【検証】スマートテレビ(AndroidTV・FireTV)のアプリ動作が重くなったと感じたとき−DNS設定を見直すと改善する場合も

最近、スマートテレビ(AndroidTV、GoogleTV、FireTV)で動画の読み込みが遅くなったり、再生リストで次の動画に進まないなどの問題が発生していませんか?
我が家のAndroidTV(OSver.11)とFire TV Stick 4K MAXでも同様の症状に悩まされていました。
ネット上でスマートテレビの再生が途切れたり、カクカクしたりする問題を解決する方法を調べていたところ、DNS設定を変更するアプローチが有効という情報を見つけました。今回はその方法を自宅環境で「検証」してみました。
ISPデフォルトのDNSが「隠れたボトルネック」になっているかも?Cloudflare「1.1.1.1」への切り替えで応答時間が約3分の1に短縮された事例
そもそもDNSとは?
DNSとは「Domain Name System」の略で、Webサイトのドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みのことです。
少し難しい話になりますが、スマートテレビがNetflixにアクセスする際、裏側では次のような処理が行われています。
テレビが「netflix.comにアクセスしたい」とDNSサーバーへ問い合わせ→DNSサーバーが「netflix.comのIPアドレスは〇〇です」と返答→そのIPアドレスをもとにNetflixに接続
つまり、DNSサーバーの速さが、ストリーミングの快適さに直結しているのです。
今回は「AndroidTV」画像で説明します
IPアドレス・ゲートウェイ・サブネットマスクは現在の値をそのまま入力する(変更不要)
「DNSサーバー」欄にプライマリDNSとして「1.1.1.1」を入力する


なぜISPのデフォルトDNSが問題になるのか
ほとんどの家庭では、インターネットサービスプロバイダー(ISP)がデフォルトで割り当てているDNSサーバーをそのまま使っていると思います。
しかし、ISP提供のDNSサーバーは必ずしもパフォーマンスのために最適化されているわけではありません。
たとえ高速インターネットを契約していても、DNSの処理が遅ければ「隠れたボトルネック」となり、ストリーミング体験に影響が出るとされています。
たとえ高速インターネットを契約していても、DNSの処理が遅ければ「隠れたボトルネック」となり、ストリーミング体験に影響が出るとされています。
Cloudflare「1.1.1.1」に切り替えてみる
今回は、代替DNSとして注目されている、Cloudflareが提供するパブリックDNSサービス「1.1.1.1」に変更してみました。
設定方法:AndroidTV / FireTVでのDNS変更手順
今回は「AndroidTV」画像で説明します
*スマートテレビの機種・OSバージョンによって画面や項目名が多少異なる場合があります。あくまで参考手順としてご覧ください。
基本的な流れ(共通)
スマートテレビの「設定」→「ネットワークとインターネット」を開きます。

「IP設定」を開きます

「IP設定」を開きます
IPアドレス設定を「自動(DHCP)」から「静的(固定)」に変更する


IPアドレス・ゲートウェイ・サブネットマスクは現在の値をそのまま入力する(変更不要)
「DNSサーバー」欄にプライマリDNSとして「1.1.1.1」を入力する

セカンダリDNSには「1.0.0.1」(Cloudflareの予備)または「8.8.8.8」(Google)も有効のようです。

設定を保存し、テレビを再起動すれば「設定完了」です。
元に戻したい場合
設定を「固定」から「自動(DHCP)」に変更するだけで、ISPのデフォルトDNSに戻ります。気軽に試せる点が、この方法のメリットです。
以上の設定変更を実施したことで「YouTube動画の再生リストが途中で中断される」ことが気にならなくなりました。
少し専門的な工程に感じるかもしれませんが、重いストレスから解放されることを考えれば、試してみる価値のある「大人の自己努力」と言えるでしょう。
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