【情報共有】「TCL」というメーカーの「液晶テレビ」が続々参入しているようですが

「ビック/コジマ」「ヨドバシ」「エディオン」などの家電量販店店頭で、「格安で大型な液晶テレビ」として注目されている「TCL(ティーシーエル)」というメーカーが最近目立つようになりました。
日本では「格安ブランド扱い」ですが数少ないオリジナル液晶も製造している「液晶テレビ世界第2位」のシェアを誇るメーカーです
価格が価格だけに、さすがに「日本メーカー」製品ではありませんが、「2022年度世界2位」の販売数を誇る中国のメーカーになります。(ちなみに、1位がサムスン、3位がLGです)

なお「日本国内での液晶テレビシェア」に於いても、2022年度には、前年のSONYを抜いて、4位と、販売数を伸ばしているようです。(1位SHARP、2位Panasonic、3位TVS、5位SONY)
「TCL」は、「世界160カ国以上で事業展開」しており、「自社で液晶パネルを生産することができる数少ないメーカー」の一つでもあります。

「TCL」の液晶テレビは、低価格帯に強みがあり、高画質な「QLED」技術やスマートテレビ機能(AndroidTV)を搭載したモデルが人気です。
「QLED」とは、液晶テレビに表示される色域が従来製品よりも大きい技術で、鮮やかな映像と滑らかな動きを実現しています。

また、最近話題の「チューナーレステレビ」も積極的に展開しており、「エディオン」や「ドン・キホーテ」オリジナルモデルでも「TCL」製品が採用されているようです。
また「デジタルサイネージ」向けのディスプレイ(従来の看板や紙媒体のポスターに代わる情報発信システム)分野でも従来の「SHARP」の独占状態から「TCL」製品に切り替わっている印象もあります。
今後、「Panasonic」が「OEM」として「TCL」製品を採用するという動きもある事から、製品としての「信頼性も高い」かと思われます。
なお、ネット上では「画像と音声にズレがある」という声もあるようですが、もしかしたら、どのメーカー製品にも共通な「50インチ以上のモデル」の4Kテレビにありがちな「視覚的な慣れの問題」なのかも知れませんね。
(参考動画)
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