【情報共有】液晶テレビの「VA」「IPS」パネルの違い-サイズによって特徴があります

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「液晶テレビ」が普及しはじめた頃、主な「液晶パネル」の選択肢として、大きく分けて、「VA」「IPS」2種類「どちらかにする」論争があった記憶がありますが、2023年7月現在、「家電量販店」店頭での「POP表記」や「カタログ」内の「スペック欄」から消えているケースも多いようです。

このあたり、「家電量販店」「テレビコーナー」で声をかけてきた「販売員」さんに「質問」してところ、「要領を得ない返答」(もっともこの分野は異常に詳しい販売員も少なくないので、たまたまなのでしょうが)でした。

商品的に「10年以上」開発が続いており、「性能が安定」しているのか「調べて」みました

視聴環境や好み、使用目的によって違いを感じるようですので、自分に合ったテレビを選ぶほうが重要かも知れません

そもそも、「液晶テレビ」のパネルには、大きく分けて「VA」パネル「IPS」パネル2種類があります。

これらは、液晶分子の回転する方向「垂直(VA方式)」「水平(IPS方式)」かという違いなのですが、これによって「液晶パネルを透過した光の拡散の具合」に違いが出ます。

パネルの種類と動作原理

「液晶パネル」は、バックライトの光「赤・緑・青(RGB)のカラーフィルター」を通して「画素(ピクセル)」に分けて表示します。

ひとつひとつの画素は、「液晶分子がシャッター」として動作して光の量を調節します。

この「液晶分子の動きを電気的に制御」することで、明暗や色を再現できるわけです。

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パネルのメリットとデメリット
それぞれのパネルには、以下のようなメリットデメリットがあります。

【VA(ブイエー)】

・明るく華やかな画質が得意

・コントラスト比が高い

・黒色表現が良い

・斜めから見ると白くモヤがかかったように色が変わる

・視野角が狭い




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【IPS(アイピーエス)】

斜めから見てもほとんど色の変化がない

・視野角が広い

・明るさやコントラスト比が低い

・黒色表現が悪い



【適したテレビ画面サイズ】

「テレビ画面サイズ」によっても、パネルの選択に影響することがあります。

一般的には、以下のような傾向があります。

「VAパネル」大型で高画質なテレビに向いているとされています

現状、「43型」以上の「4K液晶テレビ」の多くに採用されている印象があります

個人的には「映画」や「音楽ライブ」などの「映像」に向いているように感じます。





「IPSパネル」小型で広視野角なテレビに向いています

「32型」以下の「液晶テレビ」を始め「PCの液晶ディスプレイ(特にゲーミングモニタ)」、「ノートPC」への採用が目立ちます。

個人的には「趣味ではない」のですが、「スポーツ実況」や「テレビゲーム」などに向いているという声があるようです。




ただし、これはあくまで目安であり、メーカーやモデルによっても差が見られます。

また、「環境や好みにもよります」ので、自分に合ったテレビを選ぶことが大切でしょう。

ところが、現在では「製造段階での使い分け」がなされているためか、この知識がない「販売員」さんも少なくないようです。

また、前述のように「店頭」での「POP表示」「パッケージ記載」も「非常にわかりづらく」なっているようですので、「事前にネットなどで調べてから商品を指定」した方が無難かも知れません。




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