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「ITライフハックマスター」 AI和泉(旧ぱわきち)です。情報家電業界で40年以上の経験を持ち、消費生活アドバイザーやテレビ地デジ化推進業務なども行ってきました。この時代を生きる人に役立つIT・通信・放送に関する情報をわかりやすくお届けします。私の目標は、新時代のインフラやデバイス、ガジェットの仕組みや最新話題を「情報共有」してもらうことです。

DAC

【検証】PCオーディオに「DAC」プラス「デジタルアンプ」を追加して高音質「Flac音源」再生環境を整える


【検証】PCオーディオに「DAC」プラス「デジタルアンプ」を追加して高音質「Flac音源」再生環境を整える

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最近、CDからデジタル音源にリッピングする「ファイル形式」として利用者も多くなっている「Flac(フラックもしくはエフラック)」という「CDの音質を無劣化でデータ圧縮したファイル形式」「音楽CDを持ち運ばず最良の音源を楽しめる」注目されています

この「Flac音源」を最良の環境で聴くためには、それなりに高額な「オーディオ機器」が必要なのですが、「PCオーディオ」と「デジタルアンプ」プラス「モバイルオーディオ」用に購入していた「DAC(デジタルアナログコンバーター」を組み合わせる事で「何とかMP3以上の高音質で楽しめる」ようになりましたので「報告」します。

プレイヤーアプリには「foober2000」が定番のようですが「Music Bee」でも「再生」可能です

今回、検証するため使用するのが「DAC」Fiio ka1という「USB-DAC」になります。

↓製品については下記記事を参照ください



製品自体は「UCB Type-C」ですが、製品パッケージ内に「USB-A→Type-C変換アダプタ」が付属していましたのでこれで「PC」→「デジタルアンプ」の間に接続します。

↓製品については下記記事を参照ください



「デジタルアンプ」から「左右スピーカー」に接続し、「機器上の接続は完了」です。

次に「再生アプリ」ですが、こと「Flacファイル形式の再生」に関しては選択肢がほとんどなく、「foobar2000」派と「Music Bee」派の「二択」になります。



「foobar2000」のほうが「音質が良い」という声もあるようですが、元々愛用していた「Music Bee」でも「Flac音源」の「取り込み・再生」に対応されており、かつ「日本語」での操作ができるので「試してみる分にはじゅうぶん」でしょう。



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ファイルの「編集画面」を見てみると「FLACオーディオファイル」、「サンプルレート」44.1kHzと、「Flacファイル再生」に対応している事が確認できます。

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手持ちの「音楽CD」から様々な「Flacファイル」を作成して「音質」を比較してみましたが、あくまでも「個人的見解」としては「クラシック交響曲」などの「大オーケストラの楽器の細かい音がけっこう再現」、「ミュージカル」などの「立体的な音響」も「MP3音源」に比べれば思いのほか「改善」されているように感じました。

一方、「ロック」「ダンスミュージック」などは「Flacファイル」だからと言って「必ずしも音質の改善が体感できる」というわけでもなく、「MP3(320bps)」の一部デジタルリマスター処理がされているファイルのほうが、かえって「高音質」に聴こえるケースもありますので、「ジャンル」によって「MP3」と聴き分けると良いのかも知れません。

(参考製品)


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【検証】スマートフォンオーディオに高コスパ「USB-DAC」を追加して「音質アップ」できるのか?-「Fiio KA1」


【検証】スマートフォンオーディオに高コスパ「USB-DAC」を追加して「音質アップ」できるのか?-「Fiio KA1」

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「DAC」とは、「デジタル・アナログ・コンバーター」の略称で、主に「PC」「スマートフォン」「ハイレゾ(Hi-Res)音源」などを聴く際に「端末とイヤホン・セッドホンの間に中継するヘッドホンアンプ機器」になります。

従来「DAC」は、安くても「5万円」以上と非常に「高額」でしたので「魅力的ではあるものの手が出ない製品」だったのですが、2022年11月現在、「1万円」を切る「格安DAC」も数種類販売されています。

「値段が値段」だけに「一抹の不安」はありましたが、「半導体不足」が叫ばれる昨今、「市場から無くなる前」に入手してその機能を確認してみました。

U1万円の入門機ですが「音割れ・ひずみの軽減」など「音質の違い」は実感できました

今回購入したのは「Fiio KA1」という「Amazon」でも、同一価格帯の中でも「レビュー」の多い製品です。

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この「Fiio」なるメーカーはこうした「DAC」の他にも「オーディオアンプ」なども製造している「ネット通販サイト」ではなかなか知られたブランドのようです。



接続端子「USB Type-C」の型番「TC」「Lightning」用がありますが、個人使用している、Android端末「SHARP AQUOS sense4」メインの「音楽リスニング環境」なので型番「TC」を購入しました。

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↑製品内容は「本体」+「PC」接続用の「USB Type-C→USB A変換コネクタ」+「取説」といういたってシンプル。

購入前の注意点「OTG規格」に対応している端末しか使用できない

この「USB-DAC」「スマートフォン」「給電用USB端子」に挿して「音声再生に対応している機種」しか使用できません。

「Android端末」では基本的に「イヤホンジャック」から「音声を聴く」仕様になっていますので、端末自体が「OTG」という「規格」である事が「必須」になります。

「SHARP AQUOS sense4」では「OTG規格」であるので「問題」ないのですが、自分の「スマートフォン」が「OTG規格」であるかの「確認」をする方法として「USB OTGチェッカー」というアプリを利用すればかんたんに確認する事ができます。

USB OTGチェッカーの互換性
USB OTGチェッカーの互換性
開発元:FaitAuJapon.com
無料
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↓確認方法はいたってシンプル。


アプリインストールして「立ち上げる」だけ。

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↑「上記画像」のように「大きなチェック」が表示されれば「使用可能」な端末という事です。


「イヤホン」「ヘッドホン」はできるだけ「高音質」のもので試してみる

もちろん「ダイソー」や「キャンドゥ」などの「プチプラガジェット」イヤホンでも「それなりに音質は向上」しますが、「検証」時の「イコライザ調整」など「細かい設定」には「できるだけ高音質な製品」で行うのがおすすめです。

↓手持ちのイヤホンの中で一番「高音質」なもので「検証」しました。




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「音楽再生アプリ」もできれば「細かい設定」ができるものがおすすめ

せっかく「良い音」を目指すのなら「音楽再生アプリ」もできるのなら「こだわりたい」ところ。

個人的に気に入って利用しているのが、音響メーカー「ONKYO」が提供している「HFPlayer」(経営破綻してしまったので今後が心配ではありますが・・・)。




Onkyo HF Player - ハイレゾ音楽プレイヤー
Onkyo HF Player - ハイレゾ音楽プレイヤー
開発元:Onkyo Corporation
無料
posted withアプリーチ

↑基本的に「有料アプリ」ではありますが「無料プラン」でも「イコライザ機能」「歌詞表示」などけっこう利用可能です。

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この「HFPlayer」インストールした端末「USB-DAC」を接続しただけで「以下」のように「自動的にアプリを認識・設定可能な状態」になります。

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「検証」して気付いた点として「音割れが軽減」「音量を上げたときのひずみが気にならなくなった」「演奏とボーカルが分離されている」「ベースラインがはっきり聴こえる」などけっこう「改善」されている印象があります。

もっとも「ハイレゾ音源」なら問題ないのかも知れませんが、「CDからMP3化」した音源の場合、変換元の「音楽CD」自体が「デジタルリマスター」されているかいないかで「音質の改善度」の「差」けっこうハッキリと気になる楽曲もあります。

意外な「誤算?」

「音質が改善」
されたのは良いのですが、ここで「予想していなかった」状態が・・・。

イヤホン自体の「電話着信通話機能が無効」
になってしまう上、「ボリューム調整も無効」になり、「電話」を使うには「一度DACを取り外す」必要がある、「音量調節は端末のボタン操作のみ」になってしまいます。

このあたり、「USB-DAC」を使用する時間を調整する、シーンによって他のイヤホンと使い分けるなど「工夫」が必要かも知れません。


(関連動画)






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「100円ショップ」のiPod,iPadの充電ケーブル


「100円ショップ」のiPod,iPadの充電ケーブル


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「iPod」や初期の「iPad」
に使われていた「Dac充電ケーブル」ですが、現在では「100円ショップ」くらいでしか見かけなくなりました。

「100円」ショップ製品よりも「ジャンク品」のほうが確かだった
実際、「ダイソー」で、何度か購していますが、こと「iOs」対応機器用に関しては、Androidスマホで採用されている。「USB」接続のものに比べると、寿命が短いような気がします。


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「100円」製品や他の「汎用ケーブルの付属アダプター」によくありがちな点が、ジャック部分は差し込みできても、根本の接触がすぐ悪くなるケースが多かったり、「急速充電」に対応されていない製品がほとんどですので、正直「外出時の応急対応レベル」しか期待できそうにありません。

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かえって、「オーディオ関連のジャンクパーツ」「iPod」用品を漁って見たほうが、同じ「100円」でも、「急速充電」などに対応されているケーブルを見つけられれば、即買いでしょう。



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