セガレの知恵袋

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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

集合住宅

「ケーブルテレビ」元関係者による「実は営業・販売店員さんもよく分かっていない」はなしーアパート・マンションの「ひかり回線」VDSL編


「ケーブルテレビ」元関係者による「実は営業・販売店員さんもよく分かっていない」はなしーアパート・マンションの「ひかり回線」VDSL編

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「VDSL」とは、最近の新築物件では少なくなったようですが、年数の経ったマンション、アパート、団地等で採用されている、NTTの技術のひとつで「集合住宅へのひかり回線の導入方式」のひとつで、電線から集合住宅の共用スペースまでは光ファイバー共用スペースから自宅の部屋までは電話回線(メタル回線)をつないでいるCATVと似て非なる「ハイブリッドひかり回線」と呼ばれるものです。

簡単に言うと、光回線(光ファイバー)なのに、途中からはADSLと同様に電話回線を利用する「ひかり回線」ではあるものの「微妙な違い」があるサービスで「戸建て」ひかり回線に比べ「割安」な料金で使用できる「方式」なのですが・・・。

「集合ポスト」に投函されている、プロバイダの「チラシ」などには「高速ひかり」「安い」などとうたってはいますが、一般的な「光コンセント」や戸建ての光の公称数値が「1GB」なのに比べ、こうした「VDSL」と呼ばれる方式は、約1/10の「100MB」が「ベストエフォート」値なところが多いようです。
「利用料金が安め」なのもこうした理由からでしょうか
ところが同じ「マンションの光」と呼ばれるものでも「光コンセント」がある「イーサネット」と同じような料金ながらも「仕組み上、速度が遅い」と言われ、2019年3月には、新規受付けが終了されています。

何故、遅いかと言われると「光ファイバー網」である事は確かなのですが、「MDF」という集合住宅の各世帯への「分配設備」までが「光回線」「MDF以降」が既存の「電話配線」を利用して各世帯に分配しているため、以前の電話回線を利用した「ADSL」同様の仕組みとなり、どうしても遅く感じるためです。

また、「ADSL」もそうでしたが「NTTの基地局から離れていれば速度が下がる」「夕方から深夜にかける電話利用が多い時間帯に遅くなる」という症状も致し方ないところのようです。

ただ、「遅い」とはいわれるものの、「動画ストリーミング」など、「見るだけなら可能」ではありますが、「動画のやり取り」や「ネット上での株の売買」「FX」など取引きには、「ケーブルテレビインターネット」同様、遅延やフリーズなどが問題となり、おすすめできるレベルとは言い切れないのも現実です。

物件の大家さんの考えにもよりますが、今後「イーサネット」に変更されたり、「5G」サービスが始まるタイミングで新しいサービスに代わる可能性もありそうです。

建物にもよるとは思いますが、大家さんや「管理会社」の許可を得られれば「直引き」で「au」や「Nuro光」に自分で契約する方もいるようです。

ただし、この「ネット環境」に関しては、それぞれ契約上の制限がありそうなので、今後「引越し」など予定されている場合、その辺を考慮して「物件探し」をする必要がありそうですね。



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「ケーブルテレビ」元関係者による「実は営業・販売店員さんもよく分かっていない」はなしーアパート・マンションの「ひかり回線」CATV編


「ケーブルテレビ」元関係者による「実は営業・販売店員さんもよく分かっていない」はなしーアパート・マンションの「ひかり回線」CATV編

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マンション・アパートなど「集合住宅」に入居する際、「インターネット」「地デジ」対応物件と銘打っている物件のほとんどが、「ケーブルテレビ」や「フレッツ光」などをあらかじめ設置してあり、家主さんのご厚意で「インターネット」を「無料」もしくは「格安」で利用できる物件があります。

こうした物件は、利用料金は厳密には「月々の管理費」の中に含まれているケースも多いようですが・・・。

↓「点検商法」まがい「営業手法」が報告されている某社のCATVを利用したこうしたサービスもこうした仕組みになります。


今回は「ケーブルテレビ」で「地デジ化」「インターネット使い放題」を「売り」にしている物件に居住していた経験から「使い勝手」を回想・検証してみました。

「オーナー様負担」とはいうものの「管理費」の中身に含まれているの場合も多いので「割安」かどうかは分かりませんが
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とはいうものの「インターネット使い放題」と銘打っていても、今の時代では有り得ないスマホの「4G/LTE」より劣る「1MB」なので、正直、現状のネットサービスを利用するには厳しいものがあり、より高い有料プランを契約せざるを得ないよう仕向けている仕組みと思わらずいられない仕組みのようです。

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当然、この「1MB」のインターネットですと、「YouTube」「Netflix」など「動画配信サービス」は観れないはずなのですが、こうした物件の場合、「ケーブルテレビ」の「スマートBOX」と呼ばれる「STB(セット・トップ・ボックス」を通してしか視聴できない仕組みをとっている物件が多いようです。

ここが物件の契約によって異なるようですが、こうした「ネット動画」を利用する際、何らかの「有料テレビサービスを契約する必要」があるケースもあるとも言われてもいます。

ちなみに「ケーブルテレビ」に於いての「ひかり回線」建物までは「光ファイバー網」でひかれているのですが、外の幹線上でテレビ用の「同軸ケーブル」に変換して、宅内では「ひかりコンセント」ではなく、「テレビコンセント」から同軸ケーブルを「モデム」などでそれぞれの「信号」に変換する仕組みなので、この辺手持ちの機器が対応していない場合も多いようなので、入居前によく確認しておいたほうが良いかもしれません。



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