ジェネリック家電の取説事情

TB_取説

*例)「ツインバード」の浴室用テレビの取説

外国製?理解するにはちょっとコツが必要かも

「ジェネリック家電」が、「海外ブランド」と勘違いされる原因として、「取り扱い説明書が多国語表記」になっていたり、製品の音声案内が「英語」の製品があるので、そう思うのも仕方ないところです。


店頭販売している商品では、少なくなっていますが、「Amazon」「楽天市場」などで購入すると、国産ジェネリック家電の海外向け商品に当たる事もしばしばあります。

これは、「ジェネリック家電」を販売する企業に「ファブレス」と呼ばれる「自社工場を持たないメーカー」が多く、製造はもちろん、時には商品企画まで国内外の外部企業にアウトソーシングしているため、発生するという事らしいです。

この場合、販売するメーカーは、国内外から売りたい家電を厳選する、いわは「セレクトショップ」的な役目を担っているというイメージにになります。

このように、複数のメーカーから同一製品が出るような海外の人気製造元で作られた家電は、それこそ世界中からたくさんの引き合いが来て、当然、取り扱い説明書も多国語表記が必要になるわけです。

英語、中国語、ハングル語はもちろん、中東各国でも大きな需要があるため、「アラビア語」でも書かれている事も多いと聞きます。

製造元も各国向けの取説をいちいち分けて入れるのも大変なので、1つの取説に全部印刷してしまうというわけです。

箱を開けたら、スペイン語アラビア語などで書かれた取説が出て来ることがあるのは、こうした事情によるそうだ。

もちろん、日本語表記もありますが、多くは「自動飜訳ソフト」頼りのケースがあり、例えば、「あなたが右を押すことによって強くボタンが電源にはいりまう(?)」など、意味不明の文章に出くわしたときには、そういう事情なので、こちらも気を利かせて、「イマジネーションを働かせて」読み取るようにしましょう。





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