「5G」「AI」などと盛り上がっているようですが・・・
「5G」という言葉が最近「一人歩き」している感がありますが、報道している側も「よく理解していない」まま「5G」だ「AI」だと騒いでいるように思います。
そもそも「5G」とはかんたんに言うと「モバイル回線の最新の規格」で、現行のスマートフォンが使用しているのが「4G・LTE」と呼ばれる規格、じきに終了予定の「3G」は「ガラケー・フィーチャーフォン」で使用されています。
もう10年近く前になるので「忘れ去られた感」があるテレビの電波である「地上デジタル放送」ですが、その際廃止された「アナログ放送」の「周波数帯」を利用しているのが「5G」になります。
当時「地デジ化推進プロジェクト」に参加していましたが、この残った周波数帯を何に利用するのか「説明に難儀」していた覚えがありますが、こうした形で実現化するまで実に約9年かかったようです。
ただし、「自動運転」や「遠隔医療」など、回線の問題は解決できたものの、日本国内に於いては「電柱」がやたら多く「電波の干渉が懸念」されるという問題で実現はまだまだともささやかれているようでもあります。
海外ではけっこう盛り上がっているようですが、日本国内に於いては「置いてけぼり」な印象です
このあたりの詳しくわかりやすい説明を愛聴している「Podcast」「ラジオNIKKEI」の「石川温のスマホN0.1メディア」という番組で特集されていましたのでリンクを貼っておきましたので興味があるようでしたら覗いてみてください。【番組内で紹介された書籍】
*ネタバレになるのでレビューは控えますが、「5G」を理解するのに最適な2冊という印象です。
これからの5Gビジネス | ||||
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いちばんやさしい5Gの教本 | ||||
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ただ「国内での実用化」については「技術的には進んでいる」とは思うのですが「政治的」問題でなかなか進まないのがこの国の弱点。
先の「リニアモーターカー」や家電の「ガラパゴス化」のように「技術があるのに立ち遅れてしまう」おそれは充分にありそうなので「心配」ではあります。
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