通話」が「全国一律・全時間帯 9.35円/3分に統一」「携帯電話への通話」は「17.6円/1分(62.8円/3分)」と「現状維持」「050IP電話への通話」も「11.55円/3分に統一」「シンプル」で「わかりやすい料金体系」に「改善」されるようです。

既設の「NTT加入電話(メタル回線)」から「メタルIP電話」への「変更」にまつわる「料金」については、2022年5月現在「アナウンス」されていないようですが、今後「変更の可能性」も無くはなさそうですので「現在のメタル電話からメタルIP電話」へ変更されたい方はこの部分「注意」しておきたいところです。


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【情報共有】2024年「固定電話」NTT加入電話(メタル回線)終了-「メタルIP回線」として継続される予定ですが・・・


【情報共有】2024年「固定電話」NTT加入電話(メタル回線)終了-「メタルIP回線」として継続される予定ですが・・・

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「悪質(強引?)電話セールスの登場」が予想される「2024年固定電話(メタル回線)終了」問題。

かんたんに言うと、従来からある「一般電話」「家の電話」、いわゆる「固定電話」の事を指すのですが、「NTT」としての「正式名称」「加入電話」。

これに使用されている「電話回線」(メタル回線)での「電話サービスが終了する」という事なのですが、「仕組みがわかりずらい」ため、「ひかり回線業者(代理店)」などから「このままでは2024年から電話が使えなくなります」「不安を煽るセールス多発」の恐れがありますので、2022年5月時点で「NTT」より「正式に発表」されている「実際」のところをまとめてみました。

*ちなみに自分の電話が「NTT加入電話」かどうかは「電話機」から「モジュラーケーブル」がどこに「つながっている」かで「確認」する事ができます。

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「メタル回線」自体は終了しますが「メタルIP電話」として今までの環境で「継続使用」できる予定。しかしいつまで利用できるのかは「微妙」

「結果」
から言ってしまうと「NTT内での設備の変更工事などが必要」ではあるのですが、「我々ユーザー側」では特段「何の用意の必要なく」新たな「メタルIP回線」に「自動的に切り替わる」というスケジュールがアナウンスされています。


NTT東日本で公開されている「固定電話のIP網移行」に関するPDF


では

「何故、こうした変更が行われるのか?」

【1】「利用者減」により「商売」として成り立たない

↓少し「古い統計」になりますが「参考まで」に



2022年現在、さらに「メタル回線が減少」「ひかり電話が増加」していると「推測」されます。

【2】NTT側の方針として「フレッツ光」「5(G)等、次世代通信規格」に「順次切り替え」を進める

さらに「NTT東日本・西日本」とも「メタル回線の延長を終了」し、有線では「フレッツ光」、モバイル回線として「5(G)」回線の「拡大」方向に向かっているようです。

【3】「設備の老朽化」と「メンテナンス人材不足」のため「現状維持」できない

個人的に、おそらく「今一番問題」かと思われるのが「メンテナンス人材不足」という点。

2011年「テレビの地デジ化」あたりから普及した「光回線」の「技術者」は増えているのですが、異なる仕組み「メタル回線」を取り扱える技術者が「どんどん減少」し、「回線自体のメンテナンスが危機的状況」という「現場の声」もあるようです。


以上の理由により「メタル回線」による「加入電話」サービスの提供が「困難」になるため、「既設のメタル設備を有効利用したIP電話」変更する、と言うのがこの「メタル回線終了=>メタルIP電話」への移行となるわけです。

この「切替」懸念されるのが、「NTT東日本・西日本とは関係ないにもかかわらずNTT東日本・西日本」と称したり、「今までの電話機が使えなくなる」などの事実に反した説明をするなどして、「必要のない端末の購入・設置等の契約を強引に迫る」などの「悪質な販売勧誘等」が発生する「恐れ」がありますので「注意したい」ところです。

しかしながら「設備の老朽化」「いかんともしがたい」ところのようで「いつまでも続くサービス」なのか、と言うと「とりあえずは・・・」との事らしいので「いずれ新しい仕組みができるのを待つ」「ひかり電話」「ケーブルテレビのIP電話」などに「切り替える日」「いつか来る」のかも知れません。

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【トラブル解決】「ひかり電話」「ケーブルプラス」は「盗聴」されにくいと言われていますが・・・


【トラブル解決】「ひかり電話」「ケーブルプラス」は「盗聴」されにくいと言われていますが・・・

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「ひかり電話」プロバイダの仕事にかかわっていた数年前に訪問した顧客宅(個人事務所)で、「電話が盗聴されている」という苦情に対応した事があります。

ただ、当時の話なので現在、違う手口が出回っている可能性もあるので、古い情報かも知れませんのでご承知おきを。
怪しい?「通販」で入手できる「電話盗聴器」は「NTTメタル回線向け」がほとんどなので「ひかり電話」「ケーブルプラス」には非対応とは言われていますが・・・
状況としては、「ひかり電話」の一種で「光ファイバー」ではなく「同軸ケーブル」に「eMTA」という端末からモジュラーでつながった「ケーブルプラス」で端末がお客様手持ちの「コードレス電話機」。

通話内容が「SNS」で晒されているという事で、お客様自身で電話機自体を買い替えられ、「盗聴器発見業者」に宅内を確認してもらったが盗聴器等発見されず、「屋外の回線上で盗聴されているのではと言われたのでなんとかしろ!」というもの。

念のために「技術スタッフ」と同行し、「テクニカルサポート」と連絡をとりあいながら再度確認することに・・・。

あらかじめ調べておいた「外部からの盗聴方法」として、個人レベルで、秋葉原や一部の「ネット通販」で入手できる「電話線にかませる盗聴可能な機器」は「NTTのメタル回線(アナログ)」用のもので、「宅内→幹線間同軸ケーブル」+「幹線→電話網光ファイバー」のデジタル経路では「盗聴不可能」とされています。

ただし、「政府機関」「捜査機関」では可能かも知れませんが、とんでもなく「高価」なものらしいので、とても「個人の誹謗中傷」に使うレベルのものでもなさそうです。

ちなみに、いかに回線が「盗聴しにくい構造」であったとしても「コードレス電話機」の「親機と子機」の通信がアナログ電波がほとんどなので、そこを「盗聴」される可能性も注意しなければなりません。

  

あくまで「個人的見解」なのですが「お客様」自身「被害者妄想が強い」「人間不信」感のある方に思われたので、おそらく「盗聴器発見業者」を信じ切ってしまっているかなとも見受けられましたので「深追い」はしませんでしたが「単なる勘違い」であってほしいと感じます。

気になる「その後」このお客様、何故だか「盗聴リスク」の高い「NTTのメタル回線」に変更されましたが、「誰かに騙されている」のかなあ、とあとあと心配になりましたが、もう「お客様」ではありませんので、今度の「通信業者さん」も同じ思いをするのであろうと、要らぬ心配をしたものです。



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