セガレの知恵袋

「ITライフハックマスター 」AI和泉(旧ぱわきち)が生活に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすく「情報共有」するブログです

「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

画面が暗い

「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由=知人の「店長さん」に直接聞いてみた:続き|2019年モデルは買い?


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由=知人の「店長さん」に直接聞いてみた:続き|2019年モデルは買い?

4k-fullhd

店長さんの話によると、「4Kテレビ」は、パネルサイズ「50インチ以上」を想定して開発されており、それ以下のサイズのテレビの場合、4K画質の細かい部分が黒く潰れてしまう、という欠点もあるそうです。
それに対して、現行の「フルHD (2K)」は「32インチ」型テレビを基準に放映されているので、同じコンテンツを43インチ以下のテレビで視聴してみると、4K画質だと色が暗くなってしまったり、とくに「アニメ作品など色がどぎつく」感じるケースもあり、「フルHD 」で視聴するのが一番綺麗だと言われているそうです。



何の製品でもそうですが「初期モデル」は「価格・品質」ともリスクはあるかも知れませんね
また、4K(UHD)対応のパソコン用ディスプレイの場合、映像の調整を行う「画像エンジン」が搭載されていないので、「4K対応」とうたっていても、ハード的に必ずしも快適に視聴できるとは限らないというのが現実のようです。

なお、現在店頭などで入手できる「50インチ以上」の「4K対応テレビ」については、こうした問題の対策ができた機種が、2019年製造モデルから販売されているとの事で、店頭で実際に見て映像をチェックしてから購入するのが、あとあと後悔しないで済むであろうという事です。

店舗にもよるそうですが、店長さんのお店では、声をかければいろいろ画像調整して確認させてもらえるとの事(あまり忙しい時間は避けるべきではありますが)

ネット通販やアウトレット店で格安の「カタ落ちモデル」はこうした対策がなされていない可能性が大ですので、その辺了解の上、自己責任で購入するしかないでしょう。


家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由=知人の「店長さん」に直接聞いてみた


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由‐知人の「店長さん」に直接聞いてみた

4K-dub-000

以前、「朝日新聞」で掲載された「4Kテレビの画面が暗い」という問題ですが、また特集が組まれていましたので店舗側ではどう感じているのか、かつて一緒に「Windows10アップグレード案件」の仕事をしていた知り合いの「某家電量販店員さん」と会う機会があったので「本当のところ」を聞いてみました。




「外付けチューナー」や「ケーブルテレビのSTB」は「地デジ化」時からも問題がありましたよね
件の店長さんいわく、確かにこういったお客様からの声はあるそうで原因としては、4K画質のかかわる「HDR(ハイダイナミックレンジ)」と呼ばれる値が、放送側で製作された映像の半分しか、市販のテレビでは再現できないからであろうと予測される、というもの。

「4Kチューナー内蔵テレビ」ももちろん、「チューナー非搭載テレビ」と「対応チューナー」との接続した場合、とくに顕著にこうした傾向にあるとのこと。

販売側としては、正直「格安4K」は、メーカーにもよるようですが、「売上げ」のためには仕方なく販売しているものの、個人的に私にはおすすめできない、との事。

4K-dub-001

「ケーブルテレビ」の「スマートボックス」「STB」の多くが、韓国の「HUMAX」製なので、お世辞にも国産テレビとの相性が良いとは言えませんが、肝心の国内メーカー各社製品も、相性に問題があることは現状、否定できないようです。




お互いに一致した見解では、「地デジ化」時の混乱と同様、状況が収まるまであと数年かかるであろうと思われる、という点ですか。



家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-「4K放送だけ画面が暗い?」


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-「4K放送だけ画面が暗い?」

IMG_20190820_115215

2019年8月19日の「朝日新聞」で、「4K放送 画面暗い?」という記事が掲載されましたが、2018年の「格安4Kテレビ発売ラッシュ」時から指摘されていた問題が、「4Kテレビ」の普及で一気に露呈してきたものかも知れません。




現在、不満の多くが、「地デジ、BS の2K-フルHD の番組は非常に綺麗だが、4K番組にすると途端に画面が暗くなる」という声


2019年8月現在「メーカー」や「機種」によって、見えかたに差があるようです
記事では、販売を急ぐあまり、プロ用の「マスターモニター」で編集された映像に対し、家庭用テレビのコスト面から大きく下回る「画像再現力不足」な製品でうまく再現できない、などが「要因」とされているのでは、とあるようです。
つまり、「作り手」が見ている元映像に対し、テレビが「力不足」ということらしい。

また「液晶バックライト」の性能が上がって従来の3~5倍ほど明るくなり、結果2KフルHD放送がより明るくなったことにより、相対的に「4K放送」がより暗く見える要因である可能性がある、という何とも皮肉な状況のようです。

この辺り、発売当初の「液晶テレビの画像遅延」や「テレビとチューナーとの相性」など、アナログ時代では起きなかった問題は「デジタル家電」普及時の課題と言えるようです。



家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村

「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-配信側の事情


「4Kテレビ」なのに「画質が期待外れ」なケースが多い理由-配信側の事情

4K-hd-001

2019年8月19日の「朝日新聞」で、「4K放送 画面暗い?」という記事が掲載されましたが、2018年の「格安4Kテレビ発売ラッシュ」時から指摘されていた問題が、「4Kテレビ」の普及で一気に露呈してきたものかも知れません。




放送の急ごしらえが影響?2020年に向けての勇み足が横行との声も
一口に「4K映像コンテンツ」といっても、現状「2通り」の方式があり、「YouTube 」「Netflix」「Amazon プライムビデオ」「NHK BS4K」の多くのコンテンツのように「4K用のカメラ機材」で製作したものと、ほとんどの「民放BS  4K」の番組で放送されている「2KフルHDカメラ機材」で撮影したものを「4K画質にアップコンバート」した番組を配信しているコンテンツの2種類があります。
後者が「画面が暗い」原因と言われていますが、民放の場合、途中に挟み込まれる「CM」が「2K」画質のため、画質を統一することができず、結果「4K番組だけ画面が暗くなる」というのが理由のようです。

この辺り、「地デジ化時」のSD→HDアップコンバート同様、画質が一定化するのにしばらく時間がかかるかも知れません。




家電・AV機器ランキング にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へにほんブログ村
スポンサーリンク
PVアクセスランキング にほんブログ村

応援ありがとうございます。
「AV機器」部門で上位キープ中です。




デジモノ・ガジェットランキング


パソコンランキング



にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器の豆知識へ
にほんブログ村

プロフィール

ぱわきち

読者登録
LINE読者登録QRコード
記事検索
カテゴリー
スポンサーリンク