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【検証】チューナーレステレビで地上波・BS放送をアンテナ不要で視聴する緊急手段-(無料で使用できますがWi-Fi環境必須)


【検証】チューナーレステレビで地上波・BS放送をアンテナ不要で視聴する緊急手段-(無料で使用できますがWi-Fi環境必須)

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テレビアンテナやチューナーなしで、PCiPhoneなどで、地上波・BS放送を視聴する方法を「検証」してきましたが、YouTube上で「チューナーレステレビ」に「GitHub Free-tv」プレイリストを「VLCメディアプレイヤー」経由で視聴する方法を見つけましたのでさっそく「検証」してみました。

もっとも「チューナーレステレビで地上波・BS放送を観るという、本末転倒なはなし」ですが、成功すれば災害時や海外生活でも日本国内テレビ放送を観れるかも知れないという裏ワザです。

ネット動画でも紹介されている手法はOSの問題なのか我が家のテレビでは上手く導入できず。代わりにUSB経由でプレイリストを追加すると動作確認できました

個人的にYouTubeでフォローさせていただいている「ジャッケイちゃんねる」さんの動画を参考に、我が家のチューナーレステレビ「ORION SAUD501」プレイリスト導入にトライしてみました。



ところが、何度トライしても設定が上手くないのか、プレイリストのダウンロードが成功しません。

もしかすると、同じチューナーレステレビでも我が家のテレビのOSが初期型の「AndroidTV」現行のチューナーレステレビに搭載されているOSが「GoogleTV」が多いので、その違いに原因があるのかも知れません。

そこで、一度プレイリストファイルをPCにダウンロードし、USBメモリーにコピー→チューナーレステレビのUSB端子に接続→「X-plore」アプリでテレビの内臓ストレージに移動するという方法をとってみました。

この手法を使う際、必要なのは、プレイリストファイルを移動するのに必要な、ファイル管理アプリ「X-plore」、およびプレイリストを再生する高機能メディアプレイヤー「VLC for Android」になります。

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いずれのアプリも「AndroidTV」内のアプリストアからそれぞれ「検索窓」「X-plore」「VLC」と入力する事で見つけやすいので入手はかんたんにできました。

↓PCへのファイルダウンロードは以下記事にて解説しています。



PCで作成した「tv-playlist」フォルダを、USBメモリー経由で、チューナーレステレビの内臓ストレージに移動します。

「X-plore」アプリで内容を確認できます。

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このプレイリストをフォルダごと、「内臓ストレージ/Movies」以下にコピーします。

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「Movies/Tv-Playlist/playlist_japan」という形式でフォルダ格納が確認されたら導入成功です。

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プレイリストで地上波・BS放送を観るには、「VLCメディアプレイヤー」を立ち上げ、「プレイリスト」→「plaulist_japan.m3u8」→.「OK」と進みます。

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すると、プレイリストに登録されているチャンネル一覧が表示されますので、リモコンのジョグダイヤル操作で観たいチャンネルを選択→「OK」。

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番組再生が始まるまでタイムラグ(長いと50秒ほど)がかかる事もあります。

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再生が始まれば、一般的なテレビと同じように視聴可能です。

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少し面倒なのが「チャンネル切替」

リモコンのジョグダイヤルを下へ押し、画面下中央に以下の表示が出たら。

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同じ画面右上の「三本線+右▶」アイコンを選択します。

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この操作で画面の中心にチャンネル一覧が表示されますので、チャンネルを選択して別のチャンネルに移動できます。

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ただ、気になったのは、我が家のネット回線が問題なのか、時間帯によって改善されるかは「未検証」ですが、画像がとぎれとぎれになったり、「優先するビデオの解析度」を「利用可能な最高値」にしていても、実感として「HD(720p)」にしかならない点。

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「4Kテレビ」でありながら「1080p」にすらならないのは残念なところ。

もっとも、別の「ネット回線」「Wi-Fiルータ」など環境を変えれば改善できるかも知れません。

(関連記事)

↓WindowsPCで地上波・BS放送をアンテナ不要で視聴する緊急手段



↓iPhone/iPadで地上波・BS放送をアンテナ不要で視聴する緊急手段



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↓Fire TV Stickで地上波・BS放送をアンテナ不要で視聴する緊急手段




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【検証】「AndroidTV」搭載テレビで「Rチャンネル」を視聴する方法-「BrowsHere」アプリ使用


【検証】「AndroidTV」搭載テレビで「Rチャンネル」を視聴する方法-「BrowsHere」アプリ使用

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「Rチャンネル」とは、楽天TVが展開するCSテレビチャンネルのライブ配信サービスになります。



基本的に、スマートフォン・タブレット端末の専用アプリ内で視聴する形式になります。

しかし同じネット配信とは言っても、テレビの大型画面で視聴できるための「AndroidTV」「GoogleTV」「Fire TV Stick」向けには、専用アプリが用意されていません。




「Fire TV Stick」の場合同様、ブラウザアプリ経由で視聴可能です
今回は、Browsehereなるブラウザアプリを使用した、アプリ非対応動画を視聴する方法を紹介します。



Browsehereとは、Android TVGoogle TVウェブサイトを閲覧できるブラウザアプリです。

RチャンネルBrowsehereというアプリを通して視聴する方法は、以下の通りです。

Android TVGoogle TVのホーム画面から、Google Playを開きます。

検索欄に「Browsehere」と入力して、Browsehereアプリを見つけてインストールします。

Browsehereアプリを起動します。

トップページから、検索エンジンを選択します。

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検索欄に「Rチャンネル」と入力して、検索します。

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検索結果の中から、楽天TVの公式サイトを選択します。

サイトにアクセスしたら、ログインしてください。

ログインには楽天会員のIDが必要です。楽天会員でない場合は、新規登録してください。

ログイン後、Rチャンネルの番組表から、視聴したい番組を選択してください。

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番組の詳細ページから、再生ボタンを押して、Rチャンネルライブ配信を視聴できるようになります。

↓「Fire TV Stick」の場合も、Amazon製Silkブラウザ経由で同様の視聴が可能です。



しかしながら「AndroidTV」「GoogleTV」「Fire TV Stick」でのRチャンネル視聴は、登録されている50チャンネルの「LIVE配信」のみとなります。

「見放題」コンテンツ専用アプリが必要になりますが、iPhone、Android端末での視聴に限られてしまうようです。

↓ちなみに以下のチャンネルもスマートフォン・タブレット端末での視聴が前提のようです。



(関連製品)



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【検証】X(旧Twitter)動画を「AndroidTV」「GoogleTV」搭載テレビで視聴する方法-スマートフォンから画面キャストする


【検証】X(旧Twitter)動画を「AndroidTV」「GoogleTV」搭載テレビで視聴する方法-スマートフォンから画面キャストする

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「AndroidTV」OS搭載のテレビでX(旧Twitter)内に投稿された動画を大画面で視聴する方法は以下の記事で紹介した「ブラウザ」経由の方法でも有効です。↓



しかし、以上の手法では、テレビリモコンでの操作になりますので「けっこう面倒」ではあります。



「Googleフォト」内に保存した動画を「chromecast」機能経由で画面ミラーリングすれば操作がかんたんです

そこで個人的に愛用している手法として、スマートフォン端末にX(旧Twitter)動画を保存し、端末側で「Googleフォト」、テレビ側の「Chromecast」機能を組み合わせ、テレビ画面にキャストして利用しています。

この手法であれば、「テレビリモコンの代わりにスマートフォン画面をタップするだけ」の操作なのでストレスなく使用できるので便利です。

なお、この手法は、iPhone,Android端末それぞれ同じアプリが配布されていますので手順は一緒です。

必要なのは、端末にX(旧Twitter)動画をダウンロードする「Twip(ついっぷ)」アプリ、およびテレビにキャストするための「Googleフォト」アプリそれぞれをインストールしている事が前提です。

↓X動画をスマートフォン端末にダウンロード保存する方法



Google フォト
Google フォト
開発元:Google LLC
無料
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以上の環境が整った前提で、スマートフォンとテレビが同じ Wi-Fi ネットワークに接続されていることを確認します。

手順として、まずスマートフォンで Google フォト アプリを開きます。

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キャストする動画を選択し、上部にあるキャスト アイコンをタップします。

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すると、「キャスト先」Android TV や Google TV が表示されますので選択します。

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すると、テレビ側の大画面にキャストして視聴できるようになります。

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以降の「スタート・ストップ・早送り・戻り」などテレビに表示される再生の操作を動画をスマートフォン画面上でタップで行います。.

なお、スマートフォンからキャストする際の画質については、端末内に保存されたままの状態で出力されます。

スマートフォンで再生する前提で、480p以下で保存されているケースが多いと思われますが、より高画質で楽しみたい場合、1080p(フルHD画質)で保存すれば、それなりの画質で再生する事も可能です。

また、テレビ自体が「AndroidTV、GoogleTV」非搭載の機種であっても、外付けの「Chromecast(クロームキャスト)」を導入すれば、同様の操作で対応できるようになるケースもあります(HDMIスロットが空いていれば)

(関連製品)



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【情報共有】チューナーレステレビで採用されているOS「AndroidTV」と「GoogleTV」の違いとは?


【情報共有】チューナーレステレビで採用されているOS「AndroidTV」と「GoogleTV」の違いとは?

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2023年度から、家電量販店店舗でも複数の「チューナーレステレビ」なる製品を見かけるようになりました。

この分野の製品では、テレビのOS(オペレーティングシステム)として「AndroidTV」「GoogleTV」と、2種類のOSが存在しています。

一見「同一OS」のように思われますが、厳密には「別歴史」がある似て非なるOSのようなので、その違いを調べてみました。

2024年現在販売されているテレビに於いては「同一OSのインターフェイスの違い」という位置付けのようです

とは言え、両方ともGoogleが開発しているOSであり、できる事はほぼ一緒ですので、これから購入する際には「あまり気にする必要はない」のかも知れませんが、Panasonic、TVS-REGZA(旧東芝)、Hisenseなどメジャーどころでは「独自OS」を使用してネット動画に対応しており、けっこう「使い勝手に差」がありますので、これらの違いを知っておいて損はないでしょう。

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Android TVGoogle TVは、両方ともGoogleが開発したテレビ用のOS(オペレーティングシステム)です。

【AndroidTV】

Android TVは、かんたんに言うとスマートフォン、タブレット端末で使用しているAndroidOSをベース「テレビ向けにカスタマイズ」されているシステムになります。

あくまで、一部ではありますが、タブレットやスマートフォンで採用されている、あらゆる種類のアプリを実行できる事が特徴とされています。

また、Android TVは、デバイスメーカーがそれを実行するデバイスを作成するためのオープンプラットフォームなので、ニーズに最適なものをメーカー側で追加できるようになっているシステムです。

店頭で見かける製品としてしては、日本のメーカー「ORION」製チューナーレステレビなどに搭載されています。


【GoogleTV】

一方、Google TVは、同じGoogle製品でも、PC向け「ChromeOS」、スマートテレビデバイス「Chromecast」をベースに構築されたインターフェースで、本来別売りである「Chromecast」機能が内蔵されており、スマートフォン、タブレット端末、PCとも同期して「直接テレビ画面にミラーリング」できるようになっています。

「TCL」「GreenHouse」など「格安メーカー」の2023年からの機種もGoogleTVを採用。

また、SONY、SHARPでもGoogle TVを採用し始めています。




もっとも、AndroidTV搭載のテレビでも「Chromecastビルトイン(機能が内蔵)の製品が増えていますので、今後この「差」は関係なくなるのかも知れません。

以上の情報を踏まえると、Android TVは、スマートフォンやタブレットとの親和性が高く、オープンソースであるため、制限なしに任意のアプリやゲームを使用できる

Google TVは、より統一されたインターフェースを提供し、コンテンツの検索と発見に特化しています。

どちらのテレビが適しているかは、個人の好みによって異なるでしょう。


(参考書籍)







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